こんにちは。
武田塾栃木校の校舎長の小林です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
栃木市で緊急事態宣言の一応の解除に伴い栃木県の公立高校も学年・クラスごとの分散登校が開始されます。
まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに勉強していかなければなりませんよね。
ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。
そこで今回は以前受験相談で質問があった数学の中でもベクトルの勉強の方法についてお話ししていきます。
平面ベクトルを理解しよう
ベクトルは、第一に基本概念を押さえることが重要です。
まずは平面ベクトルについては、ベクトルの成分表示・計算方法・内積・一次独立・ベクトル方程式を正しく理解できているか実際に問題を解くなどして確認しましょう。
次に、空間ベクトルについての基本問題が解けるかどうか、教科書の例題や練習問題を解いてみてください。
図を書いたりイメージ出来る様にしよう
ただ平面ベクトルをx,yの二次元から x,y,zの三次元になるというようにの次元を一つ上げただけとして捉えるのではなく、
図を描いてイメージしながら考えるようにしましょう。
空間ベクトルは平面ベクトルに1つ成分を増やしただけで、基本的な計算方法や式の形は平面ベクトルのそれと同じですが、式の表わす状態を正確にイメージできなければ答えられないところが難しいところです。
ですから、まずは基本的な問題を確実に解けるように、問題演習を繰り返し行ってください。
断面図を描いて2次元で考えてみよう
空間ベクトルの問題を解く上でぜひおすすめしたいのが、断面図を描くことです。
奥行きをつけた図も、問題文に示された状態を把握するのにはよいのですが、空間図形はなかなかイメージがつかめないものです。
3次元で考えるとわからないものも、2次元つまり平面に次元を下げることで、平面ベクトルと同様に考えることができます。
ある面で切断した図を描いて考えてみてください。
ちなみに、xy,yz,zx 面で切断することは、それぞれ x,y,z 成分を固定することに当たります。
ベクトルは他の分野に比べると捉えにくいところがあります。
基本問題をひととおり解いて基礎を十分に固めてから、少し難しい問題に取り組むとよいでしょう。
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