難関私大を目指す受験生が夏休み何を優先的に勉強すべきか
こんにちは武田塾大泉校です。
今回はこの夏に何を優先して勉強すべきかを
文系で難関私立大学を目指す受験生向けに書いていこうと思います。
結論
まず結論としては基礎固めの夏にすべきであると私は考えます。
難関私大を目指すとなると
夏のうちに長文などの演習をしたい志望校一個下のランクの赤本に取り組みたいと思う気持ちはよくわかりますが、演習イコール成績の伸びではないので、
基礎を完璧にすることを目標にするといいと思います。
英語
では具体的にどのくらいまで終えるべきかというと
英語においては単語帳(シス単やターゲット1900など)を最後まで覚えきる。
また秋や冬の演習の時期は
単語帳を一からめくる時間はないと思うので
今のうちから苦手な単語を書きだした自分だけの単語帳などを夏のうちに作れると今後の勉強の効率化にもつながると思います。次に文法書(ヴィンテージやネクステなど)
一冊分やりきり英文法ファイナル問題集などのアウトプットまでできるといいと思います。
次に熟語帳一冊分、
解釈はポレポレレベルか最低でもマーチレベルの解釈まで終わらせれるといいと思います。
解釈の参考書は長文演習に比べて取り組むハードルは低いと思うのでここまでできるといいと思います。
長文は日大レベルは最低終わらせて、
志望校一個下の長文の参考書まで取り組めているといいと思います。
オススメ英語長文ルールズシリーズです。
国語
次は国語です。
現代文は読み方や解き方を必ず確立させておきましょう。
その後英語の勉強を優先させつつ
三日に一回くらいは最低でも現代文の文章を読み最低でも日大レベルは終わらせましょう。
また、漢字や語彙も必ず覚えましょう。
ひたすらに長文を読むことよりも
読んだ初見の文章で知らない語句が
出てくることを減らすことの方が伸びにつながります。
古文は単語帳一冊分と文法書一冊分を終わらせましょう。
文法は各文法の暗記だけでなく識別など文法単独での出題でも対応できるようにしましょう。
長文は日大レベルまでは終わらせておきたいですが
古文は英語や現代文と違い大学のレベルによって本文の難易度を変えることが
難しいので古文に関しては無理やり進めるというよりは
とにかく基礎を勉強して秋冬で時間がなければ過去問ベースで演習していく方が効果的だと思います。
漢文は最悪まだ手を付けていなくても
間に合いますが参考書を一冊買い最低一周はしておくといいと思います。
社会
最後に歴史ですが、
自分は世界史選択だったのでそれをベースに考えると
日大レベルとセンター試験の過去問で最低八割はとれるくらいに基礎用語を固めましょう。
夏は分厚い網羅性の高い参考書を一周するよりは
センター試験レベルの単語のみ詰まった参考書を
何周もしてかつ歴史の大まかな流れを説明できるようになりましょう。
今は共通テストですが
センター試験の世界史は基礎の確認にとても良いのでぜひ取り組んでみてください。
まとめると演習や応用、赤本に入れるに越したことはないないですが
周りに惑わされずとにかくぐらつきのない基礎を目指しましょう。
今回は以上です。