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季節も進み、空模様も秋、そしてトンボを目にする機会も増えてきました。
過ごしやすいこの季節ですが、皆さん充実した生活を過ごせていますか?
受験生にとってはここから実力をめきめきつける時期に差し掛かっており、緊張感が抜けない人も多いと思いますが、今日のブログをぜひ読んでほしいのは受験生ではなく、まだ共通テストの科目を決めていない理系志望の高1、2年生です。
今回のテーマは「国公立大学 理系志望の共通テスト 社会科目の選び方」です。
国公立大学理系志望の社会科目の選択はなにを基準に選んでいいのか迷う…という方、いますよね。
そもそも国公立大学志望の時点で科目数が多いため、社会まで手を回していられないし、理数系の科目に重点を置きたいので時間がかからない科目がいい!そんなあなたのために、使える科目をおすすめ順にご紹介します!!
なお、本日の勉強法については武田塾チャンネルでもご紹介しています!ぜひ合わせてごらんください!
また、「勉強の悩み事がある!」「現代文以外の勉強法についてもぜひ相談したい!」そんなあなたのために、武田塾新札幌校では随時、無料受験相談を行っています!
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それでは、さっそく内容に入っていきましょう!
そもそも共通テストってなんの科目があるの?
共通テストの社会科では、主に地歴・公民の2つの分野があり、
世界史A/世界史B/日本史A/日本史B/地理A/地理B/現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済
の10科目から1~2科目を選択できるようになっています。
ここで国立理系志望は多くの場合範囲の狭い
世界史A、日本史A、地理Aを除く、世界史B/日本史B/地理B/現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済から0~1科目を選択することになります。
加えて、旧帝国大学をはじめとする、難関大学志望者は
現代社会/倫理/政治・経済を選択できないことも多いため、注意が必要です。
自分の志望校の募集要項を早いうちから確認し、「現代社会が使えなかった…」なんていう悲劇が起きないようにしましょう!
堂々の第1位は?
今日の記事では、理系科目に時間をかけて試験対策をするため、最大のコストパフォーマンスを発揮する社会科目をおすすめ順に紹介していきます。
国公立理系志望であれば「鉄板は『地理B』か『倫理・政治経済』だ」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ですが、堂々の第1位は”現代社会”です!
もちろん、選べるなら、という前提ではありますが、この科目はいわばコスパの神です。
中には1か月前に学習を始めたにも関わらず、センター試験で98点を取った猛者もいるようです。
加えて、国立文系志望で二次に使わない二科目目の社会科目として対策を行った結果、超短期間で高得点を稼ぐことができた人もいるようです。
この現代社会ですが、『倫理・政治経済』の両方、倫理も政治経済も簡単にしてしまったような科目になっています。
語弊はあるかもしれませんが、言わば「劣化版 倫理・政治経済」。
使えるのであれば最優先に選びたい科目です!
ただ、気を付けていただきたいのは
現状で現代社会が使える進路先は絞られてしまうということです。
志望校選びで志望校が決まっており、自分が出願する大学は確実に現代社会で受験が可能な場合のみ、現代社会を選択するようにしましょう!
第2位!
現社が使えなかった…という人も、これなら使えるかもしれません。
第2位は単体科目での『倫理』or『政治・経済』です。
各単体であれば社会科目の中でコスパが良く、地歴に比べると暗記量が少ないことがおすすめの理由です。
「とはいっても、政治経済や倫理はとっつきづらい…」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、
「蔭山の共通テスト政治・経済(大学受験Nシリーズ)」
「蔭山の共通テスト倫理(大学受験Nシリーズ)」 はとても読みやすく、初学者にもおすすめの参考書となっています。
公民科目はちゃんとやれば短期間で仕上げやすいとも言われています。
ぜひ、これらの参考書を活用して、共通テスト社会科目として倫理・政治経済を完成させてください!
とはいっても現代社会と単体の倫理・政経は使えなかった…
現代社会も使えず、倫理・政経は2科目で1科目としてしか使えない。
そんなあなたに最もおすすめなのは「地理B」です。
国公立大学理系志望では1番選択される科目であり、先輩や、学校の先生から最もおすすめされることが多い地理B。ある意味国公立理系大学志望としては王道の科目ともいえるでしょう!
そしてその暗記量は倫理・政治経済と日本史、世界史に比べて少なくなっています。
共通テストでも、7割までであれば1か月も勉強すれば取れるはずです。
一方、7割以上を目指すとなると、統計問題や、グラフ・地図をつかう資料問題が存在するため、推測や予想で勝負する問題が多く、知識だけで得点するのは限界があります。
そのため、知識で攻め切ることができず、確実性にかけてしまうという弱点があります。
言い換えると波ができてしまう、ということです。
そのため、9割を目指す際の科目としてはおすすめできません。
ですが、難関大学志望の中でも、東京工業大学のように、6割を取れば足切りを回避でき、十二分に二次試験で挽回できる!という場合は地理Bの選択も可能であるといえるでしょう。
倫理・政治経済はどうなの?
よく耳にする倫理・政治経済。
こちらは2科目分となってしまうので、地理Bよりも暗記量は増えてしまいます。
しかしながら、こちらは地理Bに比べてある程度知識で攻められる分、高得点狙いの人は時間をかけて倫理・政治経済を選択するのはありだといえるでしょう。
一方で「いやいや理数系の勉強に時間を使いたい、短期間で社会は仕上げたい!」そんな人には地理Bの方があっているかもしれません。この選択は自分の取りたい得点・暗記力によって変わるため、自分が最もコスパよく学習できる科目を選びましょう!
歴史科目は?
ここまで、歴史科目が登場していないことに不安を覚えている人もいると思います。
ですが、基本的なセオリーで行くと理系志望は歴史科目を選んではいけません。
その理由は暗記量が多く、流れの理解をしっかりしなくてはならないことがあり、歴史系は重たい、というのがあります。
しかしながら、歴史科目が得意で受験勉強に支障がなく、ほぼ通史が仕上がっている場合などは、知識で攻められる分、得点が安定しやすいというメリットもあります。
また、日本史と世界史の2択であれば、共通テストまでは日本史のほうが簡単であると考えられています。なぜならば世界史は世界の中で起きたことを流れだけでなく、ある時代に起きたことを横のつながりも見ながら考えなくてはいけない一方、日本史は一つの国の中で起きた歴史だからです。
まとめ
今日は国公立大学理系志望の共通テストの社会科目オススメランキングを紹介しました!
今日の記事では
現代社会
単体の倫理、単体の政治経済
地理B
倫理・政治経済
日本史B、世界史B
というランキングでしたが、いかがだったでしょうか。
大学によっては使えない科目もあるため、自分が受ける大学で使える中では地理Bが最もコスパがよさそう!なんていうこともあるかもしれませんね。
また、今日この記事をまとめた筆者は漢字が覚えられないためにカタカナがたくさん出てくる世界史を選択し、現役の時は80点、浪人時は87点を取ることができました。
つまり、最重要なのは皆さんが良い点を取るために、共通テストの配点とコスパを意識して最前の選択を考えること!
ぜひ今日の記事を参考にして、社会科目を選んでいただければ幸いです!
これ以外にも、まだまだ聞きたいことがある…といった方や、現代文について困っている方、ぜひ、武田塾新札幌校の無料受験相談で、
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