皆さん、こんにちは！
武田塾多治見校です。
本日は「スタディサプリ」についてご紹介してきます。
すでに使っている方、高校で導入されている方、CMで見て気になっていた方など、さまざまだと思います。
「スタディサプリ」の特徴をご紹介し、注意点も考えていきます。
スタディサプリとは
「スタディサプリ」はリクルートが運営するインターネット予備校です。
小学生から大学受験までを対象にした授業動画を視聴することができます。
月額1,980円で、すべての動画を無制限に視聴することができます。
自分の好きなときに、自分のペースで視聴できることが大きな魅力です。
スタディサプリの授業
スタディサプリの授業動画は各科目、単元ごとに分けられています。
また、レベルごとに「スタンダード」、「ハイレベル」、「トップレベル」などに分かれています。
自分が観たい内容の授業を、自分に合ったレベルで観ることができます。
全学年、全科目、全範囲の授業動画があります。
スタディサプリの講師
スタディサプリの授業は一流の講師によるわかりやすい授業です。
大手予備校で働いていた講師や参考書を多数出版している講師がいます。
授業とセットになっている教材を講師が監修しています。
教材をダウンロードすることもできますし、テキストを購入することもできます。
スタディサプリの料金
「ベーシックコース」と「合格特訓コース」の2種類あります。
「ベーシックコース」は月額だと1,980円です。
以前は月額980円でしたが、2020年2月に値上がりしました。
それでも1,980円なので、安いです。
「合格特訓コース」は月額9,800円です。
「合格特訓コース」は動画の視聴に加えて、担当コーチのサポートなどがついてきます。
スタディサプリの注意点
サービスとしては文句のつけようのないスタディサプリですが、問題点もあります。
①勉強が受動的になってしまう
スタディサプリは動画を自分で視聴していくので、受け身の勉強スタイルになります。
周りに同じように勉強している人がいなかったり、先生から指名されることがなかったりと、緊張感に欠ける側面があります。
また、授業動画を観ただけで、理解した気になってしまう危険性があります。
スタディサプリの授業動画の質は非常に高いです。
説明は簡潔でわかりやすいので、集中して視聴すれば、しっかり理解できます。
でも、「理解できた＝自力で解ける」とはならない場合もあります。
動画を観て、サクッと理解できたことは、サクッと忘れる可能性もあります。
②問題数が足りない
スタディサプリでは授業とセットになっている教材があります。
その教材に復習テストとして問題が何問かついていますが、それだけでは問題の量が少ないです。
授業内容の理解の確認としては使えますが、最終的には参考書や問題集を合わせて使う必要があります。
③ペースを守って勉強できない
スタディサプリを利用している人の中でも、月に1本も授業動画を観ないという人がけっこういます。
スタディサプリは料金が安く、スマホやパソコン、タブレットで手軽に始められます。
その分、リタイアしやすいという側面があります。
また、1日1講座視聴すると決めて、ペース通りに視聴できたとしても、うまくいくとは限りません。
どうしても集中力が続かない日もあるでしょうし、自分が苦手としている内容のときもあると思います。
そういったときは、動画をもう一度視聴したり、参考書で補ったりしなければなりません。
そのようなペース調整、計画の修正を自分一人で行うのはかなり難しいです。
「合格特訓コース」を受講しても、最終的に勉強するときは自分一人です。
自分でペースを管理し、勉強しなければなりません。
まとめ
スタディサプリは非常に優れたサービスです。
うまく活用することができれば、学校や塾の授業なしで、スタディサプリだけでも難関大学に合格することはできるでしょう。
ただ、スタディサプリだけで勉強を完結することは難しいです。
自分で参考書を使って補っていく必要があります。
また、ペース管理を自分で行い、受け身にならず能動的に勉強する必要があります。
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