受験相談の声

数学ジャンル別学習法~場合の数・確率~【正しい勉強方法】

こんにちは。

武田塾栃木校の校舎長の小林です。

ブログをご覧頂きありがとうございます。

GWが終わりましたが、緊急事態宣言の延長に伴い栃木県の公立高校も休校が5月31日まで伸びてしまいました。

外出を制限されている今、一日の勉強計画を自分で立てるのも大変ですよね。

それに、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。

そこで今回は以前受験相談で質問があった数学の中でも場合の数と確率の勉強の方法についてお話ししていきます。

 

基本的な法則を押さえよう

順列・組み合わせ・積の法則・和の法則といった「場合の数」の基本や、独立試行・反復試行についてまずは押さえましょう。

確率の問題の大半はこれらを使って考察していくことになります。

問題文からどの場合に当たるのかを判断できるように、基本問題でじっくりと身につけてください。

「要は何を聞かれていて、何について求めれば答えにたどり着くのか」を見極められるようにしましょう。

また、確率は「各根元事象の起こり方が同様に確からしい」という状況で考えなければいけませんが、この言葉、言い回しが難しいですよね。

簡単に言うと「すべての起こりうる事柄は全て同じくらいの起こりやすさです」「ズルしてません、これだけ多く出るような細工は一切してません」と言う事です。

確率を苦手としている人はこの部分をきちんと捉えていない人がいますから、注意してください。

 

暗記するよりも理解することが大切

他の分野の問題にはいわゆる解法の定石があり、「このような問題はこう解く」と理解すればある程度まではクリアできます。

しかし確率は、P(パーミューテーション)やC(コンビネーション)の計算法・意味の理解・どんな時にそれを用いるかに加え、その解法の本質的な意味をしっかりと理解できていないとよくある基本的な問題であっても解くことができず、解法の暗記が最も通用しない分野の1つだと思われます。

なので、問題を解く時や、丸付けをする時には丸暗記はせず、時間をかけてでもじっくりと考えて、書いたりイメージして、理解してから次の問題に進むことが大切です。

 

図を描くなどして条件を整理してから考る

先程もお話ししましたが、確率の問題は図や表を用いることで、劇的に理解しやすくなります。

中学生の頃、樹形図や表を使ってバチッと分からなかった問題が分かるようになった方も多いと思います。

確率の問題を解く際は、実際に確率の問題を解く時に、問題文を読んでいきなり式を立てるのではなく、まずは問題文が言っている内容を図に描いてみましょう。

その際のポイントとしては、そこで起こっている事象と、問題が最終的に求めるようとしている答えをスムーズにつなぐような図を描くことです。

絵を描くことに自信がなくてもご安心を。

ある程度の図が書けたら後は手で隠したり、目を閉じてその図を動かしてみてください。

できるだけポイントをおさえ、簡潔な図を描くことで、式を立てる際のヒントにしてみましょう。

図はあくまで考えをまとめ、イメージを助ける一つのツールとして使ってみてください。

 

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