【北星】文学部英文学科/心理・応用コミュニケーション学科を紹介！

この記事では、北星学園大学　英文学科/心理・応用コミュニケーション学科について紹介します！

北星学園大学とは…

概要

北星学園大学は、札幌市にある3学部8学科と大学院および短期大学部2学科を有する北海道屈指の文系総合大学です。1965年から続く北海道の私立大学の先駆的な国際教育で、グローバルな視野を持った人材を育成しています。

　本学は、プロテスタンティズムを建学の精神とする北星学園に属す。北星学園大学の基本は知的誠実である。それは、神の前で自己や自国を相対化し、謙虚に学びつづける姿勢である。「神を畏れることは知識の初めである」(旧約聖書：箴言1章7節)。

自他の人格の尊厳を知り、人間を何かの手段と見ないキリスト教的価値観が、本学の営みの根底に潜む。見識を備え責任を自覚し、社会に貢献する独立人を養成することが、本学の目標である。それは、抑圧や偏見から解放された広い学問的視野のもとに、異質なものを重んじ、内外のあらゆる人を隣人と見る開かれた人間である。

そういう意味での自由を本学は目指している。『真理はあなたがたに自由を得させるであろう』(新約聖書：ヨハネによる福音書8章32節)。

本学は、開学以来、地域・社会・世界に開かれた大学を目標としているのである。　（大学HP引用）

入学時より以下の3学部8学科に分かれます。

・文学部
　‣英文学科
　‣心理・応用コミュニケーション学科

・経済学部
　‣経済学科
　‣経営情報学科
　‣経済法学科

・社会福祉学部
　‣福祉計画学科
　‣福祉臨床学科
　‣福祉心理学科

本日はこの中から、北星学園大学　文学部　英文学科、心理・応用コミュニケーション学科を紹介します！

学生数・男女比

2019年度

【学園全体】

学生数：男:1,903　女:1,924　計:3,827　

男女比：男50％　女50％

【文学部】

学生数：男:291　女:747　計:1,038

男女比：男:28%　女:72%

※参考：全国の工学部の学生の男女比：男子29％、女子71％

北星学園大学　文学部は、全国平均と同じ男女比となっています！

4年間の流れ

【英文学科】

１年次：一般教養と専門科目の導入を学びます。まずは英語漬けの学習環境に慣れ、英語運用能力を高めるとともに、学びの関心がどこにあるかを探っていきます。
２年次：1年次の土台に、さらにネイティブスピーカーの先生の元で英語力をしっかり伸ばします。
３年次：身につけた英語力を元に専門科目を学びます。さまざまな文学ジャンルを通して英語圏の文化を学ぶ「文化・文学」、異文化・デジタルコミュニケーション能力の獲得を目指す「グローバル・スタディーズ」、英語学・英語教育について学ぶ「言語・コミュニケーション」の３コースに分かれます。
４年次：専門演習で知識と実践の総仕上げをします。第2学期は卒業論文を作成します。

【心理・応用コミュニケーション学科】

１年次：心理学やコミュニケーションに関する基礎的な知識から発展的な知識へと体系的に学んでいきます。
２年次：1年次に学んだことを応用して、更に専門知識を身に付け、そして現場での学びを通して経験値を高めていきます。
３年次：各教員のもとで更なる専門知識を深く学び、そして議論や発表の仕方についても仲間とともに学んでいきます。
４年次：論文、心理学実験、絵本の制作、映像作品など、ゼミ教員の指導を受けながら卒業研究に取り組みます。

就職・進学率

【文学部】

卒業者：126名

就職者：103名（82％）

進学者：1名（5％）

その他：15名（12％）

卒業後はほとんどの方が就職されます！

主な就職先

主な就職先は、JALスカイ札幌・ANA新千歳空港・北海道銀行各、日本航空・ロイズコンフェクト・北海道職員各、AIRDO・札幌駅総合開発・札幌市職員各など。以上のように、4年間で学んだ英語や心理学、コミュニケーション論の考え方が生かせる業種への就職に強いので、地域社会での活躍を目指す人におススメです！

特に、道内で航空系の内定者のうち多くは北星出身者で、就職活動支援も手厚く行っています！

道内高校の英語教員は北星出身者の割合がもっとも高く、中学英語教員においてもトップレベルの輩出率を誇っています。

また、通信制教育の同時履修により、小学校免許も取得可能です。

各学科の特徴

英文学科とは…　

概要

英文学科が目指していることは、英米の文学や文化、英語そのもの、あるいはコミュニケーションについて学ぶことによって、英語に対する豊かな知識と実践的な英語力を培い、グローバル化する現代社会において創造的に活躍できるすぐれた資質を身につけてもらうことです。

【文化・文学コース】

文化・文学コースの特徴は、英語で表現された、さまざまな国の文学を学び、深い文化的知識と英語力を身につけていく点にあります。異なる人種・民族・宗教・階級の人々が、それぞれの時代にどのような問題意識を抱えて世界をとらえていたのか、文学作品を通して学んでいきます。小説、詩、演劇、創作など多様なジャンルでカリキュラムが展開され、読解の素材はすべて味わい深い（読み応えのある）英語で書かれているほか、ディスカッションやプレゼンテーション、論文調査、創作、英語劇などを通して多角的に英語での発信力を養います。文学はもともと人々の暮らしに沿って、娯楽として親しまれてきたジャンルですので、大いに楽しみながら、確かな文化的知識や英語力をつけていきます。

【言語コミュニケーションコース】

言語コミュニケーションコースの特徴は、言語としての英語と人間をつなげる学問領域を学習し、さらに、実践的な場面での効果的なコミュニケーション技術の習得を目指す点にあります。英語を言語学的に学習する英語学、言語の使用と習得を学ぶ応用言語学、ことばと社会の関係について学ぶ社会言語学、英語の教え方や学習方法を学ぶ英語教育などを学びます。クラスでは英語で書かれた学術論文を読み、プレゼンテーションやディスカッションなどが多いのが特徴です。

【グローバル・スタディーコース】

グローバルスタディーズコースの特徴は、グローバルな視点からの知識と批判的思考力、異文化コミュニケーション能力の獲得を目指して学ぶことにあります。インターネットの普及、移民、難民、旅行客の増大と、あらゆる意味で地球はますます「狭く」なってきていますが、同時に、文化・宗教などの違いに起因する誤解や紛争も増え続け、世界規模で取り組み解決すべき問題が山積しています。このコースでは、国内外で起きる様々な問題に対して主体的にとらえ、異なる文化背景を持つ人々と人間として向き合い「つながる」ことができる「グローバル市民」になるための基礎力を養います。

魅力

英文学科の魅力は、4年間で実用的な英語を身につけ、それを活かすことのできる業種への就職に強いというところです。

特に、道内で航空系の内定者のうち多くは北星出身者で、就職活動支援も手厚く行っています。

加えて、道内高校の英語教員は北星出身者の割合がもっとも高く、中学英語教員においてもトップレベルの輩出率を誇っています。

以上のことから、航空系、中学、高校の英語教員を目指す方に特におすすめの学科となっています！

心理・応用コミュニケーション学科とは…

概要

心理・応用コミュニケーション学科では、心理学の知見に基づいた人間理解に関する知識を教授するとともに、社会の現場で自ら問題を見つけ出し考え行動する力を養成し、人々の相互理解と協働が求められる社会状況の中で、コミュニケーションの活性化に貢献できる人材の育成を目的としています。そのため理論と現場の融合を目指した教育体制を敷き、心理学的トレーニングによってコミュニケーションを科学する力を獲得するとともに、言語表現力を強化し様々な場面での応用的実践を通じて、世の中を広く多角的に見渡す力（空間的センス）と物事を長期的・因果的に考える力（時間的センス）を身につけていくことを目的としています。

入学時より二つのコースに分かれます。

【人間科学コース】: 心理学に関する科目など、人間の心の過程を科学的に探究する能力を養成する授業科目を配置しています。
【地域・国際コース】
コミュニケーションが求められる地域や国際的な環境の中で、問題解決のために必要とされる力を養成する授業科目を配置しています。

魅力

この学科の魅力は、現場でのダイナミックな実習をカリキュラムに取り入れているところにあります！キャンパス内での講義や実験にとどまらず、学外の様々な教育資源を活用し、理論と現場での実用性を融合させた学びに惹かれる学生も多いです！2年次には「建築系」「農業系」「野外系」「教育系」の分野から選択し、実際の現場に出向いて実習を行っています。

また、英語などの外国語と日本語で「聞く」「話す」「読む」「書く」の力を磨き、他者と意思疎通する力を養います。語学力向上を目的として4年間を通じて「書く」「話す」の訓練を徹底し、実用英語技能検定、日本漢字能力検定などの公的検定試験の成果に対して単位を認定します。