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国公立大学と私立大学の違いって?それぞれの魅力も紹介します!

 こんにちは!!武田塾新発田校です!!

国公立大学にするか私立大学にするかは志望校を選ぶ1つの決め手となるのではないでしょうか??

今回は国公立大学と私立大学の違いをまとめてみました!ぜひ最後まで見てみてくださいね!

 

 

国公立大学と私立大学の違い

運営元

 まず国公立大学と私立大学では学校を運営している運営元が違います。

国立大学は「国立大学法人」が運営元であり、国が運営しています。現在は86校存在しています。

公立大学は「公立大学法人」が運営元であり、都道府県や市町村が運営しています。現在は93校存在しています。

私立大学は「学校法人」が運営元であり、個人の経営者が資金を出して設立しています。現在は607校存在しています。

私立大学の創設者として有名な人もたくさんいます。

例えば、

・慶応義塾大学 創設者:福沢諭吉

・津田塾大学 創設者:津田梅子

・早稲田大学 創設者:大隈重信

・立命館大学 創設者:中川小十郎

・同志社大学 創設者:新島襄

などなど

様々な世界的有名人が創設しているのですね!!

津田梅子の似顔絵イラスト

学費

 学費も国公立大学と私立大学では大きく異なってきます。

国立大学の場合学費は理系文系共に平均「242万5200円」、公立大学の場合は理系文系共に平均「254万4662円」となっています。

私立大学は文系では平均「322万7071円」、理系では平均「445万5488円」となっています。

私立大学は学費が学校で大きく異なります。文系より理系のほうが実験や研究にお金がかかるため、学費も高くなっています。

特に医学部は学費が高く、1番高い学費は川崎医科大学となっています。

川崎医科大学の納入額は、6年間で4736万5000円です。

これにひきかえ国公立大学は研究、実験費用などは国がほぼ負担してくれるため同じ医学部でも入学金282,000円、年間授業料535,800円が標準額となっています。

学びたいことで選ぶことが1番大切ですが、学費の面も考慮して志望校を選ぶことも必要ですね!

受験科目・試験形態

 国公立大学の受験では共通テストの受験を必要としているところが多く、その場合5教科7科目以上の科を受験しなければいけません。

反対に私立大学では3科目受験の大学が多いです。大学によっては2科目受験や4科目受験を必要とする学校もありますが、多くの大学が国公立大学に比べて受験科目数が少ないです。

 また試験形態も大きく異なります。

国立大学の場合、一般入試として受験できるのは前期試験、中期試験、後期試験の3つしか方式がありません。それぞれの方式は同じ日にあるため最大で3校までしか国公立大学は受けられないのです。

また、中期試験は公立大学中心にしかないため、前期後期の2校のみの受験の人もたくさんいます。

 対して私立大学では様々な種類の入試方式があるケースが多く、自分に合った方式を選択することができます。

例として青山学院大学の入試方法を紹介します。

・「一般選抜(個別学部日程)」・・・共通テストの結果を併用する学部と共通テストの結果を併用しない学部と2種類あります。また、英語民間試験の結果を使用する学部もあります。

・「一般選抜(全学部日程)」・・・各学部・学科において指定する教科・科目では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」の評価に重点を置く本学独自の出題にて実施します。

・「大学入学共通テスト利用入学者選抜」・・・各学部・学科が指定する大学入学共通テストの教科・科目の成績を利用して評価します。

このようなことを踏まえて考えると、国公立大学よりも私立大学のほうがチャンスをつかみやすいのかもしれません。

施設設備等

 「私立大学のほうが学校もきれいで設備が整ていそう。」と思っている人もいるかと思いますが、それは学校によって様々です。

私立大学だけれど校舎がボロボロだったということもありますし、反対に校舎が新しくきれいだという場所もあります。

国公立大学は国が資金を出して研究等の施設設備等を管理してくれているため整ている場合が多いです。

1度オープンキャンパスなどで実際に大学に足を踏み入れてみるといいかもしれませんね!!

オープンキャンパスのイラスト

長期休暇

 夏休みなどの長期休暇も国公立大学と私立大学では若干変わっています。

国公立大学の夏休みは8月上旬から9月末までなのに対して、私立大学の夏休みは7月末から9月中旬と期間が少し異なります。

ですが、日数的にはあまり変わらないため長期休暇の面に関してはあまり気にしなくてもいいのかもしれません。

国公立大学の魅力

 では次に国公立大学の魅力について紹介していきます!

学費が安い

 先ほど学費の違いを書きましたが、やはり私立大学に比べて国公立大学は学費が安いのが魅力です。

奨学金を借りて大学に通う人もたくさんいると思いますが、将来返す際に返済額が少ないため返しやすいことが特徴です。

莫大な奨学金を借りて返せなくなったらと不安になり大学を辞めてしまう人も少数いるみたいなので、国公立大学の学費の安さは魅力を感じます。

また、学費は親に払ってもらう人もアルバイトをしたときにお金を稼ぐ大変さや、大切さを身に染みて実感します。

そんな時に大きな学費よりもなるべく小さな額の学費を払ってもらうことが親孝行にもなるのではないのでしょうか。

1人の教授に対して学生が少ない

 私立大学に比べて国公立大学は学生数が少ないのです。

そのため1人の教授に対して学生が少なく、教授とより近い関係で講義を受けることができます。

さらに、ゼミの時には私立大学が教授1人あたりに対して50~100人以上の学生が入るのに対して、国公立大学では教授1人あたり5~10人程度で受けます。

私立大学の10分の1です。こんなに少なければきめ細やかな指導を受けることができますね!!

私立大学の魅力

 次に私立大学の魅力について書いていきます!!

就職活動に対しての支援が手厚い

 学校にもよりますが就職活動に対しての支援が手厚いところが私立大学の魅力だと言えます。

例えば面接やグループディスカッションの練習、エントリーシートの添削がある大学もあるようです。

他にもOB、OGなどから企業に推薦してもらうこともあるそうで、これは私立大学ならではの魅力なのではないのでしょうか??

受験科目が少ない

 先ほども書いた通り、多くの私立大学が3科目受験を取り入れています。

そのため国公立大学志望者に比べて受験勉強の科目を絞って勉強することができます。

1教科、1教科をを極めることができますね!!

今回のまとめ

 国公立大学と私立大学の違いについて理解は深まりましたか??

それぞれがそれぞれの魅力を持っているため志望校決定の際に迷ってしまいそうですね!

学校によって変わる所は様々なので、早めに自分が気になっている学校の情報収集をしましょう!!

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