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講師が語る受験シリーズvol28 東京大学文科2類に合格した体験談 

高幡不動校講師による受験体験談

ブログをご覧の皆さんこんにちは!京王線高幡不動駅から徒歩1分、日野市の塾、武田塾高幡不動校です!

今回は高幡不動校の講師の合格体験談をご紹介します!!東京大学の画像

高校受験から志望校決定まで

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まず私の通っていた中学校、高校、東大受験を決意したきっかけについてお話しします。

私は日野市在住で、中学は地元の中学に楽しく通っていました。勉強は切磋琢磨できる友達に恵まれたおかげで順調に取り組むことができ、高校は偏差値73程度の公立高校に進学しました。正直良い大学を目指すために入ったというよりも何となく自分の実力に合った高校を選んだという感じでした。

高校では授業のレベルが高くなり勉強は大変なりましたが、高校1年生の間は塾に週一回通い、定期試験の時だけ一生懸命勉強するようにしていたため、部活や行事と両立できていたように思います。大体学年で20番くらいを維持していたと思います。

高校2年生になるとコロナ休暇で学校に行く時間も減り、勉強する時間も減ってしまいました。夏には文理選択があり、化学が苦手という理由で文系を選択することになります。この時期は好きだった数学は勉強していたのですが、学校の勉強もサボりがちになり総合的な学力は落ちていたように思います。

2年の冬に近づくと真剣に志望校について考えるようになります。当時は家から近く、キャンパスの落ち着いた雰囲気にひかれて一橋大学を目指していました。

しかし、年明けの担任面談で東大を勧められたり、周りに東大志望の人が多かったことから日本一の大学を目指してみようと思うようになりました。

受験期

一夜漬け

ここまで読んで頂いた方にはとても順調に進んでいるように思えるかもしれませんが、私の東大受験は合格からほど遠いものでした。その理由として英語の学力が著しく不足していました。よく高校2年生までに英数を進めろと言われるかもしれませんが、その通りで、私は受験勉強の大半を英語に割かなければなりませんでした。その結果伸びにくい英語に苦しめられるとともに2教科ある社会の勉強が間に合わず、ほとんどの模試でD判定でした。

まずは教科ごとの勉強について書き、その後時期ごとに書いていきたいと思います。

英語

幸い文法は固まっていたため、春のうちに単語帳を一冊完璧にし、その後は長文の読解、音読に取り組みました。成績はなかなか伸びませんでしたが、音読を継続的に取り組んだおかげで直前期には受験者平均点を取れるくらいにはなりました。

英語の勉強方法としては、理解した長文の音読、シャドーイングが一番だと思います。私は速読英単語の文章を繰り返し音読していました。シャドーイングは別売りのCDを使って毎日行っていました。シャドーイングはリスニングが苦手な人や読むのが遅い人にオススメです。

東大英語は形式に慣れるために早くから過去問演習をすることをよく勧められますが、英語を前から素早く理解できる、ミスなく英作文を書けるなど基礎的な英語力をを身につけることが一番合格に近づくする方法だと思います。

早稲田や慶應の英語を練習で解く際は難しい単語に引きづられず文章全体の要旨をきちんと理解できるように意識していました。

数学

数学は高校2年の夏までに学校で1A2B が終わった後、文系数学の良問プラチカに取り組みました。数学は解き方を体系立てて身に付けられたため、受験期はほとんど時間を取られずに済みました。ただ計算力は落ちてしまっていたため、受験本番では後悔が残ることとなりました。

具体的な勉強方法としては初見の問題に直面した時、自分が何がしたいか、どの単元の何を武器として使いたいのかを常に意識して取り組むことが大切だと思います。

東大文系数学は近年かなり難化していて差がつきにくくなっていますが、解法をなんとなく理解しているだけでは手がつけられず、全く点数が取れないことになるため時間をかける必要は依然としてあると思います。

 

国語

古文漢文の基礎は高2までに身に付けることができたため、受験期はスムーズに過去問演習に入ることができました。国語は早い段階から過去問に取り組み、志望校の傾向に慣れることが大切だと思います。

国語は差が付きにくいとは言われますが、自分の受験結果を振り返ってみたとき一番足を引っ張ったのは国語でした。国語は自分の解答に自信が持ちにくく、点数は安定しませんでした。

社会(日本史・世界史)

私は地理が苦手で、歴史が好きだったことから日本史と世界史を選択しました。社会の選択に関しては世界史と日本史地理のどちらかを取るのがいいと思います。その理由として世界史が一番どこまで勉強すればいいのか分かりやすく、点数が比較的安定しやいからです。

世界史は初習がきつい教科ですが、東大世界史は基本的な事象を表現できるようになれば得点は稼ぎやすい教科だったと思います。しかし教科数が多く十分に勉強時間が取れなかったことから、直前に詰め込んだ感が強く本番もあまり得点は伸びませんでした。勉強法としては教科書を読み込み一冊の参考書やノートに情報を集約し、論述問題を中心に演習の中で暗記していました。また、日本史は私大との傾向が大きく違うため、併願校では世界史を使いました。

日本史はかなり苦戦した教科でした。日本史の勉強は後回しにしがちだったので、学校の定期試験の時に集中して勉強するようにしていました。東大日本史では用語暗記はほとんど意味がなく、文化史も共通テストのために勉強しなければならないなど無駄の多い勉強を強いられることになり、勉強法はかなり悩みました。日本史は基本的な知識は共通テスト前に詰め込み、教科書を見ながら過去問を解き、学校の先生に見てもらっていました。最後まで成績が上がらなかった教科でしたが、本番は唯一7割を超えた教科で、最後まで諦めなくて良かったと思います。

受験開始〜夏休み終わりまで

受験勉強は高2の1月から徐々に始め、4月ごろには本腰を入れて勉強できるようになっていました。この時期は英語、古漢の基本事項を身に付けつつ、日本史世界史の通史を進めていました。夏の模試までに一通り通史を終えることを目標に勉強していましたが、結局夏休みの終わりまでかかり、日本史はほとんど身についていないような状況でした。国語の実力は確実に上がりましたが、英語の成績は伸び悩んでいました。

1学期のうちは学校の定期試験も1週間くらいは勉強時間を確保していました。夏の模試はB,D判定でした。ほとんど数学で誤魔化している成績で、英語と社会はかなりひどい成績でした。

夏休み明け〜10月末まで

夏休みが明けると社会にかける時間が増加し、過去問を用いて論述問題にも取り組み始めました。この時期になると学校の雰囲気も緊張感が高まり本気度が増していきました。国数の勉強時間はほとんど取らず英語の勉強も継続していたこともあり、英語の成績も徐々に伸び始めていました。この時期になると過去問を解き始める人が増えますが、東大受験生に関しては冠模試が多く、特に国数英は焦って過去問ばかり取り組む必要はないと思います。ただ社会は過去問と同じような範囲の問題が多く出るのでこの時期から取り組み始めていいと思います。

11月〜共通テストまで

11月は土日に冠模試があり忙しくなりました。秋の模試や夏の模試や過去問より難しくなっており、D,D判定でかなり厳しい成績でした。相変わらず英語と社会の成績は悪く、数学もあまり良くありませんでした。そのため冬休み前までは二時試験対策をしていました。

共通テスト対策は冬休みから本格的に始めましたが、理科基礎は12月から勉強し始めていました。共通テスト対策は予備校の予想問題集をひたすら回し、基礎知識を確認し続けました。

本番は数学で失敗しましたがなんとか耐えたと言う感じでした。

センター明け〜二時試験まで

共通テストもそこそこだったことから東大に出願しました。模試の成績的にかなり厳しいと思いましたが、浪人する覚悟で志望校は下げませんでした。

この時期はひたすら過去問に取り組み添削してもらっていました。共通テストで処理能力や基礎知識が身につき、過去問演習ではある程度手応えを得られるようになりました。

本番の手応えは英語がよくでき、数学が失敗しました。国語と数学はかなり難化したと感じました。合格発表の日は受験当日の何倍も緊張しましたが、合格が分かった時はとても嬉しかったのを覚えています。成績開示を見ると英語と社会の成績が信じられないくらい良く、秋の模試の2倍程度の得点を取ることができていました東京大学赤門の画像

最後に

私の東大受験は逆転合格であったと感じています。ぎりぎりで入学したこともあり苦労もありますが、第一志望の大学で充実した生活を送れています。

難しいと言われている志望校でも入学したいと言う強い気持ちと受かると言う自信があれば受かる確率はあると思います。私の受験体験が少しでも読んで頂いている皆さんのためになったらいいなと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ここまで読んで頂きありがとうございました

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