ブログ

お湯が水より早く凍る!?

こんにちは、武田塾豊川校です。

このタイトルを見て「何言ってるんだ?」「ありえない」と考える人が大半ではないでしょうか。

僕もその一人でした。この現象を知ったきっかけは、英語長文に出てきたことです。

今回はこんなわけのわからない現象を紹介していきます。

ブログ用写真 (2)

目次

  1. お湯が水より早く凍るムペンバ効果
  2. ムベンバ効果の歴史
  3. 原因は温度のむら!?
  4. 日常生活の疑問からモチベーションUP!

 

お湯が水より早く凍るムペンバ効果

ムペンバ効果とは、簡単に言うと「お湯が冷たい水よりも早く凍る」現象のことを言います。

専門的に言うと、「特定の状況下では高温の水の方が低温の水よりも短時間で凍ることがあるという現象」です。

必ず短時間で凍るわけではないとされています。

 

ムベンバ効果の歴史

1963年

当時タンザニアの中学生であったエラスト・B・ムペンバが、

この現象を発見し学校で発表しました。

2020年8月5日

長年この謎の現象は解明されずにいましたが、

この年、科学誌「Nature」で発表されたサイモンフレイザー大学の物理学者の研究論文により、

ムペンバ効果の条件の一部が解明されました。

 

原因は温度のむら!?

実際にムペンバ効果を再現することにして、原因の解明をしようと考えたそうです。

具体的に、小さなビーズを水分子に見立てて、ビーズを熱し、水で冷却することでビーズ内部のエネルギーが減少していく過程を観察しました。

結果、ビーズでもムペンバ効果があらわれることがわかったのです。

すなわち、高温に熱したビーズの方が低温で熱したビーズよりも早く冷却水で冷めることが確認できました。

さらに特定の条件下(ビーズ内部の温度のむらが最適の時)ではもっと強いムペンバ効果が確認できます。

例えば、ある低温のビーズは冷却に10秒かかるのにある高温のビーズは1秒しかからないということです。

ここでまとめると、「熱い物体が冷却されるとまず初めに、ぬるくならなければいけない」(お湯→ぬるま湯→水→氷)といった固定概念が、

「温度にむらがある冷却」では必ずしもそうなるとは限らないということです。

名称未設定のデザイン (5)

 

日常生活の疑問からモチベーションUP!

今回紹介したムペンバ効果はどうでしたか?

もっと詳しいことが知りたい、自分で研究してみたいと思いませんでしたか?

この好奇心がとっても重要です。

もしもそのように思えたなら大学で研究してみてはいかがでしょうか?

受験勉強に専念することも大事ですが、日常生活で疑問に思ったことを大学で研究できれば、大学生活も充実したものになります!

大学でどんなことを研究するかを考えてみるのも受験勉強の息抜きになり、モチベーションUPにつながりますよ!

 

関連動画

 

無料で武田塾の勉強法を学べる!

武田塾では『無料受験相談』を実施しております。

  • 志望校に逆転合格する勉強法
  • あなたにぴったりの参考書紹介
  • 武田塾の詳細や料金説明など

お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。

無料受験相談

偏差値30台・E判定から志望校に逆転合格

愛知県豊川市豊川栄町31番地
TEL:0533-95-7996

豊川市の個別指導塾・予備校なら武田塾豊川校

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる