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何を学ぶの?就職先は?法学部のあれこれを紹介!!

こんにちは!!武田塾新発田校です!!

皆さんは法学部というとどのようなイメージを持っていますか?

「将来は弁護士になる学部」「勉強が辛そう」など様々なイメージがあるのではないのでしょうか?

今回は法学部のあれこれをまとめてみました!!最後まで見ていってくださいね!!

 

法学部って?

法学部ではその名の通り法学を学びます。法学とは法律学とも言い、法解釈学や法哲学、法社会学、比較法学などを指します。

さらに法政策学、法論理学、法心理学、法人類学などを含めようとする学者もいます。人々が生活していく中でどのようなルールがあればよいのかを探求するのが法学部です。

また、法学部は暗記ばかりの学部ではありません。法律を暗記するのではなく、解釈することが重要です。

六法全書のイラスト

法学部のある大学

現段階で日本には法学を学べる学校が333校、法学部という名称を有する学部を設置している学校が77校設置されています。

高校生に人気の法学部のある学校は以下の通りです。

関東

1位 早稲田大学

2位 明治大学

3位 青山学院大学

4位 法政大学

5位 慶応義塾大学

5位 立教大学

7位 中央大学

8位 日本大学

9位 上智大学

10位 東洋大学

関西

1位 関西大学

2位 同志社大学

3位 近畿大学

4位 関西学院大学

5位 立命館大学

6位 龍谷大学

7位 大阪大学

8位 大阪市立大学

9位 神戸大学

10位 甲南大学

東海

1位 愛知大学

2位 名城大学

3位 中京大学

4位 南山大学

5位 名古屋大学

6位 愛知学院大学

7位 静岡大学

8位 三重大学

9位 立命館大学

10位 同志社大学

10位 名古屋市立大学

 

関東方面では私立大学の人気が高いことが分かりますね!一方で関西・東海方面では国立大や公立大の人気もあります。それぞれの学校にそれぞれの特色があるためホームページやオープンキャンパスで自分に合った学校を見つけてみましょう!!

就職先

法学部を卒業した学生は多くの人が弁護士になると思われがちですがそんなことはありません。

実は卒業生の70%が民間企業に就職しています!!また公務員にも強い学部と言われていて、職の選択肢が広いことも法学部の魅力だと思います✨

もちろん憧れの法律系のお仕事にも就くことができます。法学部は法律家になるための制度も充実しているため夢に近づきますね!!

先輩から聞いた法学部のあれこれ

法学部を志望した理由

・法学は将来どんな職業についても学んだ知識を活用できる学問だと考えたから。

・日本を形作る土台や枠組みの学習に興味がわいたから。

・自分で考える楽しさを存分に味わうため。

入ってよかったこと

・日常生活でトラブルに巻き込まれた際にも法律を味方にすることができること。

・公務員になった場合に、行政官として行政法に携わる機会が多くなること。

・一般企業に就職した場合でも、法務部に入ることができれば、学部で学んだ内容を生かして仕事ができること。

大変だったこと

・六法全書に書かれた条文の単語一つひとつが、どのように解釈されているかを理解すること。

・段階を踏んでより広く深く法律について学ぶため、進級すればするほど学ぶ内容が複雑で難解なものになること。

・大学にもよるが、出席を取らない講義がほとんどで、試験によって単位取得できるかできないかが決まること。

法学部の問題を実際に解いてみよう!

問題1

 夜間はやっていないアパレルショップ。

 その日もいつものように最後の店員が鍵を閉めて帰宅しました。

 そして翌朝、開店のために店員がお店へ出勤するとお店の窓ガラスが割られていました。

 警察を呼んで調べた結果、特に盗まれた物はありませんでした。

 

 その後捜査の結果、犯人は逮捕されました。

 さて、この犯人の罪はなんでしょうか?

窓を割って入ってくる泥棒のイラスト

 

解答

正解は

「器物破壊罪」です。

犯人がしてしまった罪とは「不法侵入」でもなく「窃盗」でもないですよね。犯人は「人のモノを勝手に壊す」という犯罪をしてしまいました。そのため今回は器物破壊罪という罪に問われてしまったわけですね。

 

問題2

 夜間はやっていないアパレルショップ。

 その日もいつものように最後の店員が鍵を閉めて帰宅しました。

 そして翌朝、開店のために店員がお店へ出勤するとお店の窓ガラスが割られていました。

 警察を呼んで調べた結果、洋服やバッグが10点盗まれていました。

 

 その後捜査の結果、犯人は逮捕されました。

 さて、この犯人の罪はなんでしょうか?

泥棒のイラスト

 

解答

正解は

「窃盗罪」です。

「あれ?器物損壊罪は?」と思われた方もいるのではないのでしょうか?

今回犯人はモノを盗むために窓ガラスを割りました。そのため物を盗んだという行為のみが罪に問われることになります。

今回のように一つの犯罪を犯すために、2個以上の犯罪行為を犯していた場合には、

「最も重い罪を科す」と決まっています。

それを「観念的競合」と言います。

問題2では「器物損壊罪」よりも「窃盗罪」のほうが罪が重いため、犯人の罪は「窃盗罪」ということになります。

 

今回のまとめ

法学部ではなぜこの法律を使うのか、どうしてこの法律はこのように働くのかなど、法律を深く学ぶことができます。

日常の中では自分たちが気づかぬうちに様々な法律が使われています。そんな法律について深く学べる法学という学問はとても面白いものだと思います。

また、皆さんは2問とも正解できたでしょうか?2問目は少しひっかけ問題でしたね。私は2問目は「器物損壊罪」と「窃盗罪」だと思ってしまったので、まんまと引っかかってしまいました😅

問題では聞いたことがある言葉も、初めて聞いた言葉もあって法学に興味がわいたのではないのでしょうか?

受験まで半年を切りました。合格に向けて暑い夏を乗り越えながら、勉強を頑張りましょう!!

 

 

 

 

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