目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
佐世保中央駅から徒歩2分、四ヶ町アーケードの真ん中あたりにある 武田塾佐世保中央校 です!
今回は、「君たちはまだ本当の国語の勉強を知らない!」というテーマでお話したいと思います。
そろそろ国語の勉強を始めようと考えている高1・2生の方は多いと思いますが、国語が一番勉強計画の見通しが立っていない事が多いです。
特に現代文は何をすれば良いのかわからないという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回はそのような国語の勉強法で悩んでいる方に、国語の正しい勉強法を紹介していきます!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
正しい勉強法とは
そもそも、現代文の正しい勉強法をわかっていない人が多いと思います。
皆さんも定期テストの対策をする際に、単語や英文法を覚えればいい英語に対して、国語で何を対策すれば良いのかわからないですよね?
結局題材にされた文章を暗記したり、古文であれば現代語訳を暗記したりしていると思います。
覚えたとしても受験には直結しないので、「結局意味がなかった」と思っている人も多いでしょう。
正しい勉強法がわからないので、いい成績を取ることができずに国語を嫌いになってしまう場合もあります。
このように、国語の目指すべきところがはっきり見えていない受験生が全受験生の9割ぐらいいるというのが現状です。
今回は、国語の本質とは何なのか、どのように国語を伸ばしていくのかを現代文と古文に分けてお話していこうと思います。
現代文の勉強法(基礎)
結論から言うと、現代文に関しては「語句」と「読み方」を学びましょう。
ここで落とし穴があります。
現代文の語句というと「日本語なんだから語句ぐらいわかるよ」と思う方もいると思いますが、実際に意味を問うてみると意味を答えられない語句も多いです。
何となくのニュアンスで捉えていることが多く、いざ説明しろと言われると言えないということが多々あります。
語句の意味をしっかりと覚えず曖昧な状態のままにしておくと、解答自体もあやふやになって得点が安定しにくいです。
安定して、正確に文章を読むためにもまずは現代文の語句を覚えましょう!
これがまず現代文のスタートラインに立つために必要なことです。
具体的な参考書で言えば、「現代文キーワード読解」や「ことばはちからダ!」がおすすめです。
中学生レベルから不安な人は「中学国語力を伸ばす語彙1700」を使ってみると良いでしょう。
現代文の勉強法(発展)
現代文の語句を覚えたら、ようやく現代文らしい勉強に入ります。
続いてのステップは、正しい読み方を学ぶことです。
本当は日々の現代文の授業でそれをやっているはずですが、なかなか身についている感じがしないですよね。
普段の現代文の授業では、具体的な文章を用いてその文章が何を言いたいのか、どのような構成なのかを学ぶと思います。
しかしここで大事になるのが、具体的な文章から他の文章から通じるような学びを抽象化して自分のものにしなければいけないということです。
ある文章を読んだ際に、「筆者はこのような主張をしている」「このような論理展開で主張をサポートしている」ということを理解すると、他の初見の文章を読んでいった際にも使える技術になります。
定期テストの対策で行った文章の丸暗記では意味がないということです。
自力で初見の文章を理解できないということはそもそも自分の国語力が低い可能性があります。
現代文は二次試験、共通テスト問わず難しい文章が出されますが、多くの背景知識が必要だったり抽象度が高かったりして全く理解できないということがあります。
「日本語だから読める」と思っても、難易度の高い文章だと主語と述語の関係が明確にならないまま読み進めてしまうケースもあります。
おすすめの参考書
そこで、現代文の読み方を学べるおすすめの参考書を紹介していきます!
まずは「田村のやさしく語る現代文」です。
こちらの参考書は助詞の説明なども入っていて、文章を読むための基礎を学ぶことができて現代文の伸ばし方を掴める一冊となっています。
「田村」が難しいという方は「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」という本もおすすめです。
さらに理解を深めようと思ったら「船口のゼロから読み解く最強の現代文」という本が良いと思います。
このあたりの3冊を読んでようやく現代文が見えるようになります。
特に「田村」は武田塾でもおすすめしていて実際にこちらの本を使って成績を伸ばした受験生も多いのですが、注意点としては時間をかけてでも文章と向き合い、参考書の意図を読み取り吸収することが大事になります。
ただ問題が合っていた・間違っていたで終わらすのではなく、合っていたとしても解説を読み込んで自分のものにしていくということが非常に大事になります。
以上が現代文の基本的な勉強方針になります!
古文に対する意識の持ち方
続いて古文についてお話していきますが、とにかく古文が嫌いな人が非常に多いです!
今は古文に苦手意識があるので嫌いになってしまう人も多いですが、序盤を乗り越えることができたら古文を好きになる人もいます。
古典文法で「る・らる・す・さす・しむ」という呪文のような古典文法を唱えさせられて、特に意味もわからず「何をやっているんだろう」と思った方は多いはずです。
単語も文法も知らない文章を読むというのは、外国語を学ぶプロセスに似ています。
英語以外の言語の学習のプロセスを問われていると思い、どうにか序盤は乗り越えてほしいです。
基礎が固まりある程度文章が読めるようになると、昔の恋愛や生活などに興味が湧いてきて、古文を楽しめるようになることもあります。
古文を読むという学習プロセスさえしっかりやれば、堅苦しい言葉で書かれたNetflixという捉え方もできます。
古文の勉強法
先ほどもお話した通り、古文を読むためのプロセスは言語学習のプロセスと通じるところがあります。
つまり、まずは文法と単語を覚えるというあまり面白くないことが必要になってきます。
おすすめの単語帳は、「重要古文単語315」「古文単語ゴロゴ」などがあります。
学校で配られた単語帳でも良いですが、どうしても古文が嫌いで覚えられないという方は「古文単語ゴロゴ プレミアム」という全ての単語にゴロと独特な絵がついているものもあるので、こちらを使ってみると良いと思います。
古文単語をしっかりと覚えたら古典文法に入ります。
古典文法は、「富井の古典文法をはじめからていねいに」「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」がおすすめの参考書です。
こちらの好きな方を取り組んでほしいです。
「ステップアップノート」「やさしくわかりやすい古典文法」などの問題集もセットでやっていただくと、より理解した内容を定着させられると思います。
古文を読むために必要な武器を揃えることができたら、英語と同じように急に長文の参考書に入るのではなく解釈の参考書をはさみます。
「富井の古文読解をはじめからていねいに」「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」を使って、実際の古典文法をどのように使っていくのかを学びます。
その後に「古文上達」「ポラリス」というように段々読解にレベルを上げていくと、現代語訳を丸暗記しないと解けなかった古文が初見でも解けるようになる未来が待っています。
以上が古文の勉強法です。
今回のまとめ
今回は「君たちはまだ本当の国語の勉強を知らない!」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう!
① 現代文では自力で問題を解く力を養う ② 古文は最初の辛い時期を乗り越えよう! ③ 漢文よりもまずは先に古文を優先! |
現代文・古文・英語には共通して、最初に耐えの期間があり、ここを乗り越えることが重要になってきます。
勉強の土台を固めるのは地味で面白くないですが、必ずその先に成長をして結果を出している自分の姿があるので、それを信じてどうにか乗り越えてほしいと思います!
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