こんにちは!大久保駅から徒歩1分武田塾大久保校の校舎長です!
今回は新課程になって共通テストリーディング・リスニングがどう変わったのかご紹介します。
新課程になり、社会や数学などで大きい変化がありましたが、リーディング・リスニングでも少しあります。
知っているのと知らないとでは心の余裕が違いますので、きっちり把握しておきましょう。
①リーディング
①語数の増加
制限時間や大問数は大きく変更はありません。
しかし、前回よりも語数は多くなることが予想されます。
大学入試センターより;5-2-1 試作問題『英語(リーディング)』.pdf (dnc.ac.jp)
試作問題A.Bが公開されており、今までのどれかの問題とA.Bが交代になります。
(どれと変わるかは公表されていません。)
そのAの問題が1300語と過去最大語数になります。
「今までだって多すぎるぐらいだったのに、まだ増えるなんで許せない!」という声が聞こえてきます。
試作問題は読みやすい文章でしたが、時間はよりタイトになるのが予想されます。
②ライティングを意識した問題に
解答形式は選択問題ですが、その聞き方はライティングを意識した出題形式になります。
特に試作問題Bは環境とファッションというテーマで書かれた原稿を先生が添削するという設定で、「2つの文章をつなげるためにはどんな文章や接続詞を補えばよいか?」など正しい添削方法を聞く問題になっています。
「前後の文章を考えてどんな表現をいれたらよいか」という聞き方が新しいですね。
求められるのは読解力です。ただ、試作問題Bの難易度・文量共に優しく、慣れれば解ける問題です。
②リスニング
リスニングについても1問試作問題が公表されていました。
大学入試センターより;試作問題『英語リスニング』abm.php (dnc.ac.jp)
こちらは今までのリスニング問題の第5問と出題形式が似ていて、配点や出題形式など大きく変更点はなさそうです。
アメリカの大学で幸福感についての講義を聞いて、学生同士で講義の内容についてディスカッションしている内容でしたが、唯一違うのは3問目で聞かれる「講義の内容と一致するものはどれか」という問題について
昨年までは4択から一つを選ぶ聞き方でしたが、試作問題はAさんとBさんの2人が講義の内容について話していて
①Aの発言のみ一致する
②Bの発言のみ一致する
③どちらの発言も一致する
④どちらの発言も一致しない
から選ぶことになりより難しくなっていました。
恐らく今後の模試もこの聞き方をすることになるのでリスニング対策もして臨むようにしましょう。
どの科目も難化が予想されますが、条件は皆同じです。早く試作問題を解いてみてその傾向を理解し、しっかり時間配分を考えて模試に臨みましょう。
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