古文が苦手な生徒必見!!
今回は古文が苦手な生徒に向けてよくある質問に答える形で勉強法をご紹介させていただきます!
Q.高校2年生です。そろそろ古文の勉強を始めようと思っているのですが、今のところ『望月光 古文文法講義の実況中継』を検討しています。初心者がいきなり使っても大丈夫ですか?
A.大丈夫だけど志望校によってはオーバーワーク
早稲田大学などの古文が難しい大学の場合はいい
→国公立の一般的な大学・MARCHではそこまでやらなくていい
→『富井の古典文法をはじめからていねいに』 『古典文法 スピード・インプット』などで十分
大学に合わせて使い分ける
Q.学校の古文の授業って役立ちますか?
A.役立たないです!
学校の古文の授業は教科書をみんなで読んで全文訳をするのが主流
→正しい古文は訳すことじゃない
→わからない単語やわからない文法は出て当たり前
推測力を磨くことが古文には欠かせない!
古文が省略が多い文章
→主語など抜けている部分が多い
→省略を補う練習が古文の成績を一番伸ばす
古文の文章は訳すことより省略を補うことに力を入れてやるべき!
Q.共通テストだけの場合『古文上達 基礎編 読解と演習45』はやったほうがいいですか?
単語と文法の暗記→過去問でもいいような気がするのですが『古文上達』をやるといいことはありますか?
A.時間に余裕があるならやってほしい
共通テストやセンター試験過去問の古文は難しい
→分量がそもそも多い
→単語や文法を覚えてすぐ過去問などを解くと長さにやられる 前段階として『古文上達』などの短い文章で内容を理解する訓練をしておく
→いきなり過去問に行く前に『古文上達』を挟むとメリットがある
Q品詞分解ってやるべきですか?
いつも読みながらやっていますが読むのが遅い気がします。ですが、精読は大事だと聞くのでやっぱりやったほうがいいですか?
A.品詞分解は基本やらなくていい
国公立2次の記述の古文問題でやる
古文で大事なのは訳すことより省略を補うこと
→品詞分解をしていると視野が狭くなる
→省略を補うことがおろそかになってしまう
→大局が見えなくなってしまうのでよくない
品詞分解が役に立つのは古文の記述問題
→国公立の古文記述問題は内容が合っていても文法の解釈を間違えると減点される
→細かい助動詞の訳もちゃんと正解に反映させないといけない
記述問題の対策は品詞分解をして訳し忘れがないようにするのを意識する
最後に
今回ご紹介した勉強法の中を参考にして苦手を克服していきましょう!!