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古文単語も文法も覚えたのに文が読めないという方!常識を学ぼう!

古文単語も文法も覚えたのに文が読めない・・・という方はいませんか?

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武田塾新宮中央校が本日お届けする話は、「古文を読む上で必要な知識」についてです。

以前、立山講師直伝の古文勉強法を紹介しましたが、その中で「単語も文法も覚えたのに文が読めない時は文学史を勉強する!」というものがありました。

立山講師直伝の古文勉強法については下のURLから記事を見に行こう!

https://www.takeda.tv/shinguchuo/blog/post-191902/

これは本当にその通りで、古文単語も文法も完璧なのになぜか文が読めない・・・ということはよくあることなのです。

英語なら、単語も文法も完璧なら文が読めるのに、なんで古文は読めないんだ・・・という方!

実は今と昔では常識が違うのです!

なので「当然こうなるだろう」という風に考えて、読み進めていったら、全然違う!となってしまうことはよくあります。

これをなくすために古文常識を知る必要があります。

ということで知ってれば便利!古文常識を紹介したいと思います。

古文を読む上で役に立つ古文常識

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病気になったとき

みなさんは病気になったらどうしますか?

病院に行ったり、薬を飲んだりするのではないかと思います。

しかし、平安時代では病気になったら験者や僧を呼んでお祈りをしてもらい治します。

病気は霊の仕業だと考えられていたので、呪文やお札で霊を撃退してもらって直すという方法を取っていたんですね。

昔は医学が発展していなかったので「病は気から」戦法で病気を治していました。

結婚するとき

みなさんは結婚といえばどんなイメージを持つでしょうか?

男女が一緒に暮らし、基本的には一生を共に過ごすというイメージを持つのではないかと思います。

しかし、平安時代では

・一夫多妻制(一人の男が複数の女性と結婚)

・同居ではなく通い婚

が普通だったのです!

通い婚とは、男女は基本別居で、男が女の家に通うということです。

昔の結婚の流れとしては、

まず男性が塀の隙間から気になる女性をのぞき、ラブレターを送ります。

のぞくというと響きが悪いように思うかもしれませんが、昔は女性は基本的に外に顔を出すことが許されていなかったので、普通に行われていたことだったのです。

その後、女性がOKすれば、男性は女性の家に泊まり、夜明け前に帰ります。

その後、後朝の文というラブレターを送り、三日連続で女性の家に通うと結婚が成立します。

ちなみに結婚後、3年間男性が女性の家に通わなければ離婚が成立します。

現代とはずいぶん違う結婚ですよね。

夢を見たとき

みなさんは夢を見たとき、何を思うでしょうか?

友達に「今日こういう夢を見た」と話したり、あくまで夢なので特に気にしなかったりするのではないでしょうか?

平安時代では、夢を見たら、「夢解き」と呼ばれる夢占いの占い師に相談します。

そして、その夢がいい夢であれば、夢を盗られたくないので内緒にします。

悪い夢であれば、夢違へという悪い夢をいい夢に変える儀式を行います。

平安時代の人は夢を大事にしていたのですね。

 

いかがだったでしょうか?このように現代の常識と平安時代の常識はだいぶ違います。

このようなことを知っているだけでも解ける問題もあります。

例えば、結婚した男女についての話で、「○○に行く」という表現があった場合、主語は誰か?と聞かれたら、男が女のもとに通うのが常識なので、主語は男だということがわかりますね。

実際の問題では主語は省略されていることが多いです。古文の常識を学んで、古文を読むときのヒントにしましょう!

他にも今とは違う古文の常識はありますが、特にテストを解く上で知っておいた方がいい古文常識を紹介しました!

ぜひ参考にしてみてください!

 

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