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正しい勉強をできていますか?~効率のよい勉強法を紹介します!~

こんにちは!

高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!

最近は新型コロナウイルスが猛威を振るってきており、減少傾向にあった感染者数も、増加傾向にあります。

受験生の方、またそうでない方もしっかり感染対策をして、毎日を有意義に過ごしましょう!

正しい勉強をできていますか?~効率の良い勉強法を紹介します!~

7月ぐらいになると受験生の皆さんは、自分なりの勉強法が確立してくる時期だと思います。

そこで今回はこれを読んでいる皆さんの勉強法に取り入れられる、効率のよい勉強法を紹介していきたいと思います。

まずは自分の勉強法を確認してみよう。

毎日勉強するということに慣れてくると、自然に勉強法のことではなく、「今日はこの範囲を理解しよう」や「ここの部分が苦手だからここを勉強しよう」といった勉強する対象について考える時間が多くなってきますよね?ほかにもテスト後に「この範囲をもっとしっかりやれば点数が取れたはず」なども思ったりすると思います。

今回のブログを機に普段考えないであろう、自分の勉強法についてまず、下の方法を取り入れる前に自分の勉強法を確認してみるようにしましょう!そうすることによって、ただ受け身で書いてあることを行うよりも、より確実な結果を得られると思います!

 

効率のよい勉強とは?

今回の記事でいう「効率の良い勉強法」とは

「脳科学的にまたは統計的に、そのような手段をとったときに、取らなかった人に比べて成績が良かった方法」

のことを指すことにします。だからと言って、この記事で述べてることと反している勉強法しているから、自分の勉強法は間違っているとは、思わないでください。一般的に効率のよい勉強法と言われていても、ある人にとっては効率が悪い可能性は十分にあります。ですので、「これ自分に合いそう」と思った方法を取り入れていってくださいね!

これらのことに十分注意したうえで、記事をよんでください!

休憩ではなにをしていますか?

1日中勉強しているときや長時間勉強するときは、休憩時間を設けていると思います。休憩は、その時間の使い方次第で、それまで使っていた脳の活動をしっかり休めることができ、休憩時間後の勉強の効率も高められると言われています。

おそらくこのようなことは「知ってるよ」という人がほとんどでしょう。ですが実は、休憩時間の過ごし方を誤るとその後の勉強の効率を低下させてしまうとも言われています。今回はどんな休憩時間の使い方が悪影響を及ぼし、逆にどのような使い方が良い影響を与えることができるのか紹介していきます!

その後の勉強に悪影響を与える休憩時間の過ごし方

1時間くらい勉強すると疲れて休憩をとると思います。多くの受験生がとりあえず休憩中にするのは、「トイレに行く」「机を整理する」「特に理由はないがSNSを確認する」「音楽を聴く」「動画サイトで動画を見る」「お菓子をたべる」だと思います。

実はこの中に、勉強に悪影響を与えるといわれる休憩方法があります。いったいどれでしょう?

まず「特に理由はないがSNSを確認する」です。

じつは人は得ている情報の8割は視覚つまり目から得ており毎秒420万ビットもの情報量(01というような文字列を420万個認識しているということ)を得ているといわれています。ですので、勉強している際にもこの情報量を頭は処理しているというわけです。

ですから特に理由(例えば「友人に問題を聞くためにLINEを開く」など)が無ければ、自分に関係のない情報がほとんどであるSNSを確認することは、脳にとって休憩にはならないのです。ですから「なんとなく見る」という理由で、休憩時間にスマホでSNSを確認するというのは避けた方がよいでしょう。

次に悪影響を与えると言われているのが「動画サイトで動画をみる」です。

動画やゲームは長時間行うと、前頭葉の機能が低下し、前頭葉のつかさどる言語能力が低下するという研究結果を、脳トレ開発者の川島隆太は発見しています。

ですのでついつい長く見がちになってしまう「動画をみる」という休憩方法は、休憩後に勉強効率を高めたいと思っている受験生の方には、非効率的だと言えます。

休憩をどう過ごせば、効率のよい勉強につながるのか?

単刀直入に言いますと、「アップテンポ系の音楽を聴く」「目を閉じる」「机の整理をする」です。

「アップテンポ系の音楽を聴く」

アップテンポ系の音楽を聴くことによって、アドレナリンの分泌を促す交感神経の活性化を促すことができ、心拍数の上昇が起き、結果として勉強へのやる気が出てきます。ですので、やる気を促したいという人は是非とも、EDMといった「アップテンポ系の音楽を聴く」ことを意識しましょう!

「目を閉じる」

上の「悪影響を与える休憩方法」でも言いましたが、目から入る情報量は420万ビットであり、耳から入る情報量の600倍以上の情報量を得ています。ですので目を閉じるだけで、その情報量を遮断できるのですから、頭を休めるための休憩には最も効率のよい休憩方法です。疲れたらゆっくり「目を閉じ」、自分が大学生になっている姿を想像してみましょう!

「机の整理をする」

目から入る情報量を少しでも少なくし、かつ短時間ですることができます。脳を休めるための休憩には適切な休憩方法と言えます。

 

どうすれば効率よく勉強できるのか?

受験生にとって一番気になるところだと思います。すぐに取り入れられるものを紹介します!

「スマホを使うのを1日1時間以内にする」

脳トレ開発者である川島隆太の実施した研究によると「スマホを4時間使用すると2時間分の勉強効果が打ち消される」という驚きの結果を報告しています。また他にも「スマホを使用していた学生がスマホを使用しなくなると偏差値が上がる」という結果も報告しています。

といっても現代での生活ではスマホは連絡手段としても必須になってきているので、スマホの使用を完全に辞めるのは難しいでしょう。ですから本当に必要な時にだけ使うということを意識して達成できる最低のラインの「スマホ使用時間1時間以内」を目指すのが効率が良いと言われています。

もしこれを読んでいる受験生が成績が伸びなくて困っているのであれば、まず初めにこれを実践してみてください!上の研究結果では「およそスマホを使用しなくなってから1,2ヵ月で効果がでる」とも述べています。ですので2か月間試してみてその効果を実感してください!

「勉強は静かな場所でする」

ストックホルム大学での研究では、雑音(ホワイトノイズ)がある環境で勉強した人と、雑音のない環境で勉強した人で、テストの結果を比べたところ、雑音のない環境で勉強した人の成績の方がよかったという結果が出ました。これは脳で処理する情報量を下げ、一つのことに処理させる脳のワーキングメモリーを多く確保できたからです。

ですから「勉強は静かな環境でする」ように心掛け、場所が確保できないのなら、耳栓や、線の繋がっていないイヤホンをして確保して勉強するようにしましょう!

人によっては雑音がないと勉強ができないという場合は、なるべく雑音があっても「言葉の聞こえない」ような場所で勉強すると効率が良いです。言葉は雑音の中でかなり情報量を持った音ですので、聞こえない方が集中の邪魔になりません。

「復習をする」

もしかしたら「これは当たり前」と思っている人も多いかもしれません。確かにある程度勉強してきた人は、その人なりの「復習」を確立しているかもしれません。ですがここでいう復習は「2週間で3回以上同じ内容を復習する」「勉強した瞬間に復習する」の2つを紹介します。

 「2週間で2回以上同じ内容を復習する」

エビングハウスの忘却曲線によれば、無意味な文字を覚えるのにかかる時間を実験したところ、次の日には再度覚えなおすのにその半分かかった、つまりはその半分は忘れてしまうという結果が出ています。もちろん普段勉強することは無意味な文字列なわけありませんから、エビングハウスの忘却曲線が示すような割合で、すぐに忘れるということはありません。しかし4日ないし5日もすれば半分以上忘れてしまうということは少なくとも言えるでしょう。

一方半分忘れてしまうぐらいで復習を行えば、復習の時間も少なくすみかつ、記憶が定着していきます。それを2回以上繰り返すことで確実に覚えることで、長期的に記憶できると言われています。

ですので「2週間以内に2回以上復習する」ことで効率よく覚えていくことが出来るのです。ちなみにこの理論は武田塾の「4日進んで2日戻るペース」にも活用されています!ですから武田塾の生徒は知らず知らずにこれを行っているというわけです。

 「勉強した瞬間に復習する」

「どうゆうこと?」と思っている人も多いと思いますがやり方とても単純です。勉強した後休憩中に「いま何を具体的に何を勉強して具体的に何を学んだのか3つ出す」ということをするだけです!もちろんノートを見ながら考えるのはなしです。勉強道具を一切みずに考えるようにしてください。

これをすることによって自分が今しっかり勉強した内容を吸収できているのか?それともぼんやり時間をつぶしていたのか?がはっきりします。さらにこの復習ができるようになるために勉強中に「今何を学んでいるのか?」を具体的に意識しながら勉強できますので、さらに効率が上がります。精神科医である樺沢紫苑によれば、講演を聞いている人を調査した結果、「何を学ぶか?」ということを意識した人たちは、そうでない人たちに比べて、吸収している情報量が多かったそうです。このことから「勉強した瞬間に復習する」ということの大切さがわかったと思います!

 

まとめ!

いかがだったでしょうか?「自分の勉強法と同じ事言ってる!」という人も「こういうやり方もありだな」と思った人もたくさんいたと思います。自分の勉強法に取り入れられそうだなと思ったところは是非活用してみてください!

またこの内容に興味を持って、かつ時間がある方は樺沢紫苑著「インプット大全」を読んでみてください!ここに載っている内容について深く述べている箇所が多くあります!

またこの科学的にもしっかり裏付けの取れた強勉法をしたいという方には、ぜひとも武田塾の勉強法が合うと思いますので、気軽にお問い合わせください!

 

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