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【勉強効率を上げよう!】おすすめしない勉強法9選

こんにちは、武田塾豊川校です。

今回は、「おすすめしない勉強法」を9つご紹介します。
理由もあわせてお伝えしますので、自分の勉強方法を見直して、新年度に備えましょう!

 

 

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書いて覚える

小中学校では、漢字ドリルなど「書いて覚える」宿題が出ることが多かったと思います。なんとなくそのまま、「何でも書いて覚える」ことが習慣になっていませんか?

武田塾では、英単語を1日100語覚えるペースで勉強を進めていきます。1日100語を覚えるのに200、300と書いていたら疲れてしまいますし、書くことに夢中になって「覚える」ことがおろそかになってしまうことも考えられます。

暗記にはアウトプットが必要です。やみくもに何度も書くのではなく、声に出す、覚えたかどうか自分でテストするなど、工夫して勉強しましょう。

 

 

 

ノートに綺麗にまとめて覚える

「参考書の内容を自分で綺麗にまとめてみたけど、見比べるとほとんど同じことを書いていた......。」ということはありませんか?
参考書は、出版社の方が見やすいレイアウト、見やすい色でまとめてくれています。いわば、プロが作ったまとめノートです。十分見やすくわかりやすいので、自分でまとめノートを作る必要はありません。

ただし、場合によってはまとめノートを作ることが有効になります。
自分がどうしても覚えられない弱点をまとめ直してみると、理解が深まったり覚えやすくなったりすることがあります。
まとめノートを作るなら、「弱点をピンポイントで」にとどめておきましょう。

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マーカーを引きすぎる

参考書などにマーカーを引いて、勉強したつもりになっていませんか?
参考書に書いてあるのは重要なことばかりなので、気を付けないと、全てにマーカーが引かれた参考書ができてしまいます。

武田塾豊川校では、自分が特に気を付けたいところなど、マーカーを引く場所を厳選するように伝えています。どこが重要か、どこが自分に足りていないか考えることは、勉強になるからです。

よく考えながら、マーカーとうまく付き合っていきましょう!

 

音楽を聴きながら勉強する

音楽そのものは悪くありませんが、勉強の妨げにならないように気を付けましょう。
歌詞に聞き入ってしまったり、別のことを考え始めてしまったりしては、勉強の効率が下がってしまいます。

勉強開始時にのみ聴いてテンションを上げたり、歌詞のない音楽を選んだりするとよいでしょう。

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講義系参考書を読んだだけで終わる

教科書の内容をよりわかりやすく解説した「講義系参考書」は、武田塾でもおすすめして使ってもらっています。勉強の助けになってくれますが、使い方に注意しましょう。

講義系参考書を「読んだだけ」では、知識は定着しません。その日のうちにテストをしても、思い出せないことがたくさん出てくるでしょう。

そこで必要になるのが、アウトプットです。記憶はアウトプットで定着します。
問題を見て答えを思い出す、思い出せなくても、解答解説を見て「そうだった!」と納得する、この作業が大切です。

「今日は1日この参考書を読み切って、全体の流れを理解しよう!」という勉強もアリですが、アウトプットを組み合わせると、より効果が期待できます。

 

睡眠時間を削って勉強する

「とにかく頑張らなきゃ!」と、睡眠時間を削って勉強していませんか?

確かに、睡眠時間を削れば勉強時間を増やすことができますが、そうして増やした勉強時間で集中できているでしょうか。
睡眠不足で勉強中に居眠りしてしまったり、ぼーっとしてしまったりするより、時間をとってよく寝て、集中して勉強した方が効率的です。

何より、からだとこころの健康のために、睡眠時間はしっかりと確保しましょう。

 

わからない問題を考え続ける

わからない問題にどのくらい時間をかけるべきかは、勉強の段階によって違います。

特に高1、高2の方で、基礎の勉強をしているなら、考えるより覚えることに時間を使いましょう。
覚えていない公式を導き出すのはほぼ無理ですし、わからない英単語を1分、2分とにらんでも、思い出せないことの方が多いでしょう。そもそも、1単語に1分もかけていたら、長文は読み終わりません。

基礎の勉強は、覚えることが重要な段階です。わからなければすぐに解答を見て、覚えることに力を入れましょう。
反対に、入試問題には思考力が必要なので、その段階では考える時間も大切になってきます。

補足:学校の英語長文の進度に追い付いていない場合
宿題などで、自分の知っている単語や文法では読めない英文にぶつかることがあると思います。わからない単語や文法をいちいち調べていると時間がかかりすぎてしまい、宿題を終えるのが大変です。
そうした時は解答解説を見て終わらせてしまい、今自分が取り組んでいる範囲の単語の暗記や文法の理解に時間を使えば、結果的に早く長文が読めるようになると考えることもできます。

 

過去問を見ないで後回しにする

もちろん、最初から志望校の過去問が解けるということはほぼないと思います。
しかし、ある程度(武田塾では日大の段階突破がクリアできたレベル)まで勉強が進んだら、一度志望校の過去問を見てみることをおすすめします。

この段階では、解けるかどうか確認するためではなく、どんな問題が出題されているのか知るために過去問を見てみましょう。
「これから自分はこんな問題を解けるようにしなければならないんだ」と知っておくことで、普段の勉強中にも意識することができ、勉強の効率が上がります。

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答えだけを丸暗記する

受験にとって暗記は欠かせないものです。しかし、理解を伴わなければ使えない知識も多くあります。

入試に向けて必要なのは、自分の知識を使って「初見の問題」が解けるようになることです。
問題と答えだけを丸暗記していると、初見の問題に対応できなくなってしまいます。ただ暗記するのではなく、理由付きで、解き方まで含めて覚えましょう。

どんな問題でも、なぜその答えになるのか理解して説明できる状態が理想的ですね。

 

まとめ

今回の記事では、「おすすめしない勉強法」を9つご紹介しました。

受験勉強は時間との戦いでもあります。入試というタイムリミットに向けて、効率よく勉強することが大切です。
今回ご紹介した勉強法をおすすめできないのは、どれも効率的でないからです。

自分の普段の勉強を見直してみて、効率を下げるようなことをしていたら、今日から改善していきましょう!

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