数学の成績を伸ばすために
数学を、得意または好きな科目にするために、しなけばいけないことは、3つあります。
1:計算・公式を覚える。
2:1を使えるようにする。
3:解答の書き方を知ること(文章表現)
の3つです!
詳しく説明していきます。ですがその前に、読者の方々に、お話しなければならないことがあります。
それは、「受験数学とはどのようなものであるか」です。
受験数学とは、「地図作り」である。
まず、地図を広げているのを想像してみてください。
いまから、あなたは、ある目的地に行くために地図を見るのです。
この時、あなたは、現在地(出発点)と目的地(ゴール)、そして、それをつなぐルートに注目したはずです。
これを、次のように、数学に置き換えてみましょう
現在地 → 問題
目的地 → 答え
ルート → 解答
問題があって、答えを導き出すための、ルートを探る。
これが、数学なのです。ここを押さえておいてください。
具体的に、地図作りとして、数学を見ていこう
先に記述した
1:計算・公式のを覚える。
2:1を使えるようにする。
3:解答の書き方を知ること(文章表現)
をもとに具体的に見ていきましょう。
結論から言うと次の通りに置き換えられます。
・ 計算・公式 → コンパスや定規などの道具
・ 計算などが使えるようになること → 道具の使い方を覚えるようになること
・ 解答がかけるようになること → 地図の書き方を知っていること
この3つです。この3つをマスターすれば、つまずくことはあれど、どのような問題もとくことができます。
※この3つには、含まれていない「道具を作る」という工程は、「計算方法や公式の発見」といいかえること
ができます。これは、研究者や、偉人がしてくれることであるので、受験数学という観点から省いています。
ここまでで、確かに受験数学を、「地図作り」で言い換えられることは、理解できたと思います。
ここまでが、普段の勉強をするとき、何を手に付けたらいいのかについての考え方でした。
しかし、ここまでは理解したけど、実際に、問題を解くにあたっては、「だからどうした」って思いますよね。
では、次は、もう少し発展的な話をしましょう。
問題を解くとき、何を意識すればいいのかです。
問題を解くときの考え方も、3パターン!
受験数学の場合、特に国公立大学においては、答えよりも
その答えにいたるまでの道筋、所謂、解答が重視されます。
よって、ここでは、解答を書く方法を地図作り式で解説します。
解答作り3パターン
1:スタート(条件などわかっていること)からゴール(求めたい答え)へ
2:ゴール(求めたい答え)からスタート(条件などのわかっていること)へ逆算
3:1・2のハイブリッド式
の3つです。
この3つの共通点はスタートとゴールに着目しているという点です。
問題を解くときに是非とも、再確認してほしいです。自分が必要な条件を十分に使用しているのか、求めたいこ
とは何なのかと。
それを再確認しながら解くと、自ずと解けなかった問題も解けるようになり、躓いている問題も解けていくはずです。
日頃からの意識で、慣れていくことです!
地図作り式数学に!!