ブログ

【受験生のお悩み相談室】過去問は2回も解くべき??

こんにちは!

大宮駅 東口から徒歩5分

大学受験専門個別指導塾の武田塾大宮校です!

 

今日のテーマは、「効率的な過去問の解き方」についてです。

51doEo0zF6L._SX351_BO1,204,203,200_

 

先日特訓をしている際、

「過去問は2周目をやる意味ありますか??」

という質問をいただきました。

 

私立志望の人はこの時期、過去問演習を開始し出して、

そのようなことを悩みだす時期なのかなと思います。

 

自分も昔はそうでした、、

特に、英語の長文現代文は1回文章読んだら、

設問で問われるところも、回答根拠も知っている。

「簡単に解けてしまうのに、2回目解く必要なんてないのでは?」

そう思っている方も多いはず。

 

その質問に対する回答を提示しますと、

過去問演習は、2周目こそ価値があります!!

 

今回の記事では、

2周目の過去問演習でその学習効果を高める方法について、

解説していこうと思います。

 

 

暗記系の科目(世界史・日本史)について

受験生が2周目をやって手応えを感じるのは、

暗記系の科目(日本史・世界史)であると思います。

slump_good_man_study

 

入試問題の作成者は大学の先生です。

作る先生によって出題箇所出題傾向の特徴があります。

 

毎年毎年同じ先生が作成している場合、

過去問の内容が繰り返されることなども多々あります。

 

社会科の先生が年度によって、分担に作成している場合でも、

先生ごとに出題箇所出題傾向に特徴があります。

 

多くの過去問演習を積むことで、

どの先生が作成していたとしても対応することができます。

 

ここで、

過去問演習で完璧にするのは、

できなかった問題かまたはできた問題

どちらを復習をしたほうが良いのか気になる方も多くいると思います。

次のセクションでは、その疑問に答えます。

 

過去問演習で復習する際、優先するべきはできなかった問題

基本的には、

みなさん受験生は時間に追われていると思いますので、

できなかった問題のみ復習する形で良いです。

 

時間的に

だいぶ余裕ある!

pose_makasenasai_girl

という場合には、できた問題でもその周辺を復習することで、

来年の入試でその過去問と同じ範囲が出された場合、

周りの受験生より有利であることは言うまでもありません。

 

ただ、時間に余裕がある受験生は少なく、

多くは時間がなくて困っている方であると思います。

jikan_tobu_man

そういった方達は、

まずはできなかった問題を中心に復習をして、

時間に余裕ができたら、

できた問題の復習をすると良いと思います。

 

では、

次に2回目の過去問演習(特に、現代文や英語長文)をする際に、

・どのように気を付けて復習し

・どのように2回目の演習をするか

についてまとめていこうと思います。

 

2回目の過去問演習は目的意識を持って行う!!

1回目の演習後に行う復習で意識すること。

英語長文の過去問を2回目やる意味とは、

形式問題に対して自分の解き方が固められているかチェック

できる点にあります。

 

少し、抽象的な表現になってしまったので、

例を用いて言い換えます。

 

英検2級の試験を例に挙げると、

英検は長文1つ1つに対して、

内容の理解度を問う問題を各段落ごとに出題されますよね。

 

その段落要約問題に対して、

自分なりの成功法が備わっているかチェックすることを、

形式問題に対して自分の解き方が固められているかチェック

できる点と表現しています。

 

さらには、

同じ大学であっても各学部ごとに英語長文は傾向があります。

それらの問題を解いたときに、

「この問題はこう解いていくべきだったな」

と、

反省点が出てくると思います。

分析

先ほどの英検の例を用いると、

過去問演習によって、

英検の長文は各段落の内容要約問題なので、

他の段落との関連性は全くないと言う分析ができれば、

「よし!テスト本番は、段落ごとに解いていこう。」

と、いうような戦略が立てられます。

(実際僕はそのように分析し、そのように英検と戦っていました。)

 

または、

間違いの選択肢がどのように作られているか、

見抜くことができたなら、受験当日

「この選択肢はここがおかしいから、誤った選択肢だ!!」

瞬時に判断できるようになります。

book_hirameki_keihatsu_woman

 

過去問演習を繰り返し行うことで、

大学・学部毎の出題傾向を掴むことができ、

受験する学部ごとの戦略を立てることができると思います。

 

2回目の演習で持つべき目的意識とは?

過去問演習によって得られた反省を活かして、

「実際の入試の際に、自分がこの問題と対峙したら、

このように対処していくだろう。」

そんな目的意識を持って、2回目の演習は行うべきです。

 

つまり、

1周目と同じ解き方ではなく、

合格者として取るべき最適な解き方を2周目では実践しましょう。

 

自分で建てた戦略を用いて問題を解くことで、

本番のリハーサルにもなります。

pose_makasenasai_girl

 

2周目ですので、全て正解できて当たり前です。

あくまでここでの目的は、

自分の建てた戦略通りに問題を解いていくことができるチェック

することであることを心に留めておきましょう。

 

2回目の演習を無駄にしないためにも、

・1回目の演習の復習は徹底的に行う。

・2回目の演習の目的を明確化する。

この二つを心に留めておいてください。

 

ただ、初めての問題を解くことも忘れずにしてくださいね。

 

初めて解くという経験を積むこともまた、

勘を研ぎ澄ましていくためには非常に必要であると考えます。

 

新規の過去問も定期的に取り入れつつ、

その中で復習のための2回目も行っていってもらえたらなと思います。

 

今回のまとめ

今回のまとめです。

「ただ過去問を2周やる。」

といっても、目的意識がない人では、

せっかく2回しても意味のないものになってしまいます。

 

2回目を解く際は、

1回目で解いたときに掴んだ出題傾向に対する自分なりの戦略をもとに、

合格者の視点で解くことを意識して行いましょう。

こうすることで、合格へと大きく近づくことができると考えています。

juken_goukakuhappyou_happy

 

 

◆無料受験相談受付中◆

あなたも逆転合格!!!

武田塾大宮校では無料受験相談を承っております!

皆さんひとりひとりのお悩みにお答えします。

「英語の伸ばし方がわからない」

「勉強しているのに成績が伸びない」

「今からでも〇〇大学に間に合う?」などなど、

大学受験に関することなら何でもご相談ください。

 

お問い合わせは以下のバナーをクリックし、

フォームに必要事項を入力するだけですので

お気軽にお申し込みください!

 

無料受験相談

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる