こんにちは。
栃木市境町4-11 大島ビル3階 武田塾栃木校です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
今回は参考書を何周もして答えを覚えてしまったときの対処法についてお話ししていきます。
参考書を繰り返すうちに答えを覚えてしまう
受検勉強に一生懸命励んでいる人がよく陥ってしまう問題です。
「答えを覚えることは悪いんじゃないか」と考える受験生もいるかと思いますが、
むしろ答えを覚えてしまうまで何周も頑張ってきた証なのでそこまで頑張れた自分自身を褒めてあげてください。
ただ、参考書に載っている問題の解答番号を覚えただけでは入試本番で全く役に立たない知識になります。
出来た気になってしまうというのが一番の落とし穴になります。
だから答えを覚えてしまったの先にまで目を向けなければなりません。
答えを覚えること自体は悪くありません。
悪いのはその先まで学習の質を高めることができていない、
つまり解答へのプロセスを証明できないことです。
答えを覚えてしまった場合の誤った対処法
誤った対処法は答えを覚えてしまった参考書と似た参考書を買って、解くことです。
例えば、英文法の参考書「Next Stage」を一通り終え、覚えた知識を確認するために「Vintage」を買うというようなやり方です。
追加で問題集が必要になる場合は、今までの参考書学習のやり方に問題があると思います。
確認する際はまず一段階上の参考書で確認するようにしましょう。
そこでつまずいてしまった時の対処法として今までのやり方はただ答えを覚えてしまっていただけではないのかと振り返っていきましょう。
ですが上のレベルの参考書・過去問を解くことが難しかった場合は今までの参考書の使い方に問題があることが多いです。
そのため今まで使ってきた参考書の使い方を見直す方が効果的です。
答えを覚えてしまった場合の正しい対処法3選
正しい対処法は大きく分けて3つに分けられます。
それを3つ同時にマスターするのではなく、1つ目から順番にステップアップしていくとより効率よく対処できるはずです。
1つ目
まず1つ目は、今使っている参考書に載っている問題を説明できるようにすることです。
覚えてしまった解答番号を答えるだけなら何度もやっていれば誰でもできてしまいます。
それは文法を固めようとして、繰り返し文法問題を解く人に起こりがちです。
しかし、それはその参考書の中だけでしか使えない知識です。
本当に必要なのは、解答の根拠を説明できることです。
「~~が~~だからこの答えは~~になる」
このように説明ができれば入試でも使える知識として頭に定着しています。
これを自分より英語が苦手な人にも伝わる説明になっているのかも意識しましょう。
自分の説明は自分自身なので分かると思いますが、他人に伝わるかという視点で説明できるかを確認することで、根本的な質が変わってきます。
客観的視点を持つことで、しっかりと身についているかということが分かります。
人に説明できて、その人がその内容を理解できるほどの説明ができるなら、その問題を間違えることは考えられないですよね。
2つ目
次に2つ目はなぜ間違いなのかを説明出来るようにすることです。
これは答えを覚えてしまっただけでは、どうあがいても出来るようにはなりません。
なので、他の選択肢がなぜ間違いなのかが説明できるようになれば、その問題は理解を深められたということになります。
これは先ほど述べた項目の逆の発想とも言えますが、なぜこれが正解なのか説明する時と同時になぜこれは間違いになるのかということを説明することが重要です。
そうすることで、実際の試験問題が来て複数の選択肢があったとしても、消去法で解くことも可能になります。
一回の問題で複数の単元の問題を解くことにもなり、効率度もアップするはずです。
選択肢を裁く技術を上げることで、文法問題を容易に説くことが出来るようになります。
日々の勉強から、入試本番で対応できるような勉強の取り組み方を心掛けていきましょう。
3つ目
そして3つ目が、初見問題に挑んでみて解けるかを確認することです。
今使っている参考書の中でしか使えない知識かどうか判別するためには、過去問などの初見問題に挑戦しましょう。
初見問題で解けるようになっていれば知識になっていると言えます。
特に参考書1冊を完璧にできていなくても一旦過去問を解いて見るのも1つの手段だと思います。
解いてみて解けなかったら身についていないということになります。
第一志望の問題でなくても、今やっている参考書レベルの大学の問題を解いてみたり、共通テスト・センター試験の問題を解いてみるでもいいので、やり方に問題があるのか実力が足りないのかを測りましょう。
最後に
今回は受験生がよく陥ってしまう問題について話しました。
しっかりと正しい勉強法で勉強することが志望校合格の近道です。
志望校を決めて、受験勉強に取り組んでいきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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