皆さん、こんにちは!武田塾大津石山校です。
突然ですが、「暗殺教室」というマンガはご存じですか?
(画像は少年ジャンプ公式サイトより)
何年か前に実写映画などで流行っていましたよね。
「殺せんせー」を見たことがある人も多いと思います。
読んだことないけど、タイトルが怖いからグロテスクなマンガなんじゃないの?
なんて思っている方、安心してください。
笑いあり、涙ありのハートフルなマンガです。
暗殺というタイトルに反して、人が傷つくシーンは殆どありません。
そして、主人公たちは中学3年生。
高校受験を経て中学を卒業するまでの1年間を題材にしていて、
勉強に必要なことをたくさん教えてくれます。
〇あらすじ
ある日突然、月が爆発して七割方蒸発した。
その犯人と称し、しかも来年三月には地球をも爆破するという超生物がやってきたのは、
何故か中学校の教室。なんとここで教師をするというのだ。
人知を超えた能力を持ち、軍隊でも殺せないその怪物の暗殺を、各国首脳はやむをえず
そのクラス…椚ヶ丘中学校3年E組の生徒に委ねる事になる。
突如現れたとても奇妙な担任教師によって1学期の授業は始まった。
落ちこぼれクラス「エンドのE組」と呼ばれた生徒たちは、
暗殺教室というかつて経験したことのない特別授業や様々な試練を通じて、
新たな仲間と絆、そして少しずつ自分たちに自信を持っていく。
3−E組の生徒たちは、期限の卒業までに、
担任教師である「殺せんせー」暗殺ミッションを成功させることができるのか…!?
(アニメ「暗殺教室」公式サイトより、一部抜粋)
〇おちこぼれの「3年E組」
「殺せんせー」が担任をする「E組」の生徒たちは、
訓練された暗殺集団というわけではなく、いたって普通の中学生たち。
もっと言えば、「進学校の落ちこぼれクラス」の生徒たちです。
成績が悪く何のとりえもないと落ち込む生徒、
暴力沙汰を起こして停学になった生徒、
部活で結果が出ず、勉強にもやる気がなくなってしまった生徒
優等生であることに疲れ、非行に走った過去を持つ生徒
などなど…
現実でも、進学校と呼ばれる学校に在籍しながらも、
思うように成績が伸びずに苦しむ人は多いと思います。
そんな人は、この「E組」の生徒に自分を重ねて読むことができるかもしれません。
落ちこぼれのE組生徒たち1人ひとりに対して、
殺せんせーはその個性を認め、時に褒め、時に叱り、
バランスよく個性を伸ばして勉強できるように
人知を超えた能力を生かして、全力でサポートをしてくれます。
〇「上手な毒の盛り方」と「国語力」!?
マンガ内のエピソードを1つ紹介したいと思います。
***
理科の得意な奥田(おくだ)さんは、
自分で生成した毒を使って殺せんせーを暗殺しようとします。
「毒です!飲んでください!」と言って渡されたいくつかのフラスコを、
殺せんせーは受け取って飲み干してしまいますが、全く利きません。
理科の成績はトップクラスでありながら、
他教科、特に国語の成績がよくない奥田さんに、殺せんせーはこんなことを話します。
「どんなに優れた毒を作れても、
今回のようにバカ正直に渡したのでは暗殺対象に利用されて終わりです」
「人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある、言葉に工夫をする必要がある」
「上手な毒の盛り方、それに必要なのが国語力です」
「君の理科の才能は将来皆の役に立てます。
それを多くの人にわかりやすく伝えるために、毒を渡す国語力も鍛えてください」
それを聞いた奥田さんはハッとして、
苦手教科の国語も勉強し、克服していきました。
***
だいぶ流れをはしょってしまいましたが、要するに、
「毒を盛る」ためには、「国語力」を鍛えなければならない。
一点特化のみでは目的が達成できないこともあるということを、
テーマである「暗殺」に絡めて説いた印象的なエピソードです。
マンガの中には、このような印象的なエピソードがたくさんあります。
勉強に行き詰まったときのヒントが見つかるかもしれませんね(^▽^)/
〇E組のように、頑張りたい!
殺せんせーと過ごして人間的に成長していく3年E組の生徒たち。
泣いたり笑ったり、傷ついたりしながらも、助け合って前に進む姿に勇気をもらえます。
「暗殺教室」は21巻で完結しています。
とっても面白いしためになるので、勉強の息抜きに読んでみてはいかがでしょうか。
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