ブログ

おすすめ!新英検に対応「英検準1級ワークブック」改訂版

こんにちは!

武田塾豊洲校です。今年5月の英検よりリニューアルになった英検がスタートします。

4月から高校2年生、高校3年生になる人で、この英検受験を考えている人も多いのではないでしょうか。

ただ過去問をやればよいのか、それとも新英検に向けた特別な対策が必要なのか、悩んでいる受験生もいると思います。

そこで今回はそんな受験生のために、1月29日に発売された「英検準1級ワークブック」改訂版を紹介します。

 

英検テキスト

 

「新英検」準1級の変更点

英語検定協会が発表した英検準1級の主な変更点は以下のとおりです。

・リーディング41問→31問

・空所補充25問→18問

・長文読解 10問→7問

・英作文要約問題追加

・スピーキングの質問の前に話題導入文が追加

・内容・構成・語彙・文法の4つ 各0-4点:16点満点

 

この変更の中で受験生が最も頭を悩ませるのは英作文の要約問題追加ではないでしょうか。

英作文の要約は学校の授業でもあまり取り扱わない分野ですので、どのように勉強をしたらよいかわからない人が多いと思います。このワークブックでは丁寧に要約方法を解説してくれています。

「英検準1級ワークブック」改訂ポイントは

①要約問題対策の追加

一番の改訂ポイントはライティングの新形式に対応した要約問題対策が入っていることです。

新形式は、テーマ1が意見論述、テーマ2が要約問題になります。

この参考書ではサンプル問題やオリジナル問題もあり、要約問題の解き方が詳しく解説されてあります。この本で丁寧に解説を読んで、取り組んでみてください。

要約で大切なことはポイントを見つけ、その部分を別の英語に言い換えられるかが大切です。

この参考書に言い換えのヒントが載っています。

少しだけお伝えすると、それぞれの段落に必ずポイントがあるので、そのポイントがどういう風に論理的に繋がっていて、それをどうやって自分の言葉に言い換えるのかというのを解説しています。

こういった着眼点は、過去問を解いているだけでは身につかないので、この本でじっくり勉強してほしいと思います。

②各分野のエキスパートによるパワーアップしたアドバイス

 他にアップデートしたポイントはスピーキング、リーディング、リスニングそれぞれのエキスパートによるアドバイスがさらにパワーアップしたことです。

スピーキング

1. スピーキングは、武田塾English Director、武田塾英語課課長、武田塾豊洲校のオーナーでもある森田鉄也先生が執筆しました。

森田先生

二次試験のスピーキングの面接に関して、「こうやったらアイデアを出せる」「こうやったら3文話せる」という森田先生のアドバイスを新たに追加しました。

森田先生は実際にいろいろなところで模擬面接をされたので、その際に「なるほど、こうやって答えればもっと長く話せるのか」「こうやってやれば考える時間を稼げるんだ」と発見したことをこの本に加えました。

スピーキングで実際に受験生が困っている内容に基づいて、点数の稼ぎ方や考え方が盛り込まれています。

1つ例を挙げるとif節を使えば英文は間違えやすくなるけれど、「もしこうだったら~」と言っている間に、次に言うことを考えて時間稼ぎができることなどです。

リーディング

リーディングは武田塾豊洲校の増田校舎長が執筆しています。

増田さん1

増田校舎長は日々いろいろな生徒から話を聞いたり、フィードバックをもらったりしたことなどを基にリーディングに関する有益なアドバイスを行っています。

リスニング

リスニングは、最難関のPart2の対策を東進ハイスクール・東進衛星予備校講師の武藤一也先生が執筆しています。

このように各受験生がつまずきそうなポイントを取り上げ、各パートのプロが結集して書き上げたワークブックですので、使ってみる価値は十分あります。

「英検準1級ワークブック」を使うベストなタイミングは

では、このワークブックはどのタイミングで使うのがベストでしょうか。おすすめとしては英検対策の初めの一冊として使ってほしいと思っています。

その理由はこのワークブックは過去問を解くだけではなかなか見えてこない各4技能のポイントがわかるようになっているからです。

まずはこの本でじっくりと解き方や考え方を身に着けてから、過去問演習に入った方が、効率よく勉強できます。

武田塾のルートを勉強している人だったら、日大レベルを突破していたら、あとはこのワークブックと過去問で対策していくやり方をおすすめします。

「英検準1級ワークブック」のやり方は

まずは、ライティングから初めてください。今回追加になった英作文の要約問題を徹底的にやり込みましょう。

英検の二次試験を受けない人はスピーキングのパートは飛ばして大丈夫です。

その他の3パートに関しては、それぞれのパートの点数配分は同じなので、問題数の少ないものからやっていくと良いと思います。

順番でいうとライティング→リスニング→リーディングの順に勉強していくことが最も効率の良いやり方です。

「英検2級ワークブック」「英検準2級ワークブック」改訂版の発売は

「英検2級ワークブック」改訂版、「英検準2級ワークブック」改訂版、ともに2月に発売予定です。

英検2級英検準2級

英検2級は要約問題が追加、英検準2級はEメールの返事を書く問題が追加されています。

英検準1級と同じようにリニューアルによる変更にしっかり対応できるようにした仕上がりになっています。

2級、準2級受験を考えている方は、もう少々お待ちください。

まとめ

今回は「英検準1級ワークブック」改訂版について、紹介してきました。

まずは新形式の要約問題対策を行いましょう。過去問を始める前の一冊として使いましょう。

英検が新形式に変わり、不安を感じる人もいると思いますが、英検を知り尽くした森田先生が一押している参考書ですので、まずはこの参考書を完璧にしてみましょう。

また、この参考書の執筆には豊洲校のオーナーの森田鉄也先生、豊洲校の増田校舎長という2人の英語試験のエクスパートが関わっていますので、ぜひ英検対策、英語受験対策で相談がある方は武田塾豊洲校にいらしてください。

森田先生が「武田塾チャンネルYouTube」でこの参考書について話していますので、ぜひ併せてご覧になってください。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる