ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
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はじめに
今回のブログのテーマは「理科科目の勉強方法、定期テスト対策」です。
理科の勉強は英語・数学と比べて後回しにされがちですが、全く触れていないと後からとても大変になってしまいます。そんな状況を防ぐために、学校の定期テストで高得点を取る勉強をして学習量を担保しましょう。
ここでは、現役東大生が実践していた定期テスト対策の方法を紹介します!
このブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしています。是非これらの動画もご覧ください!
定期テスト理科(物理・化学・生物)の攻略法
高校1・2年生のうちは英語・数学の勉強で手一杯だと思いますが、理科の完全放置は避けたいところです。
ここでは、学校の定期テストを利用して理科の学習量を担保しておくための方法をレクチャーします。
定期テスト期間にやること!
テスト範囲が発表された時にまずしなければいけないことは、自分がやるべきものを全て把握することです。
やり忘れがないように教科書・問題集・資料集のページ範囲など、テスト勉強でやらなきゃいけないものをとにかく全部書き出しましょう。学校のテスト範囲の発表の時は教科書のページしか発表されない場合もありますが、対応する問題集や資料集のページも確認しておくようにしてください。
定期テストといっても教科書だけで勉強が完結することはありません。自分で問題を解くことを中心に考えてワークもテスト対策範囲に入れておきましょう。
学校教材のおすすめのやり方
ここからは多くの人が使っている学校教材『セミナー化学基礎+化学』を例におすすめのやり方を紹介していきます。
やり方
『セミナー化学基礎+化学』は前半が要点のまとめ、後半が問題になっています。まずは要点の部分を読んで覚える箇所に色を塗り、公式などを確認してテスト範囲を復習しましょう。その後問題パートに移ってください。
問題は最終的にどれくらい解く計画で進める?
少し時間はかかりますが、見ただけで解ける簡単な問題以外はテスト範囲を1周全部解くようにしましょう。
難しい問題は印をつけておいてできるようになるまで解くようにしてください。
いつまでに1通り解き終わる?
テスト範囲の問題集は、少なくとも3日前には一通り解き終わっている状態にしておきましょう。
テスト3日前からは暗記の詰め込みと解けなかった問題の最終確認に入れるようにしてください。
暗記はどうしたらいいのか?
暗記は時間がかけられるのであれば、ルーズリーフを使って項目ごとに覚えやすくまとめた表を作成してみましょう。まとめノートではなく、暗記用の整理ノートを作るというイメージです。教科書は押しつけられた情報なので覚えにくいと感じることが多いですが、整理ノートは自分が覚えやすい形で整理できるので覚えやすくなります。
整理ノートの作り方
まずは、今回覚えないといけないことを全部書き出しましょう。そのとき暗記用のペンで書くと、あとからシートで隠して確認することができます。また、ルーズリーフを使えばいつでもどこでも見ることができます。
整理ノートは1回作って終わりでは身につきません。何回も見てテストをしまくることが重要です。思い出す作業で脳を刺激して何回も繰り返すことで身につきます。
暗記のタイミングはいつ?『セミナー』の前なのか後なのか?
問題を解くときに公式などを覚えていない状態だと意味がないので、暗記表は先につくって問題を解いていきましょう。暗記は問題演習と同時並行で進めましょう。
【苦手克服】物理の勉強法
高校1・2年生の皆さんの中には、物理が苦手な人も多いと思います。そんな人はこれから紹介する勉強法で成績UPを目指しましょう!
物理を勉強する4ステップ
①基礎を固める
学校の授業で習っていない範囲でも教科書・参考書・映像授業を見て、基礎に触れておくようにしましょう。
力学・熱力学・電磁気はいろいろと繋がっていることが多いので、あらかじめ多くの範囲に目を通しておくと「こんな感じなのかな」という全体像がイメージできるようになります。
②公式を覚える
物理は数学の勉強に近いので公式を覚えることが重要です。
公式を覚えることは当たり前だと思っている人が多いと思いますが、見落としがちなことがあります。それは、過程を見ているのかということです。教科書に小さい文字でこの公式はこうやって導きますと書かれていることがあると思うので、その部分も見逃さずにチェックするようにしましょう!ここを見ているか見ていないかが大きな差になります。
難しい問題だと公式に至る前の過程を知っていないと解けない問題が出てくるので、しっかりと覚えておく必要があります。
重要な公式が学べる参考書 → 『漆原晃の物理基礎・物理』
③問題を解く
基礎の勉強が終わり、公式を覚え始めたら問題演習に入りましょう。
簡単な問題から解いていく学校教材
・『リードα 物理基礎・物理』
・『セミナー 物理基礎+物理』
簡単な問題から解いていく参考書
・『物理のエッセンス』
・『漆原の物理 明快解法講座』
④要素分解をする
基本問題は公式に当てはめたら解けるようになりますが応用問題は違います。問題内の文章を要素に分けて公式などを割り当てて考えることが重要です。
わからなくてできなかった問題は解説を読んで整理しましょう。その問題でどの分野の公式が使われていたのか、メモや色を塗ってわかりやすいようにすると同じミスをする確率が減ります。最後にはもう一度自分の力で解けるのかを確認しましょう。やったその日だけではなく、後日に復習することも重要です。
複雑な設定を分解することは慣れたらできるようになりますか?
たくさんの基礎問題に触れてから応用問題を解いていくとイメージができるようになります。初めのうちはできなくて大変だとは思いますが根気強く問題演習を進めていきましょう。
物理 苦手意識の克服ポイント
問題文から変化や結果までの過程をイメージできるようになると勉強が楽しくなって、のめりこめるようになります。
今回のまとめ
今回は「理科科目の勉強方法、定期テスト対策」をテーマに、どのように定期テスト対策をするのか、物理の苦手克服のためにはどのように勉強を進めていけばいいのかについてお話してきました。
ポイントは以下の4点です。
・定期テスト前はテスト勉強に必要な範囲を全部書き出す
・3日前までに問題集を1通り終わらせて暗記と不得意な問題に注力する時間を確保する
・物理の勉強方法は今回紹介した4ステップを実行する
・問題に多く触れることで物理の問題を解くために必要なイメージ力を鍛える
これらを実行して、定期テストの勉強を受験にも活かせるようにしましょう。また、物理の苦手克服にもチャレンジしてみてください!
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