こんにちは!
武田塾高槻校 校舎長の米澤です!
先日、高槻校に受験相談に来てくれた方からこんな相談を受けました。
「やりたいことがあるんですけど、いま通っている大学・学部ではできないので、再度受験して別の大学・学部を目指したいです」
大学に在籍しながら別の大学を受験するために勉強する、いわゆる仮面浪人というやつです。私が大学に通っているときの友人にも、京都大学へのあこがれが非常に強く、大学に通いながらも受験勉強をして見事合格した人がいました。(この人は大学の成績も全部トップクラスだったので、ただのスーパーマンみたいな人でした。)
ただ、あとから話を聞いたら「めちゃくちゃしんどくて、気持ち的に一番しんどかった秋ごろは毎晩泣きながら勉強していた」とのことで、
当時の私は「その立場になってみないと想像つかんけど、しんどいということはよくわかった」と思っていたと記憶しています。
今回の記事は、特に仮面浪人をしている大学生、もしくは仮面浪人を検討している大学生にぜひ読んでほしい内容となっています!
ズバリ、仮面浪人は成功するのか?
おそらく皆さんが最も気になることはこれだと思います。
答えから言うと、
「成功率はめちゃくちゃ低いが、成功しないわけではない」
です。
では、仮面浪人が通常の浪人と比べてどう違うのかを整理していきましょう。
最初から滑り止めを確保した状態で大学受験を目指せる
仮面浪人をする場合、すでに入学している大学に通いながら、もしくは休学している状態で再度大学受験をすることになる(それが仮面浪人というものなので当たり前ですが)わけで、
受験に失敗しても最低限今の大学には通える、というのが通常の浪人との一番の違いです。
ただ、これが与える影響は人によって大きく違って、
「落ちたらどうしよう」という不安がない状態で心置きなく勉強できる!
と感じる人と、
浪人と違って背水の陣ではないから、あんまり死ぬ気で勉強しようと思わない…
と感じる人が出てきます。
私の感覚的に、ではありますが、仮面浪人する人の大部分が後者に該当します。
どちらの場合にも誘惑(妨害)はあるが、そのタイプが違う
大学受験をする以上、かなり集中してゴリゴリ勉強をしなければならないわけですが、当然それを妨害しようとする誘惑はそこら中に転がっています。
誘惑に負けてしまった場合、一般的な浪人は
・ゲームセンターがあるから毎日のようにいく
・休憩所などで友達と無限に話す
・家で勉強せずにだらだらする
といった感じになってしまうわけですが、
特に休学せずに仮面浪人を敢行する人は
・大学の授業に出て課題を出さなければならないため、時間が少ない
・大学の友人は楽しそうにサークルやバイトなどをしているため、それに引きずられる
・「そもそも仮面浪人しないで、今の大学にこのまま通ってたらよくね?」って思うときがある
というような障害が発生することが考えられます。
仮面浪人をしている人をめっちゃいっぱい見てきたわけではありませんが、冒頭に書いた京都大学に編入した友人以外に「仮面浪人で成功した人」を私は知りませんし、人から聞いた話でも「仮面浪人で成功した人」はほとんどいませんでした。
それほど、仮面浪人というものは厳しいのだ、と思ってください。
仮面浪人を成功させるためにしておきたいこと
ここまで仮面浪人に対してかなり否定的に書いてきましたが、実は私は「仮面浪人はしない方がよい」とは思っていません。
生半可な覚悟で挑むと簡単に周りに流されたりさぼってりしてほぼ確実に時間やお金が無駄になるので、仮面浪人を検討している人の7割くらい(感覚値なので悪しからず)は仮面浪人をすべきではありませんが、
自分の志望大学に対するあこがれ、熱意がめちゃくちゃある人であれば、むしろ仮面浪人をした方がいいとすら思っています。
ここからは、仮面浪人をしながら本気で大学受験を目指す人に向けて「仮面浪人を成功させるためにすべきこと」を私なりに解説していきます。
大学を休学する
本気で再受験を目指すのであれば、大学を休学すべきです。
もともとしっかり大学受験に時間を割いていた前年度ですら届かなかった大学を目指すのに、前年度より勉強にかける時間、気合いが少ない状態で受かるなんてことは基本的にはない、というのがその理由です。
もちろん、休学したとしても休学費を払わないといけない(普通に通う場合の学費よりは安い)ので簡単に休学できないのは当たり前ですが、
仮面浪人するだけして結果が惨敗、となるのが一番お金と時間がもったいないので、特に理由がない限りは思い切って休学し、受験勉強に割く時間をできる限り確保すべきです。
バイトをしている場合は辞める、もしくは当面休む、それが無理でもできるだけ減らす
これも先ほどとほとんど同じ理由です。
経済的に苦しくて、バイトしないと生活費や受験の費用、予備校の費用などを確保できないのであれば仕方ありませんが、本気で目指すなら仮面浪人している間はバイトなどせずにひたすら勉強に打ち込むべきです。
バイトに時間を割いて失敗するくらいなら、仮面浪人が終わってから返すつもりで両親に相談し、援助してもらう方がいいのは誰がどう考えても当たり前です。
「これ通りに進められれば必ず合格できる!」と断言できるくらいの最適な計画を組む
「当たり前やん」と思う人がほとんどだと思いますが、これが最も大事です。
特に大学受験がうまくいかなかった人の場合、
「自分があと何ができれば合格できていたか」
だけでなく
「そもそも自分が今何ができるか」
すら把握していないことがほとんどです。これでは頑張っても合格できるはずがありません。
また、仮に1年間でやることを決めたとしても、
「その内容がすべて身に付いたら合格できるだけの実力が付くのかどうか」
「そもそもその内容をすべて身に付けるだけの時間が確保できるのかどうか」
という問題が残るわけです。
これを何とかしなければ、下手をすると2年頑張っても3年頑張っても合格できません。
これは一人でやるのはかなり難しいことなので、前年度に通っていた塾のチューターや先生、もしくは学校の先生などにめちゃくちゃじっくり相談して計画を組み、その後定期的に相談する場を設けてもらって進捗の報告や計画の修正などをすべきです。
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仮に連絡先を知っていたとしても、もう在籍していない学校や塾の先生に時間を取ってもらって相談だけするのは多少気が引ける、という人がほとんどのはずです。
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