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【世界史の勉強法】大航海時代の覚え方について徹底解説!

こんにちは、武田塾下曽根校です。

今回は世界史の中でも大航海時代について解説をしていきたいと思います。

大航海時代は重要ポイントの一つ

なぜ大航海時代は重要なのか

大航海時代は、ヨーロッパ諸国アジアアメリカなどに侵出した点が特筆されます。

後世に大きな影響を与えているのです。

歴史の大きな転換点であるため、しっかりと覚えておきましょう!

 

日本との関わりも深い

大航海時代と日本には、切っても切れない関係性があります。

西洋人の東洋への興味を高めた『世界の記述(東方見聞録)』では、日本に関する記述が目立ちます。

アメリカ大陸に到達したコロンブスは、それを読んでジパング(日本)を目的地に航海を始めました。

このように大航海時代とは、そもそも日本をきっかけの一つとして幕を開けたのです。

 

またスペイン人ポルトガル人は、実際に戦国時代の日本に到達しています。

そして鉄砲やキリスト教が伝来したのは、小中学校で習った通りです。

 

地図

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スペイン・ポルトガルは、ヨーロッパの中でもっとも西南に位置し、アメリカ大陸に近いですね。

それが両国を中心に大航海時代が始まるきっかけにもなったのです。

 

また後述する「植民地分界線(教皇子午線)」や「トルデシリャス条約」も重要です。

これらによって、どこに線が引かれたかを地図を見て確認しましょう。

そうすると、「どこがどの国の植民地になったか」が明確になります。

 

(例)

・ブラジルはポルトガル領になったが、南米の他の地域はほとんどスペイン領になった

・アジアにおいては、ポルトガルはインド方面に侵出し、スペインはフィリピンを植民地にした

 

タテの軸

前史→アジア・アメリカへの到達→アジア・アメリカの植民地化→経済への影響という大きな流れがあります。

 

前史

元から帰国したマルコ=ポーロが口述筆記させた『世界の記述(東方見聞録)』は、西洋人の東洋への関心を高めました。

 

また15世紀、ポルトガルのエンリケ(航海王子)が、ジブラルタル海峡の対岸のセウタを攻略。

アフリカ西岸部探検の足場を得ます。

1488年には、同じくポルトガルのバルトロメウ=ディアスがアフリカ大陸の南端・喜望峰を確認しました。

 

アジア・アメリカへの到達

イタリア・ジェノヴァ出身のコロンブスは、スペインの王女イザベルの支援を受け、航海を実施。

1492年に、西インド諸島のサンサルバドルに到達します。

 

1493年、スペインとポルトガルの分界線として、アゾレス諸島の西に植民地分界線(教皇子午線)が引かれます。

翌1494年には、両国はその線を西に移動させるトルデシリャス条約を締結しました。

 

また1498年にはポルトガル国王に派遣されたヴァスコ=ダ=ガマが、インド西岸のカリカットに到達しています。

そして1499年から航海を始めたフィレンツェ出身のアメリゴ=ヴェスプッチは、アメリカ大陸が一つの独立した大陸として存在することを確認しています。

 

アジア・アメリカの植民地化

ポルトガルによる植民地化

1500年にカブラルがブラジルに到着。

その結果、ポルトガルの植民地となります。

またポルトガルは1510年にインドゴアに総督府を置き、植民地支配の足掛かりとしました。

 

スペインによる植民地化

スペイン人のバルボアは1512年に南米大陸の総督になり、翌年にはパナマ地峡を横断しました。

そして1519年に航海を始めたマゼラン(マガリャンイス)の一行が、1522年に人類初の世界周航を達成します。

ただしマゼラン本人は途中、フィリピンで亡くなっているので注意しましょう。

 

1521年にはスペイン人のコルテスがアステカ王国を滅ぼします。

1533年には同じくスペイン人のピサロがインカ帝国を滅亡させました。

彼らのような征服者を、コンキスタドールと呼びます。

この話は、古代アメリカの記事でした通りです。

 

東南アジアに目を向けると、スペインのレガスピがルソン島の都市・マニラを占領。

彼は1571年に初代フィリピン総督となりました。

 

経済への影響

大航海時代、ヨーロッパの商業の中心は、地中海から大西洋岸に移っていきます。

ポルトガルのリスボンやネーデルラントのアントワープ(アントウェルペン)が栄え始めました。

この商業的な移行を、商業革命と呼びます。

 

またスペイン領となったボリビアでポトシ銀山が発見され、がヨーロッパに大量に流入することになります。

その結果、ヨーロッパの貨幣価値は急激に下落し、物価が上昇しました。

これを価格革命と呼びます。

 

ヨコの軸

今まで見てきた通り、大航海時代はスペインポルトガルが中心となっています。

ただし航海者の出身地はジェノヴァなど他国である場合も多いため、注意が必要ですね。

「どこ出身の誰が、どこの国王の命で、どこに到達したか」をセットで覚えましょう。

 

また大航海時代は、ヨコの軸が地球規模でかなり広いです。

「スペイン人が到達して間もなくアステカ王国インカ帝国は滅んだ」とか「その頃イスラム世界ではオスマン帝国が最盛期を迎えていた」、「当時の日本は戦国時代だった」など、他の分野と紐づけて覚えましょう。

 

語句の覚え方

まとまりで覚える

「どの国がどこを、どのように支配したか」を一つのまとまりにして覚えましょう。

柱となる国の名前、支配した地域、有名な征服者、その支配方法などを整理するのです。

 

・国の名前…スペイン

・支配した地域…フィリピン、中南米(ブラジルなどを除く)

・有名な征服者…ピサロ、コルテスなど

・支配方法…エンコミエンダ制、アシエンダ制、プランテーションなど

 

制度を覚える

エンコミエンダ制

・植民者に対し、先住民とその土地の支配を委託した制度

・先住民をキリスト教化(カトリック改宗)させることが条件だった

・16世紀はじめからスペインが採用

 

アシエンダ制

・債務奴隷を主な労働力とする大農園制

・17~18世紀に、エンコミエンダ制の代わりに広まった

 

プランテーション

・植民地などで、輸出用の商品作物を生産する大農園制

・カリブ海地域やアメリカ大陸で発展

 

「どの国がどこを支配したか」だけでなく、「どのように支配したか」を掴むましょう。

そうすることで、よりイメージがしやすくなると思います。

 

まとめ

大航海時代は世界中のことを覚えないといけないため、難しいと思い込みがちです。

しかしタテの軸、ヨコの軸を意識して、明確な区別をつけて勉強すれば決して難しくはありません。

 

この大航海時代の分野をしっかり覚えれば、前後の歴史も分かりやすくなります。

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