ブログ

【古文】どうしても頭に入らない古文単語の覚え方の工夫4選!

皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の講師Fです!

小野小町

受験勉強も後半戦にさしかかってきています。

さて、古文の勉強は順調ですか?

この夏休み期間に、

 

重要単語や文法といった土台を固めきることはできましたか?

基準は、単語の意味を聞かれたら即答できる!

    「助動詞、助詞の意味や識別が言える!

    「敬語を見たら敬語の種類と意味が言える!

といった感じです。

 

「できた!」と自信を持って言える人はその調子で読解問題に挑戦してください!!

 

「できてないかも…」と思っている受験生の皆さん

単語や文法が固まっていないのに、読解問題に取り組んでもおそらく手も足も出ません。

 

 

そこで今回は、

「夏休みに古文にあまり手を付けられなかった」

「何度覚えても忘れてしまう単語や慣用句がある」

「問題集を解く中で意味を思い出せない単語がある」

「多義語が覚えられない」

「高校1、2年生で古文の勉強を頑張りたい!」

と思っている皆さんに、古文単語や慣用句の忘れづらくなる覚え方を紹介します!

 

 

古文単語の覚え方の工夫を知ろう!

なぜ単語を覚えてもすぐに忘れてしまうのか?

まず、単語を覚えられなかったり、すぐ忘れてしまう理由を、人の名前を覚えるときのことを例に挙げて説明してみます。

 

まず、「小学校時代の友達の名前を1人思い浮かべてみてください」と言われたら誰を思い浮かべますか?

 

思い浮かべましたか?

 

では、「なぜその人の名前が思い浮かんだのですか?」

 

それは、

「その人に関する印象深いエピソードや思い出がある」

「ほかの人に比べて会う回数がとても多かった」

といったことが理由なのではないでしょうか?

 

つまり、単語も同じことで、忘れないようにするためには「単語に意味付けをすること」と「何度も見ること」が大切です。一問一答で単語を覚えてもど忘れしたら意味がないです。

 

記憶に残る古文単語の覚え方1 単語に意味付けをする

それでは、単語に意味付けする方法を4つ紹介します。どの方法が最も記憶に残るかは人それぞれです。自分に合った覚え方を工夫していきましょう!

 

①単語の核(中心)となるイメージを押さえる

核となるイメージ」とは、その単語が持ついくつかの意味に共通しているイメージのことです。

つまり、この意味付けは多義語を覚えるときに特に役立ちます。

 

例えば「ところせし」という単語。

単語帳には「狭い」・「気詰まりだ」・「威張っている、堂々としている」という大きく3つの意味が載っています。

丸暗記するのは辛いので、「核となるイメージ」を考えます。

小さな箱に閉じ込められたとき」をイメージしてください。

ここから連想ゲームをしていくと、

小さな箱に閉じ込められること

    ↓

物理的に「窮屈だ、狭い

    ↓

心理的に「気詰まりだ

    ↓

威張っている」人は心理的に「気詰まりだ

となります。

 

➁漢字に直して覚える

例えば「くもい」という単語。

単語帳には「宮中(皇居)」という意味が載っています。

では、なぜその意味が出てくるのでしょうか?

そこで「くもい」を漢字に直してみると「雲居」となります。

ここから連想ゲームをしていくと、

 

雲は手の届かない天高くにある。

     ↓

地上の人間社会で一般人が永遠に入ることのできない(=手の届かない)場所は「宮中」。

となります。

 

ちなみに、先程の①で例に出した「ところせし」は漢字表記すると「所狭し」になります。

他にも「むげなり」・「かる」・「しるし」・「しのぶ」なども漢字に直してみると意味が分かりやすくなると思います。

 

③現代語と意味が異なる単語やプラスとマイナス両方の意味を持つ単語を特に意識する

 例えば「ののしる」という単語。

 現代語の雰囲気でなんとなく訳すと「相手の悪口を言う、罵倒する」と答えてしまう人がいるかもしれません。

しかし、単語帳には「大騒ぎする」や「評判が高い」という意味が載っています

入試作問者は、こういった現代語とは異なる意味をもつ単語を出題してきます。

 

単語を覚えるときに、「これは現代語と意味が違うな、意味が逆だな、プラスの意味とマイナスの意味を両方持つんだな」と意識しておくだけでも記憶に残りやすくなると思います!

 

他にも「あきらむ」・「こころにくし」・「あく」・「いとほし」・「めざまし」・「かなし」なども注意しておきたいですね。

 

④イラストで視覚的に覚える

目で見たものを映像の状態で記憶できる「映像記憶」の能力が高い人もいます。

そんな人はイラストで覚えるという方法がよいかもしれません。

image5

例えば、武田塾で使われている参考書の1つである

武田博幸、鞆森彰吾著『読んで見て覚える重要古文単語315』はイラストがとても豊富です。

また、先程紹介した3つの覚え方の工夫も書いてくれている参考書なのでオススメです。

 

 

記憶に残る古文単語の覚え方2 思い出す回数を増やす

ここまで記憶に残りやすい単語の覚え方を紹介してきましたが、

もう一つとても大切なことがあります。

古文単語に限らず、英単語にも同じことが言えます。

それは、

工夫して覚えた単語を短期間で何度も復習すること」です。

人間は思い出す作業をしないとどんどん忘れていく生き物です

朝に単語の勉強をしたら、

その日の夜に復習して

次の日にまた復習して

1週間後にまた復習する。

ことを意識してみてください。

 

今回は以上です。

 

✅まずは武田塾の無料受験相談を受けてみよう!

武田塾は業界初「授業をしない塾」を謳っています。

しかもその方法で数々逆転合格の実績を上げてきました。

「なぜ授業をしないの?」

「授業をしない替わりに何をしているの?」

「志望校に合格するためにはどう勉強したらいいの?」

「どの参考書を買ったらいいの?」

など、受験に関する相談を全て答えさせて頂きます!無料受験相談

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる