こんにちは!武田塾豊橋校講師の山下です。
巷で話題の「構文」や「解釈」という言葉。聞いたことのある方もいると思います。
”英語長文 勉強法”などで検索すると「長文苦手なら構文を勉強しよう!」「長文を読めるようになるには解釈をやろう!」というようなweb記事が上位に上がって来ますよね。
ですが、「そもそも英語構文・英文解釈って何?」「どう違うの?」 という方も多いのではないでしょうか。
今回は構文と解釈について、そしてその違いをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
構文とは
英語構文とはズバリ1つの文を作るためのルールです。
例えば、形式主語構文や、仮定法構文などは、それぞれ「It is ~to do.」「If 主語 過去形, 主語 would 動詞の原型.」とすでに形が決められていますよね。
また、基本5文型(いわゆる全ての英文は基本的にSV,SVC,SVO,SVOO,SVOCの5つに分けられるというやつ。後で解説。)も1つの文の形を決めてくれる構文の役割があります。
英語構文は1つの文がどのように作られているかを決めるルールのことをさしています。
解釈とは
一方、英文解釈とは本来は「英文を理解すること」という意味があります。
意外と簡単だなって思いませんでしたか?
解釈と聞くとなんだか難しいと思う方も多いと思いますが、英語解釈は「英語を正しく理解する」という言葉をかっこよくいっただけです。。
なら最初からそう言ってくれと思いますよね。
では、なぜ「英文解釈」という分かりづらい言葉がはやっているのでしょうか?
実はそこに少しヒミツがあるのです。
先ほど、「本来は」そのような意味があると言いました。
ですが、現在では英文解釈というと違う意味を指している場合が多いです。
それはズバリS、V、O、Cを英文に振る練習をして英語を正しく理解できるようにすることです。
いつ誰がこの意味で解釈という言葉を使い始めたかは分かりません。
しかし、英語講師の間では英文解釈というとこちらの意味で使われています。
現在では英文解釈というと上の特別な意味で使われることが多いので、この言葉がはやっていると思われます。
こちらの意味の中で、最初に紹介した意味から付け加えられた部分がありますよね。
「S、V、O、Cを英文に振る練習をして」の部分です。
つまり、英語講師やウェブサイトで解釈についての記事を書いている方々はS、V、O、Cを振ることを重要視しているということです。
そこで当然次の疑問として「S、V、O、Cって何?」というのが挙がると思います。
S、V、O、Cとは
S、V、O、Cとはいわゆる英語の基本5文型を作っている要素のことです。
全ての英文は基本的に基本5文型に分けることができます。
今は覚えなくてよいですが、基本5文型はSV,SVC,SVO,SVOO,SVOCの5つです。(Sは主語、Vは述語、Oは目的語、Cは補語といいます。)
では皆さんに質問です。
ある一題の英語長文があるとします。
皆さんは英語長文の中の全ての英文を基本5文型に分けることができますか?
全ての英文にS、V、O、Cを振っていかなければならないので慣れていないと難しいと思います。
しかし英文解釈を勉強するにはS、V、O、Cを英文に振る作業がとうしても必要なんです。
では英文解釈を勉強する意味はあるのでしょうか?
私は是非やったほうがいいと思っています。
そこにはしっかりとした理由があります。
それは、それらを全ての英文に振ることができるようになると英文の読解力が著しくupするからです。
具体的にいうと正確に読む力と読むスピードが劇的に上がります。
だからウェブサイトで解釈をやろうという記事がよく上げられているんです。
ちなみに、一番最初に基本5文型が構文の仲間だと説明しましたが、英文解釈は「英文を基本5文型に分けていく練習をすることで英文を正しく理解できるようにすること」ともいえることから別名構文解釈といわれることもあります。
正直、名前はどっちでもいいです。。
具体的な英文解釈の勉強法はこちらの記事に載せていますので、もしよければチェックしてみてください。
結局その違いは?
最後に、英語構文と英文解釈の違いをまとめておきましょう。
英語構文とは1つの文を作るためのルールでした。
一方、英文解釈は元々は英文を理解することですが、現在ではもう少し具体的にS、V、O、Cを英文に振る練習をして英語を正しく理解できるようにすることでした。
2つは全然意味が違いますよね。
英文を正確にすばやく読めるようにするには英語構文を知っているだけでは不十分です。
英文解釈の練習をすることで、英文の構造をしっかり理解しながら読み進めていく必要があります。
解釈の勉強法について:【大学受験】英語長文をスラスラ読むためのおすすめ勉強法
解釈の練習を積んでいれば、高い精読力とスピードをupさせることができ、英語を得意科目にすることができます。
解釈の勉強は継続が大切です。
半年やり続けてようやく成果が表れるようなものなので、諦めずにやり続けてください。
また、私は武田塾で働いていますが武田塾では英文解釈の勉強を推進していて、塾生の方に具体的なやり方をお教えしています。
豊富な受験経験・知識をもった講師陣が”全教科得点up”を目指して日々全力で塾生のサポートをしています。
選りすぐりの講師陣による徹底的な個別支援を行っているので気軽にご相談いただけると嬉しいです。
では合格を祈っています!!!
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