皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の校舎長です!
今回は25年から変わる新課程の紹介をしたいと思います。
特に大きく変わるのは数学と社会と国語と情報の4つなのですが、今回は数学を紹介したいと思います。
こちらの動画で更に詳しく説明しているので、こちらもご覧ください。
新課程と現行課程の比較
数Cが復活
まず大きい変化として数学Cが復活します。
ベクトル・平面上の曲線と複素数平面・数学的な表現の工夫から成り、
理系数学受験生には負担に変化はなく、主に文系受験生の数学に大きい影響があります。
ベクトルが数Cに移行
もともと数Bにあったベクトルが数Cに移行します。
場所が数Cに変わっただけで、共通テストでは今までと変わりなく選択問題の一つとして出題されます。
こちらも理系数学受験生には負担に変化はなく、主に文系受験生の数学に大きい影響があります。
統計的な推測が文系数学受験でほぼ必須
統計的な数学が引き続き共通テストの選択問題の1つとして出題されるのですが、今までは飛ばしていた文系受験生もかなり高い確率で選ばなければならなくなります。
整数問題の大問がなくなり「数学と人間の活動」という新しい単元の一部に
今まで数Ⅰ・Aの共通テストは整数問題と確率と図形の3題の中から2題を選択する形式でしたが、25年からは選択問題はなくなり、確率問題と図形問題は必須に、整数問題は「数学と人間の活動」の単元の一部になり、出るかもしれないし出ないかもしれない状態になります。
なので今まで図形問題から逃げていた人も避けられない状態になりました。
R7年度共通テスト試作問題数ⅠAの問題を見てみると、整数問題は出題されていません。
ただ本番でも出ない保証はなく、大問1か2で出題されても文句は言えません。
教科書の変更点
ベクトルが数Cに移行した都合上、文系受験生も学校の授業で数Cを受けないといけなくなりました。
ベクトル自体は今までも全員勉強していたものなので学習内容にそんなに変化はないですが、教科書に変化があるので面倒そうですね。
共通テストの変更点
数学Ⅰ・A
時間は70分と今までと変更はありませんが、選択問題はなくなり確率と図形問題が必須となりました。
今まで選択問題としてあった整数問題が消えたことになります。ただ、100%出題されなくなる訳ではなく、大問1や2で出てもおかしくはありません。
これまでと同様に整数問題の対策はやりつつ、確率・図形問題へのやりこみが重要になります。
数学Ⅱ・B
選択問題が今までは3題の中から2題選ぶ形式でしたが、
数列・統計・ベクトル・複素数平面の4題の中から3題選ぶ形式に変わりました。
そうなると文系受験者は複素数平面を学校で習わない可能性が高いので、数列・ベクトル・統計を選ぶ可能性が極めて高いです。
統計の勉強にも力を入れる必要があるので文系受験者は負担が増えます。
一方理系受験者は複素数平面の対策をかなりしていると思いますので、数列・ベクトル・複素数平面を選ぶ人が多いと思います。負担も前年となんなに変わらないと思います。
試験時間が60分から70分に変更されます。大問は全てで6問になるのに増える時間は10分だけ。つまり1題を11分で解かないといけないということです。今まで以上に速くて正確な計算力が必要になります。
2次試験の変更点
整数と統計は大学によって出すところと出さないところがあります。なので自分の大学はどうなのかチェックをしておきましょう。
一方ベクトルはどの大学も出すようです。
新課程元年はまだまだ試行錯誤の状態で問題点は多そうですが、難関大学合格のために正しく仕組みを理解し効率よく勉強をしましょう!
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