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【数学の参考書】『基礎問題精講』の間違ったやり方5選

 

 

 

初めに

札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校です!

今回は、数学の基礎的な問題集である基礎問題精講の間違ったやり方をご紹介しようと思います。意外とできていない部分があることもありますのでぜひ注意して読んでみてください。

今回の記事は、 YouTubeの記事を参考にしております。ぜひそちらもご覧ください。

では、みていきましょう。

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概念を理解していない

1つ目は、概念を理解していないということです。

ここは、大きな障壁となります。一つ例を挙げてみましょう。

基礎問題精講を解く前に、まずは概念をしっかりと理解する必要があります。しかし、多くの人が概念を理解せずに問題解決に取り組んでしまっているのが現状です。

本来であれば、入門問題精講や優しい高校数学から学習を始めるべきなのですが、基礎問題精講からスタートしてしまうと問題に直面することもあります。

たとえば、数学の範囲である場合の数において、順列と組み合わせという考え方があります。これらの区別が明確にできるでしょうか?

いつ順列を使い、いつ組み合わせを使うのか、その使い分けを説明できますか?

実際には、これが理解できていない人も多いのです。

問題解説を読んでもピンと来ない、理解が追いつかないということに悩んでいる人たちの中には、正しく概念を理解していないことが原因だというケースが多く見られます。

概念を正しく理解していないのであれば、基礎問題精講に取り組む前に戻って学習を進める必要があります。

概念を理解するためには、基礎から丁寧に学び進めることが必要です。
基礎問題精講に取り組む前に入門問題や易しい問題を解くことで、概念をしっかりと理解しましょう。

間違えた問題をやらない

2つ目は、間違えた問題をやらないということです。

復習は、勉強全般において非常に重要な要素です。

多くの受験生が、間違えた問題の復習方法を確立せずに学習を進めているのが現状です。
この状態はよくありません。

間違った問題をシンプルに復習する方法を身につけることは非常に重要です。

復習の方法として、問題数を絞ることをおすすめします。基礎問題精講での問題は、約150問程度に絞ってあるので、繰り返し復習を繰り返していくことによってその問題でよく出やすい範囲を完璧にすることができます。

ただし、ここで大切なのは地道な取り組みです。

しっかりと間違えた問題に取り組むことで、解けなかったポイントを克服することができます。

間違えた問題は、自分の苦手な分野や課題を示してくれる貴重なものです。

復習を通じて、間違えた理由や解法のポイントを理解し、同じ間違いを繰り返さないようにしましょう。

これからは、間違えた問題をしっかりと復習し、正しい学習法を身につけることが重要です。

失敗は成功のもとと言いますが、その言葉通り間違いを乗り越えて目標を達成しましょう。

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問題の分析ができていない

3つ目は、問題の分析ができていないということです。

これは、例題の問題文の意味を正しく理解できていない状態のことを指します。
実際に解き方が載っているだけでは十分ではありません。問題文の文章を分析することは非常に重要であり、成功するための鍵となる要素です。

問題文の文章を分析することは、解き方や解法のポイントを理解するために欠かせません。解き方を覚えるだけでなく、その解き方がどのような状況で使えるのかを把握することが重要です。

数学の学習においても、問題文の分析は重要なスキルです。

問題文に示された情報を正しく理解し、それに基づいて解法を選択することが求められます。

例えば??

例えば、

3次関数x^3 + 5x^2 + 3x - a = 0が異なる3つの実数解を持つ範囲を求めなさい」という問題文が与えられた場合の問題文の分析をしてみましょう。

この問題では、「3つの実数解を持つ」という情報が与えられています。

この情報を基にして解法を選ぶ必要があります。

解法の選択によって解答に至るアプローチが異なるため、問題文の分析は欠かせません。 学習において、解き方だけを覚えるのではなく、いつその解き方を使うのかを把握することが重要です。

解き方の使いどころを理解することで、模試や実際の問題に応用することができます。

知識としては持っていても、問題文の解釈や分析ができないと、初見で問題を解くことは困難です。

問題文の解釈とともに、解き方が使えるタイミングを把握することが重要です。

問題文の分析力を高めるために、積極的にトレーニングしていきましょう。

解き方を理解していない

4つ目が解き方を理解していないということです。

数学で今後しっかりと成長していくために、解き方を完璧に理解することが求められます。単に計算を進めて答えを導いたとしても、それだけでは不十分です。

解き方を説明できる能力が必要なのです。

解答が正しかったとしても、その背後にある思考過程や手順を言葉で説明できなければ、応用力は身につきません。

入試問題などの応用にも対応できないのです。

答えが分かったらそれで終わりではなく、解答過程を言葉で説明できるようになることが重要です。そのためには、基礎問題精講では正しい回答をまた再現できたということを意識して欲しいと思います。

そして答えが出ることだけでなく、解き方自体を説明できるようになることが、次のステップとなります。

同じ問題でも数値が変わると解けなくなったり、問題文が変わると解けなくなったりするのは元も子もありません。

このような場合、単に式を覚えているだけでは解決できないということがわかりますね。

応用力を身につけるためには、解き方を説明できるようになることが不可欠です。解き方の言語化ができれば、応用問題にも対応できるようになります。解き方のプロセスを明確にし、確立させることを意識しましょう。

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記述の練習をしない

5つ目が、記述の練習をしないということです。

数学の学習において、記述の練習を怠るのは非常に危険なことです。
2次試験では、記述問題が出題されます。記述問題では、記述がないと点数がもらえない場合がよくあります。

まず、解き方や考え方が理解できている人は、記述が非常に簡単です。

なぜなら、解き方や考え方が理解できているからです。

しかし、解き方や考え方が理解できていない人は、記述がうまくできません。

単に式を羅列するだけで、それぞれの関係性がわかりづらい回答になってしまいます。

そのためこの基礎問題精講から記述の練習をしていくのは大切なことになります。

ステップとしては、問題を解く際に、まずは「この値を求める」とか「ここを整理してこの数字を出す」といった具体的な方針を考えてから、それから式を書くように練習していきましょう。このような練習を行うことで、記述のスキルはかなり向上するでしょう。

まとめ

今回は、基礎問題精講の間違ったやり方について5つご紹介しました。

その5つのやめるべきポイントが、
概念を理解していない。
復習をしない。
問題の分析ができていない。
解き方を理解していない。
記述の練習をしていない。
という勉強です。

以下の勉強をやってしまっている受験生は、やめるようにしましょう。

そうすれば、数学の勉強の質が上がっていきます。頑張っていきましょう。

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