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【受験生必見!】過去問を取り組む際に気をつけること

こんにちは!

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今回は受験勉強において最も大切といっても過言ではない『過去問』について気をつけるべきポイント、効果的な使い方などを紹介していきたいと思います。

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①なぜ過去問を使うのか

まず過去問に取り組む前になぜ過去問に取り組むことが大切なのかということについて知らなければやっていてもどこに気をつければいいのかが見えてきません。これには二つの理由があると思います。

❶志望校の出題傾向を把握する

❷自分の”今”の学力を知る

この二つです。

具体的にこの二つの理由について説明していきたいと思います。

受験を応援するタコのイラスト

❶志望校の出題傾向を把握する

過去問とはその名の通り「その大学で過去に実際に出題された問題」です。つまり、過去問を3年、5年、もしくは10年分やそれ以上解けばその大学がどのような問題形式でどのような問題を好んで出すのかがわかるということです。例えば、早稲田大学の入試問題ではよく大隈重信や石橋湛山、安部磯雄、津田左右吉、坪内逍遥などの人物が解答になる問題やこれらの人物に関連した問題が日本史や国語などで出題されます。

❷自分の”今”の学力を知る

これも過去問の大切な役割です。実際に志望校の過去問を解いてみて今の自分の学力はどれくらいなのか、志望校との距離はどれくらいなのかを把握することができます。これによってあとどれくらいの期間でどのくらい成績を上げれば志望校に合格することができるのか大体の見通しがつきます。

 

②過去問演習で気をつけるべき点

過去問演習で気をつけるべきことは主に2つあります。

❶過去問は大切に!

❷過去問を解く勇気

❶過去問は大切に!

よく「過去問は最低でも10年分とかなきゃダメ」というような言葉を聞くかもしれません。これをそのまま受け取ってただ10年分やっても何も効果がありません。まずは3年や5年分を丁寧にやっていくことが大切です。英語なら長文を解いていて構造がうまく理解することができずあまり内容がわからなかったところがあったら、そこの部分を印刷したりノートに書き写したりして丁寧に構文解釈をしていく。国語でも同じです。間違えた傍線部、解答根拠がいまいちはっきりしなかった場所にもう一度フォーカスして読んでいく。譲歩や逆接、例示などの印となるディスコースマーカーに注目して読めていたかなどを再確認していきます。これを繰り返していくことで段々と血となり肉となって実際に初見の問題を解く際に『無意識』のうちにできるようになっていきます。『無意識』でできるようにするためにもまずはこうした細かいところを『意識』して過去問に取り組むことが大切です。ただ10年分解いた人とこれを意識して10年分解いた人とでは本番当日までに大きな差が生まれます。

勉強が好調な人のイラスト(男性)

 

❷過去問を解く勇気

過去問を解くように指示された受験生がよく言うセリフは「まだ解ける自信がないからもう少ししてから解く」というようなことです。しかし、過去問を解くことに遅すぎることはあっても早すぎることはありません!最初から合格できるほどの実力がある人はいません。春や夏に志望校を決めた段階でまず一回解いてみることが大切です。最初の自分の能力と志望校のレベルがどれくらいなのか確かめることが必要です。

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③効果的な過去問の使い方

❶ラップ機能のあるストップウォッチを使って解く

❷定期的な計画と目標を立てる

❸合格最低点を目指さない

この三つを受験生時代に特に意識していました。

❶ラップ機能のあるストップウォッチを使って解く

これはただ単に90分英語を解くとかではなく、大問ごとにどれくらいの時間かかったのかを測って本番どれくらいの時間で解くのかの目安になる時間を考えます。これは大体の大学の入試問題は同じような大門構成で出題されるので、どこの大問でタイムロスしやすいのか、逆にどこの大問は目安の時間より早く解くことができるのかということを分析することが重要になってきます。しかしこれをする時に注意しなければいけないのは90分のテストなら90分で分割しないということです。90分のテストなら75~80分で設定するのをオススメします。

 

❷定期的な計画と目標を立てる

定期的に過去問を解き、来月は何割以上取る、そのためにどの参考書をどれくらい進める、これを受験の日から逆算して考えていくことで具体的に今の自分に何が足りていなくて何が必要なのかが見えてきます。必要だと分かったことを実行する。この繰り返しで徐々に志望校との距離が近づいていきます。

 

❸合格最低点を目指さない

これも過去問演習において重要なポイントの一つですこの理由は主に二つあります。

❶公開されている合格最低点が実際の合格最低点と一致するとは限らないから

❷合格最低点を目指して合格最低点を確実に出せるようにはならないから

この二つの理由です。まず❶に関してはシステム的な話で、大学側によって公開されている合格最低点の多くが大学独自の計算方式で算出された点であることが多いからです。そのため公開されている合格最低点では6割だけど実際には6.5割取らなければいけないというようなことが起きます。そして、❷に関しては精神的な問題で一度きりの本番に一番の調子を持ってくることはまず難しい話です。そのために公開されている合格最低点が6割なら7~7.5割くらいを普段の過去問演習の段階から目指し、本番でミスっても67~70%くらいには落ち着くだろうという状態にして本番に臨めることがベストです。

 

これらのことを意識してどこにどれくらい時間を割き、どこでどれくらいの点数を確保して本番当日にはどれくらいの点数をとるのかということを自分なりに分析して考えてみることが過去問演習の鍵になります。

 

④過去問を解く頻度

❶志望校を決めた時

❷段階突破テストをクリアしたタイミング

❸夏

❹直前期

この重要な四つの過去問演習のタイミングについて具体的に話していきたいと思います。

まず❶の志望校を決めた時というのは、これまでもこれまでも言ってきたように目指す場所のレベルが分かっていないのにただがむしゃらに勉強をするほど無謀なことはありません。限られた時間の中で受験勉強をし、限られた人数しか合格をもらえないのが受験です。ゴールを知り、より近道をして成績を伸ばしていくことが重要になってきます。そのためまずは志望校が決定したタイミングで一度解いてみましょう。

次に❷の段階突破テストをクリアしたタイミングについてです。これは要するに今のレベルアップした自分の学力が志望校の求めている学力とどれくらいの乖離があるのかを判断するための基準になってきます。これによって今後自分がどのような課題に取り組んでいかなければいけないのかを考える重要なタイミングになります。

❸の夏というのは受験生において最もまとまった時間を確保することができる重要な時期です。ここで過去問を一度解いてみて、復習し、何が足りないのかを分析し、やらなければいけないことを決める。ここまでを「過去問演習」としてできるようにする癖をつけるのが目的です。

❹の直前期は過去問を一番使う時期です。まずは何年分やるのか、そしてそれをこなすには受験までに週何回解く必要があるのかを考慮してスケジュールを立てていきます。大体、第一志望の大学は10年、第二志望の大学は5年、それ以降は3年分くらい解くというのがオーソドックスなやり方です。これはもちろんただ解くだけでなく、しっかりと「過去問演習」の一連の流れをこなすことができるスケジュールです。質を疎かにしないようにしましょう!

開いたシステム手帳のイラスト

最後に

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