ブログ

【永久保存版】大学受験にむけた塾・予備校の選び方を解説!

みなさんこんにちは!武田塾巣鴨校です。

 

この記事を見てくれたということは、今どこの塾・予備校に通おうか迷っているという人が多いのだと思います。

 

この記事では、大学受験の塾・予備校の3種類(集団・個別・映像)の形態について、

どのような人が入るべき予備校なのか徹底解説していきます!

 

 

主体性が大事!集団授業系の塾・予備校

school_class_seifuku_woman

大手だと河合塾や駿台予備校、代々木ゼミナールなどが該当します。

大学受験を考えるのならとりあえず大手かな~と考えている人、多いはずです

 

集団授業系塾・予備校のメリットとデメリット

メリット:

全国的に有名な講師が、特に首都圏で多いです。

もちろん指導の腕はピカイチで、非常に分かりやすい論理展開を行います。

このような先生に指導してもらえることへの安心感も大きいでしょう。

また、周りの生徒が見えることで士気が上がるという生徒もいるはずです。

 

デメリット:

第一に、多くは週に1回程度しか進まないため、ペースが非常に遅いところが挙げられます。

特に、「今の偏差値は低いけど逆転合格したい!」という生徒にとっては、

このペースの遅さがネックとなり間に合わないというケースもあります。

順当に成績を伸ばすことには長けている一方、一気に上げることには疎いです。

 

集団授業系塾・予備校の授業の進み方

基本的に集団授業系のルーティンは以下の通りです。

独自テキストで予習する

授業を受ける

復習する

この中で塾・予備校が面倒を見てくれるのは、週1回程度の授業を受けるところだけです。

独自テキストには解答が載っていないことも多いですから、

授業を受けて解答を入手する必要があります。

そして予習や復習は各々の裁量で行います。

もちろん「こういう風に復習しろよ~」と言ってくれる先生もいますが、

実際にそれをチェックしてくれるスタッフはいません。

 

そして商品である授業はというと、高校入試まででは考えられないクオリティのプロ講師ばかりです。

少なくとも、地方の塾の講師ではかなわないレベルの授業を展開しています。

 

集団授業系塾・予備校に向いている人

授業の質はずば抜けている一方、それを定着させるための復習は各自の判断に任されています。

つまり、予習・復習を自分できっちり進め、知識を自分のものにできる生徒に向いています。

 

学校でも授業が多数展開されているわけですから、まずはそこで予習・復習のサイクルを

きっちり回すことができるか試してみてください。

学校で成績が伸びない生徒が、いくらプロとは言え予備校の授業を受けて成績が上がるとは思えません。

学校の授業でちゃんと成績が伸ばせていて、さらに成績を伸ばしたい生徒には適性があります。

とりあえず大手に行こうと思っている人、プロの授業を聞いたら成績が上がると思っている人。

とりあえずどこかの予備校に入って付いていけば安心だと思っていませんか?

少なくとも集団授業は、受け身の姿勢では成績が上がりません!!

その前後の、自分でする勉強時間の質で成績の差が生まれています。

塾・予備校に入れば成績が必ず上がるわけではありませんから、よく注意してください。

 

 

 

ペースメイクが大事!個別指導系の塾・予備校

地方の塾や、個人経営の塾では個別指導が主流です。

武田塾はこのカテゴリには入っていません

直接指導を受けることのメリット・デメリットとは何でしょうか?

job_juku_koushi

個別指導系塾・予備校のメリットとデメリット

メリット:

自分が分からないところに対してピンポイントに回答を得ることができます。

また、先生との距離が近いこともあり、適度な緊張感をもって授業を受けることができます。

最大のメリットとしては、個別のカリキュラムを組んでもらえることです。

型にはまったマニュアル式ではなく、現状の学力に合わせて、どの単元をどの順番で、

どの程度まで突き詰めるかを個別に考えてくれます。

他にも、授業の時間に別の用事が入ってしまったときに、振り返ることができるのも魅力です。

 

デメリット:

料金の高さが挙げられます。担当の先生が1人に対し生徒が1~5名程度しかつかない形式ゆえに、

どうしても人件費はとても高くつきます。

また、受講できる科目にも制限があります。

1回の授業につき1科目が限界ですから、受験に必要な全科目を取得しようとすると

とんでもない月謝になるはずです。

 

個別指導系塾・予備校の授業の進み方

基本的に個別指導系のルーティンは以下の通りです。

出された宿題を解いてくる

授業で分からないところを確認する

復習する

集団系と違い、宿題は生徒ごとに違いますから、自分の今のレベルにあった学習が強制されます

自分の今のレベルから、受験までに必要なことを先生が考えて出してくれるのですから、

ここに乗っかっておけばどうにかなる気がしてしまうのです。

 

ここで大事になってくるのが、受験当日までのペースメイクです。

受験までに範囲を間に合わせるには、この時期までにどの程度のレベルの宿題を

できるようになっていなければならないか、これを自分で自覚する必要があります。

先生方は、現状できていないところを解説してくれますが、

できていない限り次の単元に進ませることができません。

自分で、月末までにはここにいなければならない、という自覚をもって進む必要があります。

 

こう列挙すると集団授業より優れているように見える一方ですが、

授業を担当するのはほとんど大学生講師です。

もちろん授業の質は見事にバラバラで、言い方が悪いですがアタリハズレがあります

実際この辺りは、高校生であればどの先生が良い先生かを見定める能力をある程度持っています。

校舎長の先生に「チェンジで」と言うことができれば、解決することもあります。

 

個別指導系塾・予備校に向いている人

正直なことを言うと、強運な人です。

質のいい校舎長と講師を引き当てるガチャ要素が強すぎます。

 

個別指導系はどちらかというと「定期テスト対策」に強い塾です。

出題範囲が決まっていて、出題される問題もワークにほとんど書いているわけですから、

この進め方を管理してくれる人がいるだけで定期テストへの対策の質が大きく変わります。

一方、大学受験となると、志望校レベルまで指導できる先生を引き当てるのは、

その志望校のレベルが高ければ高いほど難しいことはお判りいただけると思います。

東京大学に行くためには東京大学の講師を引かなければならない、というのは偽ですが、

東京大学に行くためには東京大学の入試を解説できるレベルの講師を引かなければならない、というのは真です。

もちろん地方大学の先生でもそのレベルまで解説できる先生はいますが、

その先生を引き当てるためには相当の豪運が必要です。

大学受験のことを考えるとあまりお勧めはできません。

 

 

抗う心が大事!?映像授業系の塾・予備校

大手だと東進ハイスクール(東進衛星予備校)や河合塾マナビスなどが該当します。

はっきり言って集団や個別より大学受験向きなこの形態ですが、

大きな落とし穴があります。一緒に見ていきましょう!

computer_school_girl

映像授業系塾・予備校のメリットとデメリット

メリット:

自分のペースで進むことができるため、逆転合格が生まれやすいことです。

先生方のレベルは集団授業のものより高く、授業を受けて成績を伸ばしたいということであれば、

映像授業系の塾・予備校に行くことが最適解になります。

 

デメリット:

メリットに目がくらんではいる生徒も多い一方、

見た映像を受けっぱなしにしたり、その時は「できる」ところまで進んでいても、

復習を怠ることですべてが無に帰す生徒が非常に多いです。

集団授業と同じく、自分で予習・復習を行わない限り成績は伸びません。

 

映像授業系塾・予備校の授業の進み方

基本的に映像授業系のルーティンは以下の通りです。

(予習が必要な講座は予習を行う)

映像授業を受ける

授業内容のテストを受ける

復習する

他の形態との大きな違いは、授業を受けた後に、

その内容をちゃんと習得できているかを判定するテストがあることです。

映像授業ですから、寝て過ごしていても授業を消化できてしまいます。

これを防止するために、授業の内容をほぼそのままテストにして出題し、

ちゃんと授業を受けて内容を理解したかの確認が入ります

(この時点で他形態から大きくアドバンテージ取れてますね)

 

しかし、その場でできたとしても、受験会場で解けなければ意味がありません。

先述の通り、復習を自分で進めなければ定着はしないのです。

結局自分で進める力が問われます。

 

さらに、その復習を邪魔する存在が、映像授業塾ならではの形で現れます。

まさかの校舎長です。

 

実は映像授業系の塾というのは、映像を作っている会社と、校舎を運営している会社が

異なるというケースが非常に多いです。(フランチャイズという言葉で分かる人は分かると思います)

校舎を運営している会社でハズレを引いてしまうと、

復習をする余裕もないくらい映像を無駄にたくさん購入させられることがあります。

なぜなら、校舎長の会社からの評価は「どれだけ授業を買ってもらえたか」だからです。

「どれだけ合格させることができたか」ではありません。(少なくとも筆者はそうでした)

復習をしないと成績が上がらないのに、復習させてもらえない。

なんだかおかしいことが起こってしまうケースがあるのです。

(武田塾の林塾長もコレに引っかかってしまったようですしね……)

 

だからこそ、校舎長から勧められた講座を自分でちゃんと吟味し、

「自分に必要な分量はこれだから他は要りません!!」と抗う能力が必要です。

 

この課題を乗り越えさえすれば、紹介した3形態の中で一番のパフォーマンスとなります。

 

映像授業系塾・予備校に向いている人

自分に必要なことがちゃんと把握できる人です。

3形態の中では一番学力を飛躍的に伸ばすチャンスがある一方で、

そのチャンスは自分に芯がある人しか得られません。

自分がこの予備校から何を得たいのかをちゃんと自覚して、

それに沿った講座を購入するようにすれば、目覚ましい進歩をするでしょう。

 

一方で、有名だから行きたい、とりあえず塾に行きたいという生徒は、

校舎長に流されて高額のお金と時間を失う可能性があります。

有名だから、昔からあるから、これらに騙されないように注意しましょう。

 

 

結局どこが一番良いのか

大前提として、大学受験予備校はどこであっても、

自分で勉強を進める意思がないと成績が上がりません

中学受験や高校受験と違い、受け身でもある程度何とかなる、ということはないのです。

その上で3形態を比較したとき、

  ・逆転合格をしたい→映像授業系

  ・細かいケアをしてほしい→個別指導系

  ・着実に順当な範囲で成績を上げたい→集団授業系

ということになると思います。

ただし大手予備校は、成績がもともと良い生徒をさらに押し上げることが得意ですから、

現状の成績があまりよくないという場合には、個別系に進む方が無難です。

 

ちなみに武田塾はどのカテゴリにも入らないです。そもそも授業をしませんからね。

宣伝のようですが、あえて書くとしたら

武田塾は、今の成績に関係なく逆転合格を狙える塾だと思います。

先生は参考書ですから、実質プロ講師から授業を受けているようなものです。

それを自分のペースで進めることができる塾は、武田塾くらいではないでしょうか。

 

武田塾メソッドは、意志さえあれば自分で進めることができる内容です。

塾や予備校に入らなくても、自力で戦うことができます。

やり方はすべてYouTubeHPに公開されていますから、ぜひ目を通してみてください。

その上で、百聞は一見に如かずです。

ぜひ、無料受験相談で、自力で進める大学受験対策を学んでください。

 

無料受験相談

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる