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私立文系でも数学受験をするメリットとデメリットとは?

2023年11月22日(水)

こんにちは!

日本初。授業をしない世田谷の塾!

小田急線沿線の武田塾成城学園前校です!!!

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今回は文系数学についてです。

私立文系で受験を考えている受験生は、英語・国語・社会の3教科で受験する人がほとんどだと思います。
数学が大嫌い、苦手すぎる、という数学アレルギーの人も多いのが私立文系ですよねw

ですが、そこまで数学が苦手ではない人にとって数学受験はメリットがいろいろあります。

多くの高校では2年次に文系と理系にコースが分かれます。学校によっては私立文系コースでは数学の授業がなくなったりするところもあります。
数学が苦手で文系に決めたという人でもその代わりに日本史や世界史などの膨大な量を暗記しなくてはいけません。

そこで、もともと数学が苦手ではなく文系を考えている人にとっては、数学を選択するメリットについて考えてみます。

 

数学

 

文系で数学受験をするメリット

①基礎問題が中心 数Ⅲは含まれない

大学の難易度にもよりますが、私立文系の数学は基礎問題を中心に構成されています。

出題範囲も理系の生徒でも苦戦する数Ⅲは含まれず数ⅡB(C)までなのでカリキュラムの進行が速い学校なら高1の段階で結構進んでいる学校もあるでしょう。大学によっては数ⅠAのみという場合もあります(あまり無いけど)。

学校の進度が早く、数Cまでが高2で終わっているなら早めに総復習や演習に時間を使うことができます。
過去問にも早く取り掛かれますね。

 

②社会科目と比べて暗記が少ない

数学は社会と違い暗記科目ではありません。もちろん公式や定理などは覚えないといけないものはありますが、どの公式を使って解くか、どこをきっかけに解くかを考えて解法の方針を立てて解く科目です。解き方さえわかれば計算ミスさえしなければ正答を導きだせます。

最近では共通テストでも見られるように日本史や世界史もただ暗記による知識量だけでは解けない問題に変わってきつつありますが、それでも社会は知識量が勝負。
数学はそこまで膨大な量は覚え切れん!という人が考える力で勝負する科目なのです。

勉強寝落ち

③数学必須の私立文系も増加傾向

国公立は共通テストで数学は必須になる大学がほとんどですが、2023年度入試では今まで数学を課していなかった東京外国語大学でもついに共通テストで数学必須になったために受験者数が激減したことが大きなニュースになりました。

東京大学や一橋大学では2次試験にも数学がありますし、私立文系では早稲田大学政経学部・慶応大学経済学部A方式・上智大学経済学部・青山学院大学経済学部B方式/共通テスト利用・中央大学法学部など、数学をやっておかなければ受験できない大学・学部が増えてきているのです。

特に経済学部では統計データの分析で確率・分散・中央値・期待値などを求めるのに微積分を使うので、大学に入ってから数学を勉強しなければならなくなることが多いんですね。

 

④得点調整による加点が得られる可能性が高い

大学入試ではほとんど例外なく社会より数学の平均点の方が低いです。

こんなことを書くと数学受験ダメじゃんと思うかも知れませんが、それゆえに科目間の公正を図るために受験者全員の平均点から調整をおこない、数学については調整加点される可能性が高いのです。

よっぽど低い点数しか取れなければ諦めるしかないですが、数学の平均点を大きく超えることができれば素点が社会で受験した人より低くても得点調整で高得点が得られるチャンスがあるというわけです。

⑤数学受験の募集人数が多い大学がある

これは一概にメリットとは言えないかも知れませんが、数学を必須受験科目として4科目入試にしている入試方式は倍率が一般的に低いです。そりゃそうですよね、科目は少ない方が受けやすいですから。

ただ、数学受験は大学によっては優遇しているところもあります。
例えば慶応大学の経済学部を見てみると、A方式とB方式があります。

A方式は【数学・英語・小論文】の3教科。

B方式は【日本史or世界史・英語・小論文】です。

このA方式とB方式、数学と社会の違いだけじゃないかと思ったら大間違いです。それは募集人数です。

A方式の募集人数は420人

B方式の募集人数は210人

倍の違いがあります。
倍率も2023年度入試でA方式が3.0倍に対しB方式は3.8倍とA方式のほうが圧倒的に有利です。
他の大学でも数学を有利に扱っているところは少なからずあるので大きなメリットとなります。

 

文系で数学受験をするデメリット

①高校の授業は社会もある。

高3で私立文系クラスにいると授業では必ず社会があるでしょう。社会を全くやらなくていいかと言われればそうではありません。最低限赤点はとらないくらいの勉強は必要でしょう。

②受けられない学部もある

大学にもよりますが、学部によっては受けられない学部が出てくることを念頭においてください。

例えば明治大学文学部は、全学部統一入試の場合は数学受験ができますが、一般入試では数学が選択できません。

このように、受けられない学部が出てくるのが数学受験の難点です。しかし受けられないのは文学部が多く、経済や商学部はもちろん、文学部や教育学部の一部を除いて数学を選択科目に設定している大学がほとんどなので文学部や文系教育学部以外を狙っているなら問題ないでしょう。

 

③数学的センスがないと得点できるようになるまでメチャ時間がかかる

勉強不調

社会に比べて暗記量は少ないものの、数学は先にも書いたように考える力が必要な科目です。
単元も関数・図形・整数・確率・微積など様々。
これらに必要な公式・定理・基本解法のマスターの上に類題演習を繰り返さないと初見の問題で解法を見つけることができません。

理系数学に比べれば基本的な問題が多いですが、解法を理解しているのと実際に解けるのは別物と思って演習を怠らない姿勢が必要です。

演習に時間がかかりすぎて、文系で最も重要な英語の勉強に支障が出るようではメリットどころではありません。
数学のセンスが無い!と自覚している人は正攻法で社会科受験を選択しましょう。

そして目指す大学学部が数学必須受験に切り替わるようなことにならないことを祈りましょう。

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