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【新課程】新しく追加される数学Cについて解説します

こんにちは!武田塾鷺沼校講師の佐藤です!

皆さんは「数学C」という科目を知っていますか?10~20年前に高校生だった人なら知っているのではないでしょうか?

実は2022年度の入学生から「数学C」が数学の学習指導要領に追加されます!

ということで数学Cを含めた学習指導要領の変更点についてまとめていきたいと思います!

学習指導要領の変更点

大きな変更点は以下のようになっています。

・「数学Ⅰ」の「データの分析」に「仮説検定の考え方」が追加

・「数学Ⅲ」の「平面上の曲線」、「複素数平面」が「数学C」に移行

・「数学活用」の「数学と人間の社会」と「数学A」の「整数の性質」が「数学と人間の活動」に移行

・「数学B」の「ベクトル」が「数学C」に移行

・「数学B」の「統計的な推測」に「区間推定」、「仮説検定」が追加

・「数学活用」の「社会生活と数学」、「データの分析」が「数学B」に追加

・「数学活用」の「数学的な表現の工夫」が「数学C」に移行

 

様々なところが変わっていますね!特に「数学B」と「数学Ⅲ」が大きく変わっています。

変更の結果、「数学C」には「平面上の曲線と複素数平面」、「ベクトル」、「数学的表現の工夫」が含まれます!

また、「数学的表現の工夫」には「行列」も含まれるといわれています!次に皆さんの気になっている大学入試での変更点を挙げていきます!

大学入試問題の変更点

まず、共通テストでは「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」だったものから「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B・C」に変わります!

さらに「数学Ⅰ・A」では今まであった選択問題がなくなり、「場合の数と確率」、「図形の性質」の2つの大問が代わりに出ます!

また「数学Ⅱ・B・C」では「数列」、「統計的な推測」、「ベクトル」、「平面上の曲線と複素数平面」の4問のうち3問を選択するようになります!

また、文系学部の2次試験でもベクトルが出てくる可能性が大きくなったといわれています!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は高校数学の学習指導要領の改訂とそれに伴う試験の変更点についてまとめました!

受験において数学はとても大事な教科なのでみなさんもよく確認しておきましょう!

 

 

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