皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の講師Hです!
今回は、国公立大学の二次試験などでもよく課される、英作文の勉強法やコツを紹介していきます。
志望校の試験で英作文は課されているけど、何から勉強したらいいのか分からない、そもそも模試とかも毎回ノー勉で受けている、そんな人はぜひ読んでください!!
実はコツさえつかめば一番点数が取りやすい項目だということを分かっていただけるかと思います。
英作文の種類
英作文には二つの種類があります。
一つ目は和文英訳、二つ目は自由英作文です。
では、順番に説明していきます。
和文英訳
和文英訳は、日本語の文を英語にするものです。
短文を訳すだけのものもあれば、長文の中の二文ほどを訳すものもあります。
和文英訳の勉強法
和文英訳において、日本語を簡単にする力はものすごく大切です。
多くの国公立大学などでは、ただ単純に日本語を英語にするだけというのでは通用しません。
いくらでも文章をつなげることができる日本語を、そのまま英語にしようとすると、一文が長くて分かりにくい英語になってしまいます。
そうならないようにするためには、まずは長い日本語から的確にポイントを抜き出し、文章を簡単にする必要があります。
そしてそのためには、英語の長文問題を解いた後、答えについている日本語訳を確認し、それを要約する練習が効果的です。
同じことを伝えている英語と日本語でも、その言い回しなどは大きく異なるので、その両方を確認する必要があります。
シンプルな英語で書かれていても、日本語訳は複雑に繊細にそれを表現している場合も多くあります。
そのようなことを知るために、長文問題の日本語訳を確認し、その日本語をより簡単に要約することが大切です。
和文英訳のコツ
和文英訳の問題を解くコツは、綺麗に一単語ずつ訳そうとしないことです。
例えば、
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
ということわざがあります。
そしてそれは英語で
Better to ask the way than go astray.
と表されます。
このことわざを一単語ずつ丁寧に英訳すると、おかしな英語になって意味が伝わらなくなるということは容易に想像できるかと思います。
このことわざの意味を考えて、それを英語にしないとこの言葉の本当の意味は伝わりませんよね。
これと同じようなことが、和文英訳ではよくあります。
ことわざは極端な例ですが、同じような問題はたくさんあります。
ただただ日本語を英語にするという作業をするのではなく、日本語を一度かみ砕くということが一番のコツです。
恥という言葉に飛びついてshameとすぐに訳すことがどれだけ危険かはわかっていただけるかと思います。
日本語にとらわれすぎず、かみ砕いた文の意味を自分なりの英語で表すと考えた方が、和文英訳では点数が取りやすいです。
自由英作文
自由英作文は和文英訳と違って、テーマだけが与えられてそれについての自分で考えを英語で表現します。
自分の知っている単語だけを使えばよいという点では、和文英訳よりは書きやすいかもしれません。
しかし、考えるのに時間を使いすぎてしまう人もいるのでそこは要注意です。
自由英作文の勉強法
自由英作文は、何度も何度も書くのが、一周まわって一番効率的な勉強だと私は思います。
そして何度も書いていく中で、自分のスタイルを確立していくことが大切です。
小論文などにも型があるように、自由英作文にも型があります。
どの型が自分にとって一番書きやすいか、どんな時にどんなつなぎ言葉が使えるかなど、自分にとって書きやすいスタイルを見つけることは、自由英作文に使う時間を減らすために大切です。
そして自分のスタイルを確立するためには、いろいろな型や言い回しを知って使ってみることが必要なので、自由英作文は何度も何度も書くことが大切です。
また、周りに添削してくれる人がいるならば、毎回添削してもらったほうが絶対に良いです。
自由英作文のコツ
自由英作文のコツは、事前に自分の考えを準備しておくことです。
自由英作文といっても、テーマは大体限られています。
キャッシュレスの話や気候変動対策の話、自動運転の話に制服の話、、、。
何度も自由英作文を書いてきた方々には、あー、あれねとなるようなテーマばかりだと思います。
このように、自由英作文のテーマってあまりパターンは多くはないのです。
上に書いたようなテーマは本当に頻出なので、それらに対する自分の考えを持っておいて損はありません。
何度も何度も様々なテーマで書くことで、きっと自分の考えはまとまってくるはずです。
そして同じような分野の話が出たときに、無理やりにでも元々自分が持っている考えに話をつなげるのです。
その話のつなげ方のテクニックも、練習して徐々に身についていくものです。
事前にある程度自分の考えを持っておいて、その話へのつなげ方を身につけることで、どんなテーマが出ても焦ることはなくなります。
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