こんにちは!武田塾玉名校の宮﨑です。
さあ、夏がやってきました。
受験生にとって勝負の夏です。
受験業界には言わずと知れた、
こんな格言があります。
「夏を制する者は受験を制する」
受験生がこの夏にやるべきことを
徹底解説しますので、
そんなに多くはないと思いますが、
この夏に何を、どこまで、
どれくらいの精度で勉強するのか、
これらの目標とそれをやりきる計画を
まだ立てていない人は
絶対に最後まで読むようにしてください。
逆に、もう定まっているという人は
これ以降読まなくても結構ですが、
万が一その計画に自信がなければ、
今から私が解説する内容に合致しているか、
チェックしてみてください。
チェック項目は以下の通りです
□一部の科目に偏りすぎず、受験科目全て
バランスよく勉強できるようにしているか
□それをやり切れば、秋以降スムーズに過去問演習に
入れるだけの力がつくのか
□非現実的な無茶な計画になっていないか
いかがでしょうか?
一つでも当てはまったというあなた!
課題をもう一度練り直しましょう。
「自分一人ではできない…」
「一応、計画作ったけど自信がない…」
「通っている塾の先生や学校の先生に
作ってもらったが正直不安…」
「そもそも計画なんて立ててない。
塾・予備校の夏期講習の予定があるだけ…」
そのような方は、悪いことは言わないので、ぜひ一度武田塾玉名校の無料受験相談で私に会いに来てみてください。志望校に応じてチェックします!
なお、この記事を書いた校舎長の
紹介記事はこちらです☞武田塾玉名校の校舎長ってどんな人?校舎長のプロフィール大公開!
こちらも是非チェックしてみてください。
国公立大学
まずは共通テストを受験しなければなりません。一般的な大学は5教科7科目もしくは5教科8科目の900点満点で構成されています。
その点数に応じて、受験する大学を決めていきます。例えば去年のデータでいうと、
九州大学法学部前期 ならば 714/900(79.33%)
熊本大学文学部前期 ならば 624/900(69.33%)
佐賀大学農学部前期 ならば 533/900(59.17%)
(一部改訂、出典:https://www.toshin.com/gouhi/)
これらが合格可能性50%のボーダー基準とされています。つまり上記の点数が取れていた受験生は2人に1人くらいが合格したということになります。
最近、マーク模試を受けたという方は、第一志望のボーダーと現在の自分の点数とを見比べて、残りの期間であと何点のばさなくてはいけないかを認識しておきましょう。(共通テストまでの残り時間)
そして、共通テストが終わったら、次は各大学の二次試験へと進みます。
二次試験のポイントは、超得意な科目もしくは分野を2つ以上作っておくことです。
なぜ2つか?
1つだと、その科目がうまくいかなかったとき、精神的な支えがなくなって受験最後まで粘れない可能性が出てきます。
得意な科目・分野を2つ用意しておきましょう。
そしてそのほかの科目に関しては足を引っ張らないように受験生の平均的なレベルに上げていく、というのが国公立大学受験のセオリーです。
共通テストと二次試験の配点を見て、配点が高い科目を優先的に勉強していきましょう。科目ごとの勉強時間は、だいたい志望校の配点に対応させておかなくてはなりません。
ただし、注意点があります!英数国の配点が高いからと言ってその3科目にウエイトをかけすぎないこと!
夏はしっかり自分の時間が取れる最後のチャンスなので、この機に理科・社会を固める必要があります。
理科・社会は、やればやるだけ割とすぐに結果に出ますし、国数英よりも短期的に伸ばしやすい科目です。
国数英に、ある程度余裕があるのなら、配点は低くても夏は理科社会にたっぷりと時間を使うことをお勧めします。
私立大学
私立大学は、共通テスト利用や推薦などもありますが、一般受験の場合は受験科目は基本的に3科目です。
国公立に比べると受験科目が減るので楽にはなりますが注意すべきことがあります。
それは、どの科目も抜けがあってはいけないということです。
3科目だけの勝負になるので1科目でも超苦手科目があればそれだけで致命傷になります。なので、
3科目で1つの科目であるような感覚で勉強することが大切です。
一日を通して、
「今日、国語しか勉強してないな…」
「今日は世界史の用語を覚えるだけで
一日が終わったな…」
「今日は英語の問題演習ばかりやりすぎて
他の科目まったく勉強できなかったな…」
こんな日が絶対にあってはいけません。
3科目バランスよく勉強しましょう。
国公立大学でも共通ですが、夏に最もウエイトをかけるべき科目は、理系ならば理科、文系ならば社会です。
これらは高々1科目であれば短期間でも伸ばせます。武田塾の方法で言えば、
1科目につき2冊くらいの参考書・問題集を完璧にして、そこからランダムに問題を出されても全て満点が取れる状態を作ればそれで大丈夫です。
それをやり切れば、秋以降スムーズに過去問演習に入れるだけの力がつくのか
大学入試対策の肝といえば、やはり何といっても過去問演習ですよね。
しかし今の時期に過去問を解いても、ちんぷんかんぷんで何も意味がないという人が多いのではないでしょうか?
過去問演習に入れるように基礎の知識を叩き込む最後のチャンスがこの夏です。
秋に差し掛かったあたりで、まだ
「過去問ムリ、意味不明……」
「そもそも単語覚えてないし…」
「ここで使う公式なんやったっけ?……」
こんなことを言っている受験生はもう手遅れです。
厳しい話になりますが、志望校のランクを下げるしかなくなってきます。
この夏の勉強の目標の絶対的な基準は
「過去問演習に入れるだけの基礎が身につくのかどうか」
これだけです。
これだけは絶対に外さないように心がけてください。
非現実的な無茶な計画になっていないか
さて、あなたは何かの計画を立てたことが
ありますか?
定期考査の勉強でも、部活の大会に向けた練習でも、
ゲームで今週までに〇〇ステージまでクリアしよう
とかでも、なんでも良いです。
思い返してみてください。
さあ、それって計画通りに行きましたか?
「全て計画通り!うまくいきました!」という方は心配ありません。受験勉強もそれらと同じように計画通り進めてください。
しかしその一方で、
「上手くいった試しがありません!」
「途中までしかできませんでした!」という方
こういう人の方がほとんどではないでしょうか?
いくら良い計画を立てたとしても実行しなければ意味はありませんし、実行していく中で軌道修正もしていかなければなりません。
今どんな状況だったとしても、やらなければいけない事は変わらないので、やるしかありません。
そこで、今日からでもできる対策を3つご紹介しておきましょう。
①無理矢理やらざるを得ない環境を作る
②最低ラインと最高ラインを決める
③他人を利用する
こちらは長くなるので別の記事に詳しく書きます
☞【玉名の高3・受験生へ(続編)】実行・継続への対策法3選!
気になる方は絶対に読んでおいてください。
まとめ
今回は夏休みの計画に関して押さえておくべきことを3つご紹介いたしました。
□一部の科目に偏りすぎず、受験科目全て
バランスよく勉強できるようにしているか
・国公立・私立によってやるべきことが
変わってくる。
・配点が高い科目を優先的に勉強する
・理科と社会にしっかりと時間をかける
□それをやり切れば、秋以降スムーズに過去問演習に
入れるだけの力がつくのか
・志望校の過去問のレベルにあった勉強内容に
しているか
・秋以降、基礎力が身についていなければ
タイムオーバー
□非現実的な無茶な計画になっていないか
・完璧な計画を立てても実行しなければ意味がない
・実行するための方法3選
(詳しくはこちら☞【計画だけでは意味がない!】実行し継続するための対策法3選!)
いかがだったでしょうか?
「自分の計画が甘いんじゃないか…」
「塾・予備校の夏期講習や、学校の課外だけで
大丈夫か不安…」
「そもそも計画の立て方がわからない…」
そう思ったあなたはとりあえず受験相談に来てください。なんでも相談に乗ります。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。
夏が終わってもう手遅れとなる前に
ぜひ相談に来てください!
特にこの時期は、受験勉強のアドバイスを求める方・入塾を希望される方との面談が増える時期なので、お早めに!!