こんにちは！
日本初！授業をしない！
でお馴染みの
武田塾新石切校です。
今回は過去問についてお話していこうと思います。
生徒からよくされる質問に「過去問っていつ解けばいいですか？」というものがあります。
過去問っていつ解けばいいのかなって思う気持ちはよく分かります。
直前期だと遅い気がするし、でも今からだと早すぎる気がするし、、、
でも実は、過去問はこの夏の時期に一度解いておいてほしいのです！
その理由を今からご説明していきますね！
過去問を夏に解く理由
志望校の傾向を知る
まず一つ目に「志望校の傾向を知る」ことがあります。
過去問はその名の通り過去に出題された問題であり、実際に解いてみることで志望校の出題傾向、配点、制限時間を知ることができます。
特に、出題傾向については今後の勉強のスケジュールを左右するため特に必要な要素になります。
・記述orマーク
・頻出の出題分野
・難易度
・問題のボリューム
などを知ることで、志望校特化の対策をすることができます。
また、配点の比重を知ると、勉強の優先順位も分かります。
配点の比重が重たいものから勉強することが大前提ですが、現時点から入試本番までにいちばん伸ばせそうな科目を知るのも戦略のひとつとして非常に有効です。
さらに、過去問を解いて本番の時間感覚を知っておくことで、今後の勉強にも活かすことができます。
時間配分を常に意識しておくと本番で焦る可能性が減るので早めに時間感覚を身につけておきましょう！
今の実力が分かる
2つ目に「今の実力が分かる」ことがあります。
大学受験は中学生～高校生までで学んだことを身につけていないと歯が立ちません。
しかし、量が膨大過ぎて何を勉強すればいいのか途方に暮れちゃいますよね。
なので、過去問を解いて自分が今どこまでできていて、何ができていないかを明らかにしましょう。
今の実力と志望校までの差を確認した上で、入試本番までのスケジュールを設定します。
また、現時点で何割取れているかも大切ですが、どこでつまづいたのかを知ることも大切です。
英語長文を例にとってみても
・単語や文法が覚えられてなかった
・SVOCやthatの役割が分からず構文解釈が上手くいかなかった
・背景知識がなかった
・時間配分が上手くできず全部解けなかった
などつまずいているところは人によって異なり、当然次に取るべき対策も異なります。
まずは現状把握、その次に対策です。
過去問を利用して自分の現在の実力を知り、効率良く対策を重ねていきましょう！
反復のスタートが早い
3つ目は「反復のスタートが早くなる」ことです。
実は、過去問は直前期に解いてハイ終わりというものではありません。
過去問は「最後に何をするか決めるため」のものです。
過去問に挑む→不足分を発見する→不足分を潰す⇒点数の上昇確認→再度過去問を解く
というサイクルで使うのがいちばん効率がよく最適です。
そのため、一番最初の「過去問に挑む」が早ければ早いほど反復のサイクルも余裕を持って取れます。
苦手を潰す最後のチャンスともいわれている夏に過去問のサイクルを利用しない手はありません！
この夏に過去問サイクルのスタートを切って本番までぐるぐると回していきましょう！
「過去問が無くなっちゃう！？」なんて気にしなくていい
とはいえ、夏から過去問を解いていると直前期に解くべき過去問がなくなってしまうのでは？と思う人もいるかもしれません。
しかし、なくなるかもしれないと思って過去問の使用を渋っていると直前期に対策が間に合わなくなる可能性があります。
むしろ早めに使い始めてボロボロになるまで使い倒すくらいがちょうどいいのです！
解けなかった問題が解けるようになった
時間配分ができるようになって全問解けた
など同じ過去問でも使い方次第では成長を発見することができます。
足りなくなったら、滑り止めや他大学の過去問をしようすることもできます。
「足りなくなったらどうしよう」は足りなくなったときに考えましょう！
まとめ
いかがでしたか？
今回は「夏こそ過去問を解くべき！」というお話をしてきました。
過去問は情報の宝庫です。
志望校の情報だけでなく、自分自身についても知ることができます。
有効活用して志望校合格への最短ルートを駆け抜けましょう！
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