こんにちは武田塾高松校です!
英語の4技能への注目も高まり、大学入試でもはや不可欠となりつつもある英検。
そんな英検が2024年度以降少し変更になることが発表されました。
今回は英検がどのように変更になるのか解説していきます!
現時点では2024年度からとされています。具体的にこの回からというのはまだ発表されていないため注目していく必要がありそうです。
・1級
1級ではWritingとReadingでリニューアルが行われます。
Writing
英作文問題の出題数が1題から2題に増加されます。
これまでの意見論述の問題に加え、新たに要約問題が出題されるようになります!
出題例では300語程度の長文が出ており、それを自分の言葉で英語で90〜110語に要約するというものです。
出題例の長文はそこまで難しい内容のものではなく自分の言葉で要約をする練習が必要です!
Reading
語彙問題・長文問題の設問数が一部削減されます。Writingが1題追加されますが、試験時間は100分のまま変更されないためその時間調整のための問題削減のようです。
現在短文語句・空所補充の25、長文語句・空所補充6・長文内容一致選択15の41問ですが、どの程度変更になるのか注目していく必要がありますね。
しかしこの部分については今までの勉強が大きく変わるということは無さそうです。
・準1級
準1級ではReadingとWritingとSpeakingでリニューアルが行われます。
Writing
Writingでは1級と同様に、これまであった意見論述の問題に要約問題を加え、出題数が1題から2題に増加します。
出題例では200語程度の長文が出ており、それを自分の言葉で英語で60〜70語に要約するというものです。
これもまた1級と同様に自分の言葉で要約していく練習を積み重ねていく必要があります。
Reading
語彙問題・長文問題の設問数が一部削減されます。Writingが1題追加されますが、試験時間は90分のまま変更されないためその時間調整のための問題削減のようです。
現在短文語句・空所補充の25、長文語句・空所補充6・長文内容一致選択10の41問ですが、どの程度変更になるのか注目していく必要がありますね。
しかしこの部分についてもまた1級と同様に、今までの勉強が大きく変わるということは無さそうです。
Speaking
受験者自身の意見を問う質問(No.4)に話題導入文が追加されます。
話題導入文とは、文章の一番最初に入る一文です。これが入ることで答え方や難易度が大きく変わるわけではないといえるでしょう。
しかしこの1文が入ることで聞き取る文量が長くなるため文を聞き取るのが難しくなります。
出題例では「裕福な国は貧しい国を助けるべきか」という問いですが、そこに話題導入文として「裕福な国と貧しい国の貧富の差がよく議論されている」といった内容の文が追加されています。もちろんそれがあるからといって答えるべき内容が大きく変わることはありませんが、そこに気をとられすぎてメインの問いを聞き逃してしまうなんてことが起きてしまうかもしれません。
・2級
Writing
Writingでは1級や準1級と同様に、これまであった意見論述の問題に要約問題を加え、出題数が1題から2題に増加します。
出題例では150語程度の長文が出ており、それを自分の言葉で英語で45〜55語に要約するというものです。
文章自体もそこまで長くもなく、難易度も2級受験者からしてはとても高いというものではないでしょう。
Reading
語彙問題・長文問題の設問数が一部削減されます。Writingが1題追加されますが、試験時間は85分のまま変更されないためその時間調整のための問題削減のようです。
現在短文語句・空所補充の20、長文語句・空所補充6・長文内容一致選択12の38問ですが、どの程度変更になるのか注目していく必要がありますね。
・準2級
試験時間
試験時間が長くなります。これまで試験時間が75分だったものが80分に伸びます。
Writing
準2級ではWritingの出題数が1題から2題に増加します。これまでの意見論述問題に加え新たにEメール問題が出題されるようになります。
問題の内容としては外国人からEメールで質問を受け取り、その質問に答える返信メールを英文で書くといったものです。
書く返信メールの語数は40~50語で書くものとなっており、量はとても多いというほどではないようです。
他の資格試験でいえばGTECのWritingでも似たような問題がありますね。
注意点としてはメールの返信の内容になっていないと判断されたら、0点と採点されるという部分です。
メールの内容をよく読み深く理解した上で返信内容を考えていく必要があります。
Reading
語彙問題・長文問題の設問数が一部削減されます。こちらも他級と同様に試験時間削減のためなので、Writingの問題追加の分の調整であるといえるでしょう。
時間追加の上にReading問題削減も行われる準2級。
Writingの追加の負担が大きいからによる様々な調整であると考えられるため、時間配分や追加Eメール問題への対策など、細かく計画を立てて勉強していく必要があるでしょう。
3級
試験時間
試験時間が長くなります。これまで試験時間が50分だったものが65分に伸び、時間配分やペース配分が大きく変わってくるでしょう。
Writing
3級ではWritingの出題数が1題から2題に増加します。これまでの意見論述問題に加え新たにEメール問題が出題されるようになります。
問題の内容としては外国人からEメールで質問を受け取り、その質問に答える返信メールを英文で書くといったものです。
書く返信メールの語数は15~25語で書くものとなっており、2~3文で的確に質問に答えていく必要があります。
まとめ
今回の英検のリニューアルは、決して難化しているというわけではなくアウトプットをより重視するようになっていると言えます。またWritingで追加される要約はWriting力はもちろんのこと、内容を深く理解できているかのReading力も求められているでしょう。
どの級もただ知識を持っているかということだけでなく、しっかりと使える英語を身につけているかといった問題が増えているため、日頃から身に付けた英語をアウトプットする練習を繰り返しておくと良いでしょう。
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