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【受験生向け】直前期の併願校の考え方! 受ける/受けないから選び方まで

志望校選択

 こんにちは。武田塾佐賀校です。

 受験期にさしかかってきて、受験生はいよいよ第一志望合格に向けての勉強を本格化させているところかと思います。

 今回の記事は第1志望以外の大学である併願校についての紹介です。第1志望以外の大学には行きたくないという方も、来年度の浪人はやりたくないという方も、ぜひチェックしてみてください。

 

併願校や滑り止めを受けるべきか? 否か?

 この記事を読んでくださっている受験生のなかには、第1志望以外の大学には行きたくないんだけど併願校や滑り止めを受験した方がよいのかどうか、迷っている方もいらっしゃると思います。

 

 結論からいえば、第1志望に合格する自信があって、合格しなかった場合に浪人する覚悟があるのであれば、併願校や滑り止めを受験しなくても構いません。

 専願で受験して第1志望が不合格の場合には他校に進学するという選択ができないため、受験にたいする緊張感は否応なく高まります。また、その分プレッシャーも大きくなるため、功罪の両面があります。

 

 しかし、併願校や滑り止めを受験することによって経験や安心感を得ることができる面は大きいです。とくに、第1志望不合格となって浪人するとなった場合に、どこかの大学に合格していることは心の支えとなります。

 そのため、基本的には第1志望にしか進学しない予定であっても、可能であれば一校だけでも受けておくとよいでしょう。

(最終的には、学資負担者とよく話し合って決めてくださいね)

 

(以下の動画も参考になります)

併願校を選ぶうえで考えること

 それでは、これから併願校を選ぶうえで考えることを3つお伝えしたいと思います。

偏差値をイメージする

 併願校を選ぶうえでまず重要なのは、偏差値をイメージすることです。

併願校の図

 上の図では、偏差値と志望校と(物騒な表現ではありますが)戦闘力が対応するように示されています。

 まずはこのように自分の志望校がどのくらいの偏差値にあり、その上下にどのような大学があるのかを把握するようにしましょう。

 そのうえで重要なのは、自分の実力が現時点でどのくらいのレベルにあるのかを把握することです。自分の実力を把握するうえでは、過去問を解いて7割が取れたら、その大学のレベルに相当すると考えてください。

 たとえば、志望校が同志社大学で、現時点では近畿大学の過去問であれば7割を取れるひとについて考えてみましょう。偏差値ー大学ー戦闘力の関連においては、

・60.0ー同志社大学ー戦闘機←志望校のレベル

・57.5ー法政大学ー戦車

・55.0ー近畿大学ー機関銃←現在のレベル

・52.5ー龍谷大学ー弓矢

のような関係にあります。

 この状態の学力のまま志望校と志望校と同程度のレベルの大学を受験したとしても、合格しない可能性が高いです。なぜなら、機関銃の装備しかもたないまま戦闘機を持つ相手と戦うに等しいからです。

 もし相手に勝利したいのであれば、自分と同等のレベルか一つ下のレベルの大学の志望校を併願校として選ぶとよいでしょう上の例であれば、近畿大学や龍谷大学を併願校として選ぶとよいと思います。

(受験までに志望校のレベルと現在の自分のレベルが合致するように仕上げるのがもちろん理想です)

入試の日程をチェックする

 つぎに重要なのは、入試の日程をチェックするこです。

 第1志望と併願校の受験日程がかぶっていれば、そもそも併願校を受験できません。また、併願校を受験しすぎると、連続して受験することになりかねません。

 基本的には、入試と入試のあいだでは1週間程度以上間隔をあけるのが理想です。

 しかし、個人差も確実にあるため、まずはどのような受験日程で力を発揮できる体質なのかを把握する必要があります。そのため、志望校や併願校の過去問を何日連続で解くことができるのか、試してみてください。

大学の過去問をチェックする

 最後に重要なのは、受験予定の大学の過去問をチェックすることです。

 大学の位置づけとしては同程度の偏差値であったとしても、過去問に難易度の差があることはあります。また、志望する学部学科によっても、過去問に難易度の差があることは多いです。

 そのため、実際に過去問を何年分かまとめて解いてみてどの程度の難易度にあるのかやどのような出題傾向にあるのかを把握するように努めましょう。

 また、2科目受験か3科目受験かなどの受験形態によって、目標とするべき偏差値が変わることにも注意しましょう。

(一般に、2科目受験のほうが3科目受験よりも偏差値があがり、目標を高めに設定する必要があります)

おわりに

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 今回の記事では、併願校を受験する上での考え方についてお伝えしました。

 今回の記事の内容をまとめると、

・第1志望以外の大学に進学する予定がなくとも併願校を受験しておくと浪人時の自信がつきやすいため、できれば受験した方がよい

・併願校を決める上では、①偏差値をイメージする、②入試の日程をチェックする、③過去問をチェックする、という3点が重要

となります。

 今回の記事が併願校を受験する予定の方にとって少しでも役にたつものであれば、うれしいです。

 

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