こんにちは、武田塾新発田校です!
今回は高校1,2年生に向けて模試についてお話します。
2年生は3年生になると毎月のように模試があります。1年生も2年生になるとこれまでよりも模試を受ける回数は増えるのではないでしょうか。
皆さんは現在模試の成績が返却されたらどうしていますか?
自己分析はしていますか?復習はどうですか?出た問題を完璧にしていますか?
実際は模試を受けっぱなしにしている人が多いのです。
そこで今回は「模試の正しい分析の行い方」について紹介します。
はじめに
まず、模試って何だと思いますか?
実は、模試って「入試をすごく分析してきた入試のプロが本気で予想問題を作ってみた」というのと同じなのです。
つまり、この最強の入試対策問題である模試を有効活用しないなんてもったいないです!
だから、たくさんの人に模試を大事にしてほしい。
では、模試の分析方法について解説していきます。
分析の行い方
弱点を教えてくれる
模試の結果にはそれぞれの教科の点数と「〇〇大学△判定」というところがパッと目に入りますよね。
しかし、皆さんはどこを見ればいいと思いますか?
もしかして、「〇〇大学△判定」というところしか見ていない人いませんか?
もったいない!
模試は判定だけではないのです!
模試の結果の欄には各教科の自分の点数と同様に各教科の分野ごとに平均点が出ていますよね。
ここを見て「あなたのこの教科のこの部分は全国的な平均よりこれくらい上ですよ」「下ですよ」ということを教えてくれているのです。
ということは、自分がこの教科が苦手ってことではなく、苦手な教科の中で特にどこが苦手なのかを分析してくれているんです。
例えば、英語で考えると「文法」であったり「長文・評論」であったりと詳しい苦手と得意分野までしっかり知れてしまうのです!
「そんなこともう知っている」という人は、この情報を役立てているのではないでしょうか?
苦手分野はかならず問題集や参考書で該当部分を何度もやり直しておく、模試の解きなおしを重点的にするなどして克服しておきましょう。
得意分野に関しては、次からその分野から解き始めるなどしてみたら、試験開始直後の緊張感やソワソワ感の中でも好調なスタートが決められますよね。
成績を見て終わるだけではなく弱点を知れるいい機会だと思って、苦手分野を克服するために活用してほしいです。
どのくらいの位置にいるのか
本当のところ、自分がA判定かE判定かというのはあまり関係なかったりします。
よく聞きませんか?
「C判定だったのに受かった!」逆に「A判定だったのに落ちた」ということを
そういった現象はざらにあります。
そもそも、A判定が実際の募集人数分出ているというわけではなく、A判定が一人もいないこともあるんですね。
判定結果というものはそんなものなのです。
その中でも注目してほしいのは「自分の順位が募集人数の中に入れているか」「受験生の中で何番目ぐらいの位置にいるのか」です。
もちろん、志望大学に書いた大学全てを受ける人なんてほとんどいませんし、全ての受験生がその同じ模試を受けているわけでもありません。
しかし、A判定やらE判定やらせいぜい6段階しかない評価を気にするぐらいなら、その順位の方を参考にしてください。
そして、自分の順位を見つめなおし、「自分の勉強は今のままで通用するのか」を考えてみてください。
模試を受けるのは全国の受験生、現役生だけではなく、浪人生もいます。
「現役生は成績が伸びやすい、だから今は成績が低くて当然だよ」なんて言う人がいますが信じてはいけません!
今を考えてください。
自分の勉強し感は足りているのか、勉強方法は適切なのか…
今のうちに現実を受け止め、しっかり自己分析しましょう!
復習で自分が足りないものを見つける
英語で考えてみましょう。
時間内に解けましたか?
分からない単語はなかったですか?
国語はどうでしょうか。
現代文の内容ちゃんと集中して読むことが出来ましたか?
実際に模試を受けている最中は「あーできなかった!」と思っていても、模試が終わってしまったら解放感ですっかりそんなこと思っていたなんて忘れてしまいがちです。
しかし、模試で壁にぶつかったら、乗り越えなければ入試本番にもより大きな壁となって立ちはだかります。
そのため、今のうちに、「自分の壁」を乗り越えておきましょう。
英語で時間が足りなかったら長文の読むスピードが遅かったということですよね。
では、なんでスピードが遅いのか…
そもそも長文を読みなれていない?
それとも、日頃から早く読む訓練をしていない?
知らない構文や単語がちょくちょく登場して、そのたびに立ち止まってしまったから?
答えは人それぞれ違いますよね。
では、自分はなんでできなかったのか。
これを考えることが「身になる模試の分析方法」です!
関連動画
この動画では模試の復習の仕方について詳しく載っています!
模試では点数や判定で一喜一憂する必要はなく大事なのはできなかった問題を分析して参考書のやり方や復習方法を見直すということが載っているので是非参考に!
今回のまとめ
今回は模試の分析方法について紹介しました。
模試の判定を見て終わるのではなく詳しく分析しましょう。
1.模試で自分の弱点を見つける
→どの教科のどの分野が苦手なのか、または得意なのかを知りましょう。
2.自分が受験生の中でどのくらいの位置にいるのかを知る
→判定よりも志望大学の募集人数の中に入れているかを確認しましょう。
3.自分に足りないものを見つける
→立ち止まる原因は人それぞれです。その原因をしっかり分析しましょう。
まずは模試を解きながら感じた自分の壁を克服する方法を考えましょう。そして、模試の結果で自分の弱点を把握しましょう。
模試はあくまで練習ですから、結果に一喜一憂するものではありません。
最初に述べたように模試は優れた試験対策ですので、出来たらラッキー、出来なくても今のうちにできるように練習出来てよかった!くらいに考えておくのがベストです。
分析についてここまで読んだけどやっぱりわからない、どうしようと思っている人がいたら是非武田塾の無料受検相談へどうぞ!