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2018年世界大学ランキングが発表されました。世界大学ランキングとは、世界に約2万校ある大学から、学習環境、研究、研究の引用率、国際的展望、産業収入の視点からトップ1000校を選ぶもの。
その中で日本の大学は71校ランクインしましたが、その中で13位タイで会津大学が選出されました。
この会津大学ですが、今受験業界では注目の大学となっています。今回はそんな会津大学いついて調べてみたいと思います。
【会津大学とは】
会津大学は公立の大学で、福島県の会津市に日本初のコンピュータ専門大学として1993年に設置されました。
コンピュータ理工学部の1学部のみで、開学から英語教育に力を入れており、教員の半数近くが外国人というのが特徴的である。
また、文部科学省が指定しているスーパーグローバル大学の1校としても認定されている。
【なぜ注目を集めているのか】
先程も書いた通り、コンピュータに特化した大学であるにも関わらず、半数近くが外国人教師という事でグローバルな大学である。
大学内の公用語は日本語の他英語も認められており、全ての学位論文において英語での執筆が義務付けられ、語学関係学科ではないのに関わらずこのような取り組みをしている大学は珍しい。
また、第二外国語を設けず、コンピュータサイエンスが英語を中心に成り立っていることから、徹底した英語教育を行っている。
そして2014年に文部科学省が公募したスーパーグローバル大学の選出において、名だたる大学が名を連ねる中、その1校に選ばれたのも注目を集めた。
【入試制度とカリキュラム】
入試制度は特徴的である。
1次試験であるセンター試験はなんと理科1科目のみで受けられ、2次は英語と数学のみと非常に特徴的です。偏差値は50くらいで、一生懸命勉強すれば比較的入りやすい大学である。
総合的学力はさほど高くはないが、理科と数学に特化した学生を鍛えて伸ばしている点が世界的評価につながっている。
授業内容も特徴的で、1年次はひたすらプログラミングを学ぶ。課題も膨大な量が出される。そして3年次になると英語だけの授業が始まり、徹底的な英語漬けの日々になる。
コンピュータの世界でグローバルな人材に育てる為、実践で使える英語の習得を目指しており、卒論も英語での執筆となります。
そのため留年せずに卒業できるのは7割程度で卒業するのが難しくなっている。
【就職】
就職率は97％と非常に高くなっている。
現在はコンピュータ技術に携わる人材が各業界のあらゆる分野で必要とされており、日本の情報通信産業は全産業の1割を占めているのも背景にある。
また厳しい環境で育った学生は一流企業からの評価も高く、大手の採用も多数ある。
いかがでしたでしょうか。
世界大学ランキングに入り一気に知名度が上がっており、今後受験者が増える可能性があります。今後は倍率も高くなることが予想されますが、その道で将来活躍したい人は是非とも入学して損はないと思います。
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