こんにちは!武田塾仙台駅前校です。
今日は講師の長岡が、河合・駿台模試や共通テストの模試の復習法について語っていきたいと思います!
今回は物理編です。
落ち込んでいる場合じゃない!!
頑張ったのに成果が出ない...と落ち込んでいるそこのあなた!
落ち込んでいる場合ではありません。
しかし毎回成績が悪くて悪くて落ち込んでいてはキリがありません。
そこで、まずはなぜ模試を受けるのかを考えてみましょう。
それは自分の弱点を知るためです。
みなさんこんな経験はありませんか??
「練習では解けたのに、本番ではミスをしてしまう!」
この原因は、練習では味わえない緊張感だと考えられます!
普段は問題集で演習を繰り返すことで、自分の苦手分野が発見できたかもしれません。
しかし、模試では自分ではわからなかった真の弱点が見えてきます。
模試の復習の流れ~物理編
物理は公式を丸暗記すればいい!と聞いたことがあります。
しかしそれで自信をもって問題を解くことができるでしょうか?
私は、まず物理の問題で登場する物理現象を理解してほしいです。
公式の丸暗記ではなく、その意味をなんとなく感じてほしいです!!
そうすれば、どのような場面でどの公式を使えばいいのかが見えてきます!
問題の状況・条件をよく理解できないまま解こうとしても、非常に難しいのです。
問題文を読む力がついて初めて立式することができます。
具体的な流れ ~物理復習~
当たり前のようで、非常に大事な流れです!!!
①時間内に終わらなかった問題を解いてみる
みなさん、時間内に解き終えることができなかった経験はありませんか?
自己採点をする前にぜひ、残った問題にチャレンジしましょう。
②自己採点
これは皆さんもやっていることでしょう。
ここではただ点数を見て一喜一憂してはいけません。
ぜひ終了直後の自分の手ごたえとの差を感じてみてください!!
③全体の解説を見て、考え方を確認
間違えた問題がどこまで合っていたのかを優先的に確認します。
ここでよくありがちなミスがあります。
それは、間違えた問題だけを確認するということです。
なぜなら物理では別解が存在する場合が多いからです。
実は運動量保存則で解けたのか!?など、視野が広がる発見があります。
そしてその発見によって、その公式への理解がさらに深まる可能性大です!
④ミスの分析・対策
とても重要です!!!
自分のミスには癖がある場合がよくあります。
誘電体を差し込んだコンデンサーがあるとわからなくなる、、
力積が絡むと毎回間違える、、、などなど。
「また間違えたー!!」と反省している場合ではありません。
すぐに、講義用参考書(漆原)や教科書(一番大事)でその分野の基礎事項を確認しましょう。
⑤本当に理解したのか!?
ここまでくると、模試の問題は解けるようになっています。
しかしこれで本番の問題が解けるでしょうか?
ここで使うのが、皆さんが使っている参考書・問題集です。
ぜひ、間違えた問題の類題を解いてみましょう!!!
ここで、自分の復習がしっかりとできているのがはっきりとわかります!
復習とは??
高校時代を振り返ると、「復習が終わった!!」とよく聞こえてきたものです。
しかし復習ができたといえるのはどの段階からでしょうか。
私が考える「復習ができた」とは
再度同じ形式の問題に遭遇したときに、スラスラと解ける
ということです。
この状態になるためには一度の振り返るだけでは不十分です。
1週間後ー1か月後ー3か月後のように期間を空けて繰り返しましょう。
そして自信をもって本番を迎えましょう!!