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【受験生なら知っておきたい】第一志望校合格に向けた併願校の選び方

こんにちは!武田塾豊川校です。

夏休みが終わり、志望校合格ばかり考えていた人は併願校について考えだす時期ではないでしょうか。

今回は武田塾豊川校校舎長である石井の考える「併願校の選び方」をお伝えします。

 

 

受験校選定の基本ポイント

まず、一番はじめにお伝えしておくべきことがあります。

受験校選定に正解はありません!!

強いて言えば、自分の一番行きたい大学に行けた場合が正解です。結果が全てです。

今日お伝えするのは、選ぶときに気にして欲しいことをご紹介しますので、自分の性格や考えにあった計画を立ててください!

 

レベル別に3~5校程度選ぶ

チャレンジ校(自分の成績が伸び続けてギリギリ届きそうな大学)1校。

実力相応校(このまま勉強すれば問題なく合格できそうな大学)1~2校。

安全校(多少実力が発揮できなくても受かりそうな大学)1~2校。

 

『絶対に行きたい大学があるので、そこしか受けません。』という方もいるかとは思いますが、リスクを考えると3~5校選んでおくことで、かなりの確率で1校以上合格できると思います。

 

浪人を考えておらず、現役合格にこだわる受験生は参考にしてください。

この時、実力相応校や安全校を偏差値だけで決めることは大変危険です。

必ず、過去問を解いたうえで計画をしてください。偏差値が低くても問題が難しい大学はたくさんあります。過去問の点数がブレているうちは最高得点で判断することも危険です。

 

傾向や対策がかぶるようにする

できることならば、第一志望校に行きたい。当然ですよね。

しかし、併願校の対策を全くしていかないこともリスクが大きすぎます。

志望校にない科目を対策する必要がある場合、おすすめはできません。

モチベーションにも関わりますので、一番行きたい学校以外の対策は最低限にしたいです。

そう考えると志望校の対策が活かせる大学を選ぶ必要があります。

また、英作文が必要、古文・漢文の出題があるかなど問題傾向も考慮する必要があります。

 

受験日程で無理のないスケジュールを立てる

私立志望であれば、5校以上でも日程によっては可能かと思います。

しかし、受験日程をつめすぎてしまい本来の力が発揮されなくてはもったいないと思います。

武田塾チャンネルの川野先生は連続で5校までいける!!と話していますが、私は連続はお勧めできません。頑張っても3日ぐらいが限界ではないかと考えます。

これは、私の経験的に集中が続かないと思うからです。みなさんは模試を何日連続で受けることができますか?

普段から集中力が継続しやすい方であればいいですが、難しいのであればスケジュールはゆとりがあった方が合格率が高まると思います。

特に地方から受験に向かう人は家に帰らずホテルで生活することも考えられます。家に帰れないストレスが大きく感じる人は休みを挟み受験する方をお勧めいたします。

 

併願校の前に志望校は決定できている?

志望校がはっきり決まっていれば、その大学の偏差値や受験科目、スケジュールを考えて併願校を決めることができます。

しかし、志望校を決めてはいるものの判定が悪くランクを下げようか迷っている方、ご家族と十分に相談できていなく決められていない方はいらっしゃいませんか?

それでは、併願校をきめることができるはずもありません。

自分の行きたい大学が決まっていない方は、まず第一志望校を決める必要があります。

 

やりたいことがある人の志望校の決め方

将来就きたい仕事や、大学で行いたい研究など目的が決まっている人は、それが達成できる大学を探すことで大学を絞ることができます。

勉強以外にも、この街に住みたい。この先生の授業を受けたい。

やりたいことがある大学、ワクワクする大学を選ぶことで、辛い受験勉強を走り抜けて欲しいと思います。

 

やりたいことがまだ見つかっていない人の志望校の決め方

高校生で、やりたいことがはっきり決まっている方の方が少ないと思います。

まだ、アルバイトなどの経験もなく社会がどのようなものかなんてわかるはずもありません。

決めたとしても、変わる方が自然だと思います。

やりたいことを無理に決めることは厳しいですから『行きたい大学』で選ぶ方がいいのではないかと思います。

ご家族と相談できていない方

受験勉強をするにおいて、ご家族に応援していただいているかは大きく関わります。

保護者の方々は、受験生の姿をみています。一生懸命の姿を見せれば応援したくなるし、そうでなければ不安になります。

学校や塾で頑張っていたとしても、家でダラダラしている姿ばかり見せていては応援されなくなってしまいます。

よく大学受験は投資にたとえられます。確かに良く大学で、その後の人生は大きく変わります。

高校生は金銭面はどうにもできません。ご家族の協力なくしては大学受験の費用を支払うのも難しいでしょう。

では、自分が親だとしたらどのように頑張っている人に投資したくなるでしょうか。

努力を見える、考えを説明してくれる人に投資したいと思いませんか?

しっかりと志望校への思いを説明し、具体的な取り組みを伝えてください。

そして、家族一丸となって受験に取り組んで欲しいと強く思います。

 

志望校のレベルを下げようか迷っている方

なかなか成績が上がらずに志望校を下げようか悩んでいる生徒さんもいると思います。

はっきり言います。志望校のレベルを下げてはいけません。

詳しく言うと、成績だけを考えて下げることはお勧めしません。

自分の本当に行きたい大学が見つかっている人は、大学受験という辛い戦いに疲れてしまい、志望校のレベルを下げたくなる気持ちは分かります。

しかし、ここで諦めて志望校のレベルを落としても手に入れることができるのは、数日の間の余裕と逃げグセだけです。

受験勉強で得られるものは学問の知識だけではないと考えています。一番大きいことは、しんどい時に頑張ることができた経験です。

自分の目標のため努力した経験は、今後自分の大きな自信になります。たとえ志望校に合格できなかったとしても、その経験こそがなにより大切なのです。

今回、併願校の決め方をお伝えしているのは第一志望校合格に集中するためです。もし落ちてしまったらと不安を抱え勉強に集中して取り組めないことは一刻も早く改善したいです。

そのために併願校をしっかりと早い時期に考え、目の前のやるべきことに集中して欲しいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

併願校選びは、早い時期から考え余裕ある戦略を練って欲しいと思います。

一人で考えると難しいですので、学校の先生や保護者の方に相談しながら決めていただければと思います。

また、武田塾の無料受験相談にご参加いただければ、併願校決めをしっかりとサポートさせていただきますので、お気軽にお申し込みください。

皆さんとお会いできることを楽しみにしております!

 

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