こんにちは、武田塾佐賀校講師の伊東です。
受験生の皆さんは特に、模試の結果でどうしても一喜一憂してしまうでしょう。
偏差値が下がって落ち込んでしまうと、
しばらく立ち直れなくなったり、「どうせ自分は...」とモチベーションを失ってしまう人も少なくありません。
モチベーションの性質
モチベーションを維持するために、偏差値などの上がったり下がったりする数値を意識することはよくないということがわかっています。
モチベーションの維持に効果的な数値の特徴は、常に増え続けるということです。
かの有名なイチロー選手は、多くの選手が意識する打率という上下の激しい数値を無視していました。
代わりに、減ることのない安打数に目を向けていたそうです。
ですが、受験において安打数のような積み重ねていける数値は少ないですよね。
落ち込んでしまったときの対処法
では、成績が下がってもメンタルを正常に維持し、モチベーションを高く持ち続けるにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、皆さんが落ち込んでいるときとそうでない時、つまりメンタルが安定しているときとそうでない時の行動の違いを考えてみます。
一つの傾向として、メンタルが安定しているときは周りに対してある程度親切にになるといわれています。
しかし、メンタルが不安定な時、例えば模試の結果が恐ろしく悪かった時や失恋してしまったときに人にいつもより人に優しくしろといわれると、少し難しいですよね。
実は、落ち込んだ時に立ち直るスピードが早かったり、落ち込みにくい人の一つの特徴として、
メンタルの状態が悪い時こそ周りに親切な対応ができることがあげられるそうです。
実際に、落ち込んでいるときに親切な対応を意識すると、心に余裕が生まれて立ち直りが早くなるといったデータも存在します。
理由
これは、
落ち込んでいるにもかかわらず、周りに親切に接している、つまり全く落ち込んでいない時と同じ振る舞いをすると、脳が勘違をしてしまうからだといわれています。
つまり、立ち直りが早い人は無意識にこれを理解している、もしくは経験則で立ち直りやすい方法を得ているだけなのですね。
性格の半分は遺伝で決まってしまいます。
でも、逆に言えば性格の半分は自らの振る舞いや身を置く環境によっていくらでも変えることができるのです。
「自分は立ち直りにくい性格だから...」といつまでも落ち込んでいては、「期限付きの競争」である受験にはとても不利になってしまいます。
落ち込んでしまったときには、能動的に人に親切にしてみましょう。
武田塾佐賀校ではこうした受験の悩みにも真摯に相談に乗っています。
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