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入試現代文の攻略法その3~読解方法

こんにちは。武田塾立川校です。

今回は評論文の読解方法について解説していきます

それでは早速始めましょう。


読んでるだけじゃ読めない!

洋書見開き

あなたは、このような経験がありませんか?

 

文章を一通り読んでも、頭に残らない

 

思い当たるのではないでしょうか?

特に、
文章の前半の内容を忘れてしまう人が多いようです。

 

そこで、次のような考えに至る人がいます。
読みながら、設問が出てきたら随時解答しよう。
解答根拠は傍線部の前後から拾ってこよう。

 

こんなクソみたいな読解方法は今すぐ辞めて下さい!!

真面目に言っています。

絶対にやめて下さい!

 

傍線部の前後以外に、解答根拠がある場合なんて結構あります。しかも、
文章の全体像を理解してもいないのに、
設問を解いていくのは自殺行為です。

 

地図が無いのに、
敵の城に攻め入っていくようなものです。

地図を持っていないと、
地形や、地理などが分からないので、
攻め方が決められません。

良いですか!

あなたがやるべきことは、




一通り文章を読んで、全体像を把握した上で、
設問を解くことなのです。

 

自分で地図を作る感覚です。

 

一通り文章を読んで、内容を忘れてしまうのは、

この地図を描く訓練ができていないからです。


評論文の読み方はこれだ!

以下の手順で全体像を把握して下さい。

最強かつシンプルな読み方とは...
一通り文章を読みながら、

1:テーマ
2:意味段落
3:筆者の最も言いたいこと

この3つを押さえていきます。

 

具体的に解説していきますね(^^)
評論文を書くとき、
筆者が前もって準備するものがあります。

それは、構成表です。

文章は何百ページにも及ぶことがあるので、
構成を考えておかないと、
スムーズに書き進めることができません。

闇雲に書いていっても、
脱線したり、
余計な話が混じったりしてしまうものだからです。

小論文の勉強をしたことのある人ならば、
分かってもらえると思います。

小論文では、
メモ書きをしますよね?

メモ書きをしないで、いきなり書き始めたら、
どんな悲惨なことになるか
小論文でしくじった経験のある人なら理解してもらえるはずです。

 

を戻します。

筆者が構成を考えるに際して、
まず第一に考えるのが、

「テーマ」と「最も言いたいこと」です。

なぜなら、
この2つが文章の核となる部分だからです。

 

この根本からブレないように、
文章を書いていく必要があるのです。

 

例えば、

「アフリカの児童労働」というテーマで文章を書くとします。

最も言いたいことは

「実は、日本のような先進国が、アフリカの児童労働に加担している。
だから、経済概念を見直さなければならない。」


だとしましょう。

これを根底にして、構成を考えていきます。

こうすることで、
情報がシンプルになり、
ブレないで考えていくことができます。

 

に筆者は、
書くべき内容を考えていきます。

それを、効果的に読者に伝えられると判断した順番に並び替えて
構成表が出来上がります。

先程の例でやってみましょう。

 

テーマ:アフリカの児童労働

第一章:アフリカの児童労働の実態、現状

第二章:児童労働の原因

第三章:先進国と児童労働の関係

第四章:解決策

第五章:まとめ

最も言いたいこと:
日本のような先進国が、
アフリカの児童労働に加担している。
だから、
経済概念を見直さなければならない。

 

どうですか?

 

このように、
しっかりと構成を考えて文章は作られているものなのです。

 

 

て、

入試において、あなたが向き合う文章は2~6ページくらいです。

 

と言っても、
各段落ごとの内容をいちいち考えていたら、
制限時間内に解き終わりませんよね。

 

そこで、意味段落を考える必要性が出てきます。

 

意味段落とは、形式段落をある程度のまとまりで区切ったものです

 

例えば、全部で10段落構成の文章の場合、

 

1~3で1まとまり
2~7で1まとまり
8~10で1まとまり

 

という具合に、
同じ内容のまとまりでわけていったものが
意味段落だと考えて下さい。

 

意味段落を押さえることで、
論展開をつかむことができ、内容理解度が飛躍的にアップします。


なので、是非やって下さい。

 

まとめます。
一通り文章を読みながら、

1:テーマ
2:意味段落
3:筆者の最も言いたいこと

この3つを押さえていきます。

 

慣れるまではこうしろ!

 

この3つを押さえることに慣れていない人は、
次のことをやって下さい。

 

フローチャートを書いてみる。

 

つまり、テーマ・意味段落、言いたいこと

この流れを書き出してみるのです。

 

この練習を繰り返し行うことで、
全体像を把握する能力が身に付いてきます。

なので、時間をかけて、

じっくり文章と向きあってみることをおススメします。

今回は以上です。

 

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