宮城県内の受験生の皆さん、こんにちは!
仙台駅から徒歩3分、武田塾仙台駅前校です!
今回は、仙台駅前校現役講師より東北大学の理系科目(数学)の追い込み方についてのアドバイスをお送りします。
是非、参考にしてみてください。
東北大学二次試験 数学について
国立二次試験まで残り二週間もないです。
その短い時間の中でできることは、もちろん苦手分野の克服もありますが、過去問を通して試験本番でのビジョンを
なるべく高めることです。(東北大は出題分野の偏りもなく、まんべんなく出されます)
他の教科との兼ね合いも見て数学で何割取れればいいのか、どの問題を解ければいいのかを判断できるようにした
り、分らない問題はある程度悩むかすぐに飛ばしてすべて終えてから戻るかを決めたり、本番に向けた想定はいろい
ろあります。
過去問演習において、解いているとき、答え合わせをして解説を見るとき、それぞれで大切な部分があります。
それを分けて説明していきたいと思います。
過去問を解いているときの注意点
東北大学の数学は、保健学科看護学専攻を除いて150分で大問6個解かないといけないので、一問にかけられる平均時
間は25分ですが、数学が得意な人でもすべて解き切るのは至難です。
しかも、見直しの時間も確保が必要なので、実質もっと短くなります。
時間が余らないということは、問題の取捨選択が重要です。
たとえば、あらかじめ3問を完答し、残り2問で半分とり、残りは捨てると決めていれば解ける問題の見直しに充てる
時間をふやせます。
私が実践していたのは、解いているときに問題の横に完答できるなら〇、半答できそうなら△、解けなくてよさそう
なら×をかいて、解いている途中に自分が何割取れているのかを想定することでした。
そういった取捨選択、点数の想定の練習を残りの時間でしてみると良いですね。
解説を見るとき
まずは、配点が公表されていなくても、問題の重さから大体の点数を予測して、具体的に合計点を出してみましょ
う。
そのあとは、その年の合格最低点と残りの教科の出来具合を見比べて、点数が足りているのかどうかを確かめてみま
しょう。
足りていないのなら、まずは、解けたと思ったのに間違えた問題と解けそうで解けなかった問題のみ解説を見てくだ
さい。
その問題の解説を見て、自分に何が足りなかったのかを考察してください。
例えば、問題文の条件に見落としがあった等が挙げられますね。
その問題を足して合格点に乗りそうであれば難しい問題の解説は見なくてもいいと思います。
残りの時間が少ない中で、すべての問題の解説を読んで理解することは受かるということを考える点ではあまり好ま
しくないです。
最後に
以上、東北大の過去問演習で意識すべきことを述べてきました。
ですが、自分の点数を想定してみろと言っても、採点基準が分からないとなかなか正確には出来ないですよね。
実際私も東北大を受験しましたが、数学の想定した点数よりも実際に得点開示してみたときの点数は二割以上も高か
ったです。
これは私の推測でしかありませんが、答えまで導出する計算時間がなくて答えまでの道筋のみ記していたり、解き方
自体は合っていても途中で計算ミスして答えが連鎖的に間違っている場合は、結構な部分点がもらえると思います。
なので、計算ミスよりもまずは、記述での論理のぬけを見直すことが大事です。
また、東北大学の理系数学はここ数年間難化しているといわれていますので、目標点を低く設定してしまいがちです
が、いきなり大幅な易化をする可能性もありますので、やはり問題の難易度を見極め、
その六問で何割くらいとれればいいのかを想定する力が大事ですね。
是非合格をつかみ取って下さい。
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