ブログ

国公立大学と私立大学の違い~それぞれのメリット&デメリット

皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の講師Hです!

国公立大学と私立大学の違い

今回は、国公立大学と私立大学の違いについて紹介していきます!

さまざまな側面から違いをみていき、それぞれのメリット、デメリットなども紹介していきたいと思います。

 

国公立大学と私立大学の違い

金銭面

お金の入った袋のイラスト「円マーク」

金銭面では、本当に大きな違いがあります。

私立大学の方が圧倒的に高いです。もちろん大学にもよりますが、たいていの私立大学は初年度納入金で100万円を超えます。それに対して国公立大学は一律で約82万円です。

一年目でこれだけの差があるので、四年間かそれ以上となれば、大きな差となります。

どちらの大学を選ぶとなれば、金銭面の違いは頭に置いていた方が良いです。

また、入学してからだけでなく、入学試験の受験料も各大学によって違うので、出願の時は注意してみておいた方が良いです。

ST比

先生・講師のイラスト

ST比とは、教員一人当たりの学生の割合を言います。

一人の教員が受け持つ生徒の数が多いと、ST比は高くなります。一般的には国公立大学の方がST比は低く、私立大学の方が高いです。

その値だけで教育の質を語りつくすことはできませんが、教員との距離が近い方が良いという人は、国公立大学などのST比が低い大学に行った方が良いと思います。

学べる学問の種類数

福沢諭吉の似顔絵イラスト

近年、学問の種類が増えてきている中で、珍しかったり新しかったりすると、なかなか専門性の高いことを学べる大学を見つけるのは大変なことがあります。

そのような中で、私立大学では比較的多くの種類の学問を扱っていると言えるでしょう。

例えば、私は関西学院大学の人間福祉学部社会起業学科も受験しました。近年注目されつつある社会起業家ですが、そのことを専門的に学べる大学はまだまだ少ないです。

このように、学びたいことが学べる可能性が高いのは、比較的さまざまな学問を扱っている私立大学だと思います。

 

国公立大学のメリット&デメリット

国公立大学のメリット

メリット①

安い値札を見た人のイラスト

国公立大学のメリットは何といっても安いというところです。

大学生活はなにかとお金がかかります。なので、学びたいことを学べ、行きたい国公立大学があるのなら、最後まであきらめずに粘った方が、その先の大学生活や、奨学金返済などで将来の自分が楽になるかと思います。

また、海外渡航などで休学するとなったとき、国公立大学は基本的にお金がかかりません。海外渡航こそお金がかかりますから、休学中に大学に支払うお金がかからないというのは、大きなメリットだと思います。

メリット②

津田梅子の似顔絵イラスト

国公立大学の二つ目のメリットは、手厚い教育に信頼があることです。

先ほど申し上げたST比を見ていただいても分かるように、一人の教員が抱える生徒の数が少ない分、手厚い教育を受けられます。

授業を受ける分には、生徒数が多かろうが内容は変わらないので、このメリットの重要性は軽視される方もいるかもしれません。

しかし、ST比は小さくて損はありません。質問がしやすかったり、教員との距離が近くなることで様々な相談をできたり、あるいは先生方の研究を直接伺えたり...。

教員と距離が近いと自分の成長につながるきっかけを得やすくなるのです。

そして、一般に国公立大学はST比が小さい傾向があるため、手厚い教育に信頼があることは、大きなメリットと言えるでしょう。

国公立大学のデメリット

デメリット①

受験ノイローゼのイラスト(男性)

受験科目が増えたり、受験が終わるのが遅くなってしまうのは国公立大学のデメリットです。

一般的に国公立大学は受験科目に、国語、数学、理科、社会、外国語の5教科9科目を設定しています。

二次試験は3教科ほどに絞られますが、一次試験が共通テスト9科目なので、どれも満遍なく仕上げる必要があります。

よって、何か大きく足を引っ張ってしまう科目がある人にとっては、厳しい受験になってしまいます。

また、私立の入試が方式にもよりますがたいてい2月頃には終わるのに対して、国公立大学の後期の結果が出るのは3月下旬、前期で終わったとしても3月上旬までは進学先が決まりません。

この受験の長さがなかなかきついもので、実力はあっても周りが合格を勝ち取っているのをみていると、最後まで受験を続ける覚悟が無くなっていき、途中で諦めてしまう人が多いのです。

実際、もともと国公立大学をずっと志望校にしていた人でも、前期が終わったとたんにスイッチが切れてしまい、後期の試験には出席せず、先に受かっていた私立に決めるという人も多いのです。

周りを気にせずに頑張り続けることが必須となるのが、国公立大学のデメリットです。

しかし、長い期間頑張り続けた人にしか得られない最上級の達成感や、見られない最高の景色があるということだけは、国公立大学に通う私から伝えておきます。

デメリット②

一人暮らしのイラスト(男性)

国公立大学のデメリットの2つ目は、長時間の通学時間、一人暮らしになる可能性が高くなるということです。

各県に多くても数校しかない国公立大学は、実際に通うことになる大学が実家から近い場所にある方が珍しいです。

長時間の通学も一人暮らしも正直負担は大きいです。

よって、受かった後のことも考えて受験先を決めるようにしましょう。

 

私立大学のメリット&デメリット

私立大学のメリット

メリット①

自己アピールのイラスト(男性)

私立大学の大きなメリットは、入試方式が多様なことです。

国公立大学と違って、受験回数も自分で決められるし、受験校数も自分で決めることができます。

また、受験科目も選択できるところが多かったり、英検などを利用できることもあります。

このように、たくさんのチャンスや選択肢があることによって、自分に有利になる方式で受験することができ、合格確率を自分で上げることができます。

メリット②

親戚の集まりのイラスト

家から近い大学に通える可能性が高いということもメリットの一つです。

国公立大学は学費が安いものの、一人暮らしをすると、実家暮らしの私立通いの方が安くなることもあります。

また、通学時間は短いに越したことはなく、自分の時間が増えると勉強できたり、バイトできたり、一日をより充実させることができます。

大学生は忙しいですから、実家から通えるというのは大きなメリットです。

私立大学のデメリット

デメリット①

貢ぐ人のイラスト(男性)

やはり学費が高いというのは大きなデメリットでしょう。

もちろん学校にもよりますが、基本的にどこも国公立大学よりは高いです。

留学などをしようにもお金がかかりますし、休学している間でもお金を支払う必要がある大学も多いです。

家庭にもよりますが、私立大学のデメリットとして一番大きいのはお金の問題でしょう。

デメリット②

集団面接のイラスト(就職活動)

国公立大学に比べて、就職に弱いというもデメリットでしょう。

もちろん大学にもよりますし、関関同立などは強いかと思いますが、逆に言うと誰もが知っているような大学でないと、国公立というだけで初めからある程度の信頼がある国公立大学の学生に比べると、少しディスアドバンテージになるかと思います。

そもそも、学歴だけで人を判断するのはもちろん良くないですが、実際社会に出ると学歴で見られてしまうことはあります。

よって、良くない現実ですが、これは頭に入れておいた方が良いでしょう。

 

✅まずは武田塾の無料受験相談を受けてみよう!

武田塾は業界初「授業をしない塾」を謳っています。

しかもその方法で数々逆転合格の実績を上げてきました。

「なぜ授業をしないの?」

「授業をしない替わりに何をしているの?」

「志望校に合格するためにはどう勉強したらいいの?」

「どの参考書を買ったらいいの?」

など、受験に関する相談を全て答えさせて頂きます!無料受験相談

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる