こんにちは、武田塾豊川校です。
突然ですが数学は苦手ですか？
数学をやっていて、「いくら数学をやってもできるようにならない・・・」、「悩んでいるだけでたくさん時間を使ってしまった・・・」
そんな経験ありませんか？
僕も受験生のときは数学ができるようになる気がしませんでしたし、分からない問題があったとき、考えるだけで時間を取られてしまっていました。
というわけでそんな問題を解決するべく、今回は数学の勉強の2ステップと誰しもが悩む分からない問題への対処法について話します！
１．数学の勉強の2ステップ
数学の勉強で大事なことはできる人と同じやり方ができるようになることです！
数学ができる人は問題文を見ただけで、どんな解法を使って解けばいいのかが分かります。
実は数学の勉強には、できる人が無意識のうちにやっているような２つのステップがあります。
１．解答が記述で完全に再現できる。
自分がやった問題集にある問題や類題なら解くことができるということです。
この段階はできる人もいると思いますし、みなさんもやってみようとすることだと思います。
しかし、この段階では模試や入試問題などの初見の問題に対応することができません。
じゃあどうしたらいいのか。それが次の段階です！
２．問題文を読み条件整理、そして解答が思いつくようにする。
数学が苦手な人にはこの段階が抜けていることが多いです。
難しいと思うかもしれませんが、この段階は解法のパターンやポイントを覚えれば意外とできるようになるところです！
公式の理解ができていなくても
「○○っていう条件があるから△△の定理を使うのかな？」
このような感じで問題文を見て条件を整理して、試行錯誤していく。普段からやってみて思いつく能力を鍛えましょう。
この２つをまとめると、まず同じ問題が解ける状態に持っていった後に問題文を読む能力を鍛えて自分で式が作れるようにする。
いきなりはできないことだと思うので、まずは解法は思いつくけど途中から分からない、そんな状態を目指しましょう！
２．分からない問題があったら
じゃあ分からない問題があったらどうすればいいのか。
悩んでも分からない問題は分からないままなので時間がもったいないです。
悩んだらすぐに解答を確認してしまいましょう！
え・・・？解答を見ていいの・・・？
そう思うかもしれませんが、解法を身につけられていない状態ではいくらやってもできるようにはなりません。
分からない問題はすぐに解答を確認することで１問１問に時間を取られすぎる心配も減ります！
解答を見ても分からない場合はしっかりと解答、解説を読んで理解に努めましょう！
解答を見て分かった場合は自分の解答と照らし合わせてみましょう。
３．自分の解答と照らし合わせる
解答を見て分かった場合は以下のような方法をやってみましょう。
・解けている箇所を順番に見ていき、分からない箇所で止める。
・分からない箇所に自分の知っている解法や定理を当てはめて解けることが分かれば解答を閉じて続きを解いてみる。
自転車を練習する時に最初は補助輪をつけたりするのと同じで、解法の知識だけを手に入れた状態で考えることで、自力で解いた体験ができます！
４．ダメなパターン
・赤ペンを使って自分のノートにただ解答を写しただけにしてしまい、後から見直しても何をやっているのか理解できない。
⇒解法のポイント、どこまで分かったかをメモして残しておきましょう。そうすることで復習しやすくなります！
・解答、解説を見ても分からない問題をそのままにしてしまう。
⇒学校や塾の先生、友達に聞いていち早く理解しましょう！自分が使っている１つ前のレベルの参考書でその分野を確認することもおすすめです！
復習までしっかりして「できる」状態まで頑張りましょう！
５．筆者の体験談
僕が現役生のときは数学が苦手でした。模試でもあまり良い成績を取ることができなくて、数学が嫌いでした。
浪人生のときにこの勉強法に近いことをやっていました。そのおかげで数学への苦手意識はなくなり、模試の成績も良くなって、入試でも得点源になる教科になりました。
ひたすらに問題を解いていって、分からない問題はすぐに解説を見て理解する。
そうやってたくさんの問題を解いて、解法を身につけていくことで問題文を見てできる問題を増やしていくことができました！
６．まとめ
どうでしたか？
数学の苦手を少しでも克服できそうな気がしてきませんでしたか？
苦手な教科でも諦めずに取り組むことがとても大切です！
今回の勉強法は数学に限らず他の教科（特に理系）でも使えるものだと思うのでぜひ使ってみてください！
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