こんにちは!武田塾高松校です!
ついに梅雨シーズンも終わりを迎え…
30度を超える日も多くなってきましたね…!!
筆者も毎日ゆでダコ状態です!!(-_-;) 暑い…。
また、夏は夏バテや熱中症などを引き起こしやすい季節です。
(暑いし、家の中ではクーラーガンガンにしよっと!冷たいジュースも置いてっ…と)
(最近お腹空かないし、今日のお昼も抜いちゃうか~)
と、なってしまうかもしれません。
分かります、分かります。
実際筆者も、暑さで食欲がなく、朝昼のごはんを抜いてしまうことが時折ありました…汗
しかし、そのような生活を続けてしまうと…
(体調崩した…!勉強したいのに、しんどくて集中できない…)
(成績やばいのに、だるくてやる気出ない…!)
という状況に陥り、成績が以前より下がってしまった…!!(;_:)
となる可能性も、十分あります! ……怖いですよね!!
だれやすい夏こそ、気を引き締めるべきなのです。
その中でも今回は、夏バテとも関連深い食事に焦点を当て、
食事と集中力の関係 について,話していきたいと思います!
食事と集中力に関係はあるの?
昼食を食べた後、(何かぼーっとする・死ぬほど眠い…)といった経験はありませんか?
その原因、実は高GI値食品にあるかもしれません!!
高GI値食品を摂取すると、糖質が素早く吸収されます。
もちろん良いことではあるのですが、その分、血糖値の急降下が起こります…。
そのため、集中力を高めたいときには、ご飯やパンなどの炭水化物を多く摂ることは避けた方が無難です…!!
血糖値の急低下が、集中力の低下を招く主な原因なのです…😢
集中力を維持したいときは、低GI値食品など、糖質の吸収がゆっくりなものを摂ることをオススメします!!
また、学力についても見てみましょう。
東北大学の調査によると、
「朝食時に主食だけでなくバランスよく食事を摂る方が、より脳が働いている」と証明されています。
(東北大学 川島教授の調査 脳機能計測装置による測定結果)
その他に、
「毎日朝食を食べている生徒は、食べていない生徒よりも平均正答率が高い傾向にある」ということも、明らかになっています。
(文部科学省 全国学力・学習状況調査 対象:中学3年生)
これらのことから、食事と集中力・食事と学力には、十分関係があると言えます…!!
集中力を高める栄養素とは?
食事と集中力の関係性が明らかになったところで…!
ここからは、集中力を高めてくれる栄養素について、紹介していきたいと思います(^^♪
マグネシウム・カルシウム
マグネシウムやカルシウムは、どちらも大切な栄養素であり、日本人に不足しがちな栄養素でもあります。
これらが不足すると、神経細胞間の情報伝達が上手くいかず、集中力の低下を招いてしまうことに…!
カルシウムは乳製品(特に牛乳)やウナギ、小松菜などに多く含まれており、マグネシウムはナッツ類や豆腐、ほうれん草に多く含まれます。
筆者はよく、おなかが空いては「小魚アーモンド🐡」をぽりぽり食べています!! 美味しいです!(^^♪
タンパク質
タンパク質は、主に髪の毛や筋肉などを形成する、脳の活動に必要な神経伝達物質です。
タンパク質は人体の20%を占めるほど割合が多く、水分を除く固形物のうち約半分を占めています!!
タンパク質が不足すると、ドーパミンやセロトニンが生成できなくなり、やる気や集中力の低下を引き起こしてしまいます…(>_<)
タンパク質は、肉・魚介・卵類、大豆製品などに多く含まれています。
ただ、それぞれのタンパク質で働きが異なるため、単一の食品ではなく、複数の食品を組み合わせて摂ることがオススメです!!
(筆者は某コンビニで売られている、「タコとブロッコリーのバジルサラダ🥗」が大好きです!!)
(タンパク質と野菜、炭水化物が効率よく摂れる…と思っています!!添加物はアレですが…)
DHA・EPA
DHA・EPAは、どちらも青魚の油に多く含まれる成分です。
DHAは、人間の脳の脂質中にも多く含まれており、集中力や処理能力を高めたり、脳の神経細胞を処理する働きがあります。
EPAは、血栓の生成を抑え、血をサラサラにする働きがあります。
また、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールを減らす働きもあり、高血圧を予防したり、中性脂肪を下げたりする効果も
あります!!
DHAやEPAはサバやイワシ、ブリ,マグロなどに特に多く含まれています!!
筆者もお魚は大好きで、回転寿司に行くと毎回イクラを3皿は食べちゃいます…!(^^)!
(イクラもDHAやEPAが豊富で、体力の向上や疲労回復にバッチリの食材です♪)
「魚を食べると頭がよくなる!!」と言われる理由は、DHAやEPAが豊富で、勉強に必要な記憶力の向上に非常に良い影響があるからなんですね😲
某大手スーパーで「さかなさかなさかな~♪」という音楽がよく流れていましたが、その意味がやっと分かりました…!納得!!
チロシン
チロシンは、タンパク質を構成するアミノ酸の一つで、脳を活性化させるノルアドレナリンやドーパミンの前駆体です。
チロシンには覚醒作用があり、注意力散漫になることを防いだり、睡眠不足でも集中力が続いたりする作用があります!
また、甲状腺ホルモンの原料にもなり、自律神経の調整に役立つ物質です。
(甲状腺ホルモンのはたらき…からだの新陳代謝を調節)
ということはつまり…ストレス軽減に繋がるということです…!これはもう、いっぱい摂るしかない…!!!✨
チロシンはチーズ、納豆、豆腐、バナナ、ナッツ類に含まれています!!
特にカシューナッツやアーモンド、パルメザンチーズは含有量が多くオススメです!!(';')
食物繊維
食物繊維は、人の消化酵素では消化できない成分です。
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・無機質の5大栄養素に次ぐ「第六の栄養素」とも言われ、非常に注目されています!!
食物繊維には、腸整効果や血糖値の急激な上昇を抑制する効果、コレステロール濃度を低下させる機能などがあります。
また、その中でも水に溶けるタイプと水に溶けないタイプがあり、溶けるタイプはサラサラ系とネバネバ系に分かれます。
不溶性食物繊維…
ヘミセルロース |
大豆・ごぼう・穀類・小麦ふすまなど |
セルロース |
豆類・ごぼう・穀類など |
キチン |
きのこ・甲殻類(エビやカニ)の殻など |
リグニン |
完熟野菜類・ココア・小麦ふすまなど |
水溶性食物繊維…
ペクチン |
野菜類・イモ類・熟した果物など |
ガム質 |
麦類(大豆・ライ麦・大麦)など |
グルコマンナン |
こんにゃくなど(スーパーのこんにゃくは不水溶性) |
アルギン酸 |
海藻類(昆布やわかめ)など |
食物繊維は、一日に約24g摂取することが理想だと言われています。
しかし、日本人の平均摂取量は14gと少なく、目標量に届くにはかなり頑張らないといけません…!!😢
食物繊維の摂取量を増やすには、全粒粉パンや麦ごはん、野菜やキノコ、海藻類を取り入れることが手軽でオススメです♪♫
(特に大麦は良いです!精白米の約20倍ほど、食物繊維が含まれています…凄い!)
また、調理方法や食べ合わせも工夫すると良いでしょう。
生野菜ではカサが多くても、似たり蒸したりして熱を通すことで、カサが減りたくさん食べることができます!!
おまけ)エナジードリンクはオススメ?
勉強のお供に…と飲む方も多い、エナジードリンク。
筆者の友人も、テスト期間などによく飲んでいました。
実は、エナジードリンクには、栄養ドリンクのような働きはほとんど無いんです…。😢
栄養ドリンクには、ビタミンが豊富なものも数多くあります。
しかし、エナジードリンクは清涼飲料水であり、カフェインや砂糖を多く含んでいます。
そのため、飲み過ぎると肥満や夏バテ、虫歯など、様々な悪影響が出る恐れがあります…!!
しかし、全く飲むな!⚠ということではありません。
集中力の向上や眠気予防の効果もあるため、飲み過ぎに注意して、うまく付き合っていくことが大切です!!
おわりに
以上、【食事と集中力に関係はある?集中力を高める栄養素とは!!】でした!!
食事の重要さや栄養素などについて、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです!(^^♪
夏バテも増えてくるこの時期です。
暑さに負けずしっかり栄養を摂って、元気に夏を乗り切りましょう!!!🔥🔥
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!