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受験生必見!社会科目で偏差値70、共テ9割を出す方法!

日本史・世界史で高得点・高偏差値を出すにはどう勉強すれば良いのか

こんにちは、武田塾大泉学園校です!

今回は、共テ10割、MARCH9割、早慶8割の得点を記録した私も実践した、日本史・世界史の成績を劇的に上げる方法をご紹介していきたいと思います。

私立文系受験者であれば、英語や国語が重要ではあるものの、日本史・世界史は超高得点を出すことができれば、受験ですごく有利に働く科目であり、実はほかの教科に比べても成績が伸びやすく、とてもコスパの良い科目なのです。

ぜひ皆さんも日本史・世界史の猛者となって受験を制してみてください!

 

 

 

そもそも社会科目とはどのような科目なのか

そもそも、日本史・世界史と聞いて皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。あまり学ぶ意味が見出せない科目?学校で習った訳のわからない歴史上の人物?

皆さんそれぞれ日本史・世界史に対していろいろなイメージがあると思いますが、受験科目の日本史・世界史は非常にコスパよく勉強でき、さらに成績が伸びやすく得点源としてはとても優れた科目なのです。

しかしながら、そんな優れた科目でも勉強法を間違えてたり、科目に対する認識が誤っていたりすると、なかなか点数が伸びず、頭を抱えて悩んでしまうことになります。

その日本史・世界史の間違った勉強法と認識の中でも最も初歩的で厄介なのは「日本史・世界史は暗記科目でしょ」というふうに理解してしまっているということです。もちろん暗記を前提にしなければいけない科目ではありますが、実は歴史科目は暗記よりも重要なのは「流れ・因果関係」を理解するということです。

それらの点も踏まえて、ぜひ今回紹介する勉強法を実践してみてください!

 

流れや因果関係を理解するとはどういうことか

まず、なぜ日本史・世界史を暗記しているだけでは得点できず成績が伸びないのでしょうか。

答えは、そもそも試験問題で用語の暗記量を問う問題が少ないという事実が挙げられます。実際の試験問題では歴史的出来事の因果関係を答えられるかが求められる傾向にあります。

例えば、摂関政治はどのようにして成立したかと考えたならば、薬子の変が起こったことによって当時の天皇である嵯峨天皇に味方した藤原氏の北家が勢力を伸ばした一方で、この変で敗北した敗北した平城太上天皇に味方した藤原氏の式家は落ちぶれていき、結果的にそれが藤原氏の権力の隆盛に繋がっていくわけです。

しかしながら、この出来事をただの歴史上の点として暗記してしまうとなぜその出来事が起こり、その結果どのように後の歴史に影響を与えていくのかが分からなくなってしまいます。

これらのことを踏まえて、どのように勉強していけば良いのかをこれから紹介していきます。

 

日本史・世界史の勉強方法について

世界史・日本史の勉強方法は大きく分けて2つありますのでそれぞれ紹介していきます。

1.最初に紹介する方法は、歴史の流れを理解するための参考書と暗記用の参考書を分けて使用する方法です。まず、歴史の流れという「骨組み」をつくるための参考書を使っていき、前のセクションで紹介した歴史の因果関係を理解することができたら、その「骨組み」に暗記用の参考書を使って「肉付け」をしていきます。

この方法のメリットとしては、歴史の流れと因果関係さえ掴むことができれば暗記系参考書を使って高い回転率で繰り返すことができるということにありますが、逆にデメリットをあげるのであれば、単純に参考書が多く、手順があって時間がかかってしまうということにあります。

2.次に紹介する方法は、流れの理解も暗記も同じ参考書でやってしまうという方法です。この方法では先に述べた手順の勉強をひとつにまとめてしまうのですが、こちらは手順が少ないものの、流れを掴むために文章をしっかりと読みつつ、用語を暗記していく必要があるので自ずと回転率は前よりも下がってしまいます。

 

流れと暗記を分ける方式

まずは、歴史の流れが詳しく載っている参考書を用意するのですが、社会科目が初学者であり、時間がある方はその科目の漫画から入ってもいいかもしれません

流れの参考書を用意したら、ある程度の区切りのいいところまでの流れを掴む作業を始めましょう。例えば、古墳時代までの流れを一通り理解したとしましょう。そうしたら、暗記用の参考書で流れを理解したその範囲分の暗記を始め、流れの参考書は同時並行で次の単元に移行してください。

イメージとしては流れの参考書と暗記の参考書の単元をひとつずらして進めていく感じです。しかしながらこの方法で進めても一回で流れが完璧に掴めるわけではないので、3週や5周くらいは回すことにしましょう。

 

 

流れと暗記を同時にする方式

こちらでは流れも暗記も同時に行うために一冊の参考書に情報を集約するという作業を行ってもらいます。例えば、私のおすすめである山川の「詳説日本史・世界史」という教科書を用意します。実はこれひとつで日東駒専レベルの知識が身につくのですが、MARCHや早慶といったレベルに対応させるために、この教科書自体をアップデートしていくのです。

というのも、この教科書は記載していない用語が少なくないのです。そのため、一問一答などの用語が詳しく載っている参考書を使い、教科書に載っている用語には青マーカーで塗りつぶし、赤シートで隠せるようにします。載っていない用語に関しては一問一答の☆1までを教科書に書き写していきます

この作業が終わってしまえばあとは歴史の流れを掴みながら暗記していくことができるという優れた方法の1つです。

 

 

どちらかの方法が一通り出来た後のステップ

上記で紹介したように一通り覚えることが出来たら、次は問題演習を積んでいきましょう。ここで問題演習をしてみると意外にも用語の暗記を問う問題が少ないことに驚くはずです。

問題演習は多ければいいという話ではありませんが、本番で実際にはどのように問題が問われるのかを理解しておけば、インプットの方法が改善され、同時にアウトプットの方法も改善されるはずです。

問題演習の時に意識するべきは、どの範囲の問題が解けなくて、それらはなぜ解けなかったのかと分析することです。

これら一連の①インプット、②アウトプット、③問題分析、④改善、⑤ ①に戻る というサイクルを回すことができれば、社会科目の成績は飛躍的に伸びるはずです!

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は日本史・世界史の勉強方法について紹介していきました。社会科目は得手不得手で敬遠されがちな科目ですが、正しく勉強すことができれば非常に強い得点源になってくれるので、ぜひとも社会科目をマスターして、受験を有利にしていきましょう。

 

 

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