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試験当日に実力を発揮するために注意したいこと3選!!

みなさんこんにちは、武田塾佐賀校の松下です。

今回は試験本番で、実力を発揮するために注意してほしいことについてお話ししたいと思います。

今までいくつかのブログで共通テストを含む入試試験に向けての勉強や対策法についてお話してきました。

もちろん基礎学力を上げることは大学合格において必要不可欠ですが、

「実力はついているのに、本番でそれを発揮しきれない」という状況ではいくら学力がついていても思うような結果を残せない可能性があります。

みなさんが試験本番で、思う存分実力を発揮してもらうために「これだけはしてほしい!」ということを

「勉強」「体調」「試験前日・当日」に分けて紹介したいと思います。

 

勉強について

仕上げの勉強をしていく

勉強面に関しては、共通テストまで残り日数が少ないということも考えて、「あまり深堀りしすぎない勉強」を心がけましょう。

この時期に難しい問題を長時間かけて理解しようとしたり、試験本番に解けないような問題にチャレンジしたりすることはあまり得策とは言えません。

この記事を読んでいる方が1・2年生なのであれば難しめの問題にどんどんチャレンジして、基礎学力を伸ばしていくことは何の問題もありません。

しかしあなたがもし3年生で、共通試験を控えている場合はそうではありません。

ここからの残り期間で最も重要なことは、「聞いたことはあるけどどっちだったかな・・・」となってしまうようなあやふやな知識を確認することです。

試験本番で、「解けるはずだったのに解けなかった」というのが一番もったいないミスなので、

試験本番までに知っている問題に関しては確実に得点できるように、

今まで受けた模試の復習、単語帳や参考書の見直しに取り組んでいきましょう。

 

本番を想定した練習を繰り返す

もう一つ勉強に関して重要なことは、本番を意識した練習です。

試験当日に実力を発揮するためには「練習は本番のように、本番は練習のように」ということが極めて重要になります。

特に共通試験は時間制約がかなり厳しい試験であるため、緊張や焦りがダイレクトに得点に反映されます。

試験本番で緊張しないというのは不可能なので、緊張した状態でも合格ラインを超える得点を取ることができるように、練習の際は本番よりも少し短めの時間設定で問題演習を行うことをおススメします。

また試験本番、マーク用紙への記入は原則鉛筆で行うことになるので、ここからの問題演習では鉛筆を使用してその感覚に慣れておくこともオススメします。

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体調管理について

次に体調管理です。

体調が万全でないと、当然思うような結果を残すことが難しくなります。

そのため試験直前期の今は、勉強をすることももちろん重要ですが、徹底した体調管理に努めましょう。

具体的にはきちんとご飯を食べること、湯船につかって体を芯から温めること、そして睡眠時間を確保することが重要です。

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これらの3つの柱が崩れることが健康を崩す最も大きな要因であると言えます。

また試験本番に限らず、それまでの期間に体調を崩してしまうと勉強スケジュールが狂ってしまい、それに対する焦りが発生し、その焦りから夜遅くまで勉強し、また体調を崩し・・・というようにどんどん良くない方向に向かっていってしまいます。

そうならないためにも、先述の3つの柱を徹底し、そのほかにも手洗いうがい・手指消毒・マスクの着用等健康に過ごすために出来る限りのことは行っていくようにしましょう。

また、本番は科目によっては朝早くから試験が行われます。

みなさんが仮に夜型で朝早くから勉強するのが苦手であったとしても、本番は朝早くから頭を使って試験問題を解いていかなければなりません。

試験本番にいつも通りの生活リズムで臨むためにも、ここからの期間は徐々に朝方にシフトしていくようにしましょう。

 

試験前日・当日について

試験前日

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試験前日は、当日に必要となる道具をきちんと用意しておきましょう。

受験票、筆記用具、お金、腕時計、昼食、スマホをはじめとして、目薬、ハンカチなど必要に応じて準備をしておきましょう。

お金は少し多めに持っておくことをおススメします。そうすることによって文房具が壊れた、公共交通機関に間に合わなかったなどのトラブルに対して柔軟に対応することが出来ます。

また試験会場がなじみのない場所である場合は、事前に会場までの経路や利用する公共交通機関などについては下調べしておくと、試験当日に焦ることが少なくなります。

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そして前日は早めに寝るようにしましょう。間違っても「明日の試験に向けて夜遅くまで死ぬ気で勉強する!」と張り切りすぎることのないようにしましょう。

1年かけて勉強してきた人であれば、その日の頑張りは所詮1/365に過ぎないのであって、むしろ試験前日に寝不足であることのデメリットの方が大きくなります。

 

試験当日

試験当日、まずはある程度時間的な余裕をもって起床するようにしましょう。試験当日の朝に突然大雪や大雨が降って、会場まで行くのに想定より時間がかかってしまうケースや、そのほか様々なトラブルが起きたとしても余裕をもって起床していれば対応することが出来ます。

そして、特に気を付けてほしいことは朝ごはんです。

間違っても「試験にカツためにカツ丼を食べる」ということはやめましょう。脂っこいものを朝に食べると、胃もたれなどによって集中力が低下する可能性がありますし、消化の悪いものを胃袋に入れておくと消化管の方に血流が使われることによって脳に十分な血流が回らなくなることも考えられます。

また満腹になるまでご飯を食べてしまうと、眠くなってしまうことも考えられます。

そのため試験当日の朝は消化のいいものを、いつもより少し少なめに食べることをおススメします。

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また、出発前にもう一度持ち物の確認をしてから家を出るようにしましょう。

試験会場で何か忘れ物をしたことに気づくと、焦りで試験どころではなくなってしまう可能性があるので、そうならないためにも試験前日にじゅうんびと確認を済ませ、試験当日の出発前にも確認をしておきましょう。

またその日の気温に合わせてカイロ、手袋、マフラーなどを活用して、防寒対策もしっかりしましょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

大多数の受験生にとって共通試験が人生最初の大学受験の試験になると思います。

人生で初めてのことなので緊張・焦り・不安といった感情があるのは当然で、決してその感情が悪いわけではありません。

そんな感情たちとうまく付き合いながら、万全の状態で試験に臨むことによって、今まで勉強してきた成果を思う存分発揮してきてください。

Good Luck!!

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