こんにちは！武田塾新石切校です。
今回のテーマは「こんな人は中学レベルから始めよう」です。
世の中の高校生は、中学レベルをなめ過ぎです。
自分には必要ないと思って、中学レベルの参考書を飛ばしてしまうというケースが多いです。
武田塾で無料受験相談に来て、中学レベルからやった方がいいよと言うと、薄々そう思っていたがなかなか自分からは出来ず上の参考書から始めていたというケース結構あります。
なので今回は「４つの基準」を武田塾で作りました。
この「４つの基準」に当てはまる人は自分は中学生レベルから復習がいるんだと自覚するものにしてもらえたらなと思います。
①高校が偏差値５５未満は全科目、６５未満は一部の科目
この場合は、中学生レベルからやり直して欲しいと思います。
やはり単純に考えて、中学レベルの仕上がりが一番出るのは高校受験です。
通っている高校によって、私たちも指導を分けて工夫をしながら行っています。
中学校の定期テストでは、基礎的な内容であり、そんなに発展問題は出ません。公立の中学であれば恐らく偏差値７０まで上がる同級生は毎回満点近くどの教科も取っていたはずです。
一方で、自分は平均点ぐらいと言うことは、その時点で知識量に倍ぐらいの差が難関高校の人とあることになります。
しかし、偏差値６０ぐらいの学校に行っていても復習した方がいい科目があるということが今回のこの基準ですが、偏差値６０の高校に通っている人たちは進学校の扱いをされることが多いです。
なので、高校受験の塾では上のクラスにいたり、出来る子扱いを今までされてきたと思います。
そういう時に、なめないで下さいよと言うのが本音としてあると思いますが、大学受験に挑もうとしているのに、中学レベルに穴があると速攻終わってしまいます。
中学時代の内容は完璧で当たり前だという感覚を持って欲しいです。
高得点ではなく、満点を取るぐらいまで仕上がっていて欲しいです。
偏差値６０ぐらいの人は、科目ごとに点数のバラつきがある人がいて、そんな人は要注意です。
全ての科目に対して満点を取るようにすることが大事です。
さらに細分化して2個目・3個目を話していきます。
②中学時代の定期テストが80％未満の人
この人たちは、中学レベルから復習してください。
特に英語・数学などは科目別に見れるので分かりやすいと思いますが、普段の定期テストで普通に勉強してたら8割は超えると思います。
90点を超えて、学年で上位争いをしていることが理想の中学生です。
そういう人たちは大学受験も軌道に乗れば上手く行きやすいと思います。
しかし、中学の頃に80点はなかなか越えなかったという人はやはり穴があると思います。
その穴はそこできちんと潰しておかないと高校に行ったら苦労します。
高校進学率がほぼ100％に近くて高校から大学に進学する人は大体半分ぐらいとなると、中学の半分の位置にいたということは、大学受験になると一番下になります。
③都道府県の入試が70％未満の人
高校受験の場合は独自の問題で、公立高校でも一部は独自の問題を行っていると思いますが、基本はその都道府県が作った問題を解くというところが多いと思います。
その入試問題で70％未満の得点率の科目があったらそこは復習すべき合図だと思います。
県内の全高校受験生が解く前提で作られたそんなに難易度の高くないスタンダードな入試問題なので、その各都道府県の進学校・トップ校の人は標準問題だったらそれこそ満点近く取れると思います。
なので、7割と言うことは中学レベルの完成度が高いとは言えません。
その中でも、応用問題は多少取れなくても仕方がない部分はあると思います。
ただ、基本問題を落としていたらやばいです。
そういう意味で70％は絶対に取って欲しいという意味で設定しました。
④大学受験の基本的な参考書でつまずいた人
例を挙げると、『大岩の一番初めの英文法 超基礎文法編』、『数学Ⅰ・A入門問題精講』などで模試苦戦するなら、恐らく中学レベルが何かしら抜けているサインだと思います。
『大岩』も『入門』も分かりやすいとはいえ中学知識がスカスカの状態で読んですごく分かりやすいか保証は出来ません。
これが以上4つのこういう人は中学レベルからやり直しというサインでした。
ここからが本題です。
中学レベルから戻らないといけないと言われたあなたは受からないのか、同挽回していけば良いのかというのをここから少しだけ話していきます。
まず前提として、やり直した方が受かる可能性が上がります。
大学を目指すうえで中学の勉強が抜けていたらどこの大学も目指せません。
逆にこの部分をステップを踏まずに大学受験のしっかりした範囲をやると仕上がりません。
長文を読むにしてもやはり基本的な文を上手く訳せないから抜けてしまったり、解説を読んでもピンと来なかったり、知識量が多すぎたりなどで日々の勉強効率がそもそも上がりません。
解答暗記などで終わってしまうなどのリスクを非常に孕んでいます。
最速で大学受験に合格したいからこそ、土台をしっかり作ることが高いレベルにたどり着くために必要です。
中学レベルの参考書は、早い人で２週間ぐらいで終わります。
苦手なとこだけ絞ってやると、もっと早く終わると思うので、そういうやり方をしてほしいです。
中学レベルおすすめの参考書
英語に関しては、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』という本がダントツにおすすめです。
この参考書は、2週間ほどで終わる内容になっています。
なので、3月の最初の2週間ぐらいはこの参考書を復習することを目標にしてほしいです。
あとは、数学で言うと『やさしい中学数学』です。
この本は、中学校3年間の数学を一冊にまとめた参考書で200問くらいあり、問題の数が結構多いですが、一問一問軽いのでどんどんサクサク進めて、この参考書も２～3週間で十分に終わる内容です。
英語数学はこのあたりをやって欲しいと思います。
後は現代文ですが、やはり語彙力不足の人が非常に目立つので『中学国語力を伸ばす語彙1700』をしてほしいです。
現代文の評論などで良く出る熟語などを扱っている参考書になるので、その意味や使い方などをマスターすれば文章を読む力が上がると思います。
あと古文では、『こわくない国語 古文・漢文』など
高校受験の古文から嫌いだという人は、『1冊読むだけで古文の読み方＆解き方が面白いほど身につく本』、『富井の古典文法をはじめからていねいに』でも結構大変だと思います。
と言う場合は、『こわくない国語 古文・漢文』に戻ると、少し漫画が入っていて勉強しやすいと思います。
古文は凄く難易度が上がるので、中学レベルでつまずいている人は歴史的仮名遣いの復習をしてほしいと思います。
きちんとやり直したら本当に受かります。
なので、プライドは一回捨てて、徹底的に速いスピードで復習してばっちりな状態で高校内容に入っていきましょう。
それが逆転合格への第一歩になります。
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